さて、みなさん、最近Googleで順位が動いているので、「これはひょっとしてパンダの影響なんじゃないのか?」って思っている人がいそうですが、実はまだ日本でパンダ・アップデートは導入していないとのことです。
鈴木謙一氏の海外SEO情報ブログにおいて、「パンダ・アップデートはまだ日本語サイトには導入されていない」 from Ask Matt! on YouTubeという記事で、Matt Cutts氏が突然Youtubeでライブ配信を行ったということです。
鈴木謙一氏の方では、Matt Cutts氏が行ったYouTubeライブ配信の動画が見れませんが、探してみるとその時の動画を発見したので、載せておきます。このYoutubeでのライブ配信はけっこう長い時間行っていたようで、この動画は恐らくパンダ・アップデートについて語っているところだけです、、多分。
[yframe url=’http://www.youtube.com/watch?v=BaZtvm54r_M’]
残念ながら、翻訳ができない(機能も使えない)ので、ご了承ください。
ですが、海外SEO情報ブログの記事から気になる文章を抜粋させてもらうと、
言語が異なると、たとえばリンクの構造やスパムの状況も違ってくる。
ユーザーに対して質の高い結果を提供できるようになるまで、たくさんのテストをしなければならない。
確かにそうですよね。日本の仕様のものにしないといけないので、それで導入するまでに時間がかかっているようですね。米Googleでは、もう既に導入されていますが、今焦ってGoogle.comで英語の分かる人は上位表示サイトの傾向を調べても、日本でそれがそのまま同じように導入されるとは限らないという解釈もできます。
なので、ここ最近の順位変動はまったく別の更新によるものであると考えられます。この変動で順位が大幅に下がってしまったサイトもあるので、今後パンダ・アップデートが導入されたらどうなるのか、ちょっと怖いです。
いろんなパンダ・アップデートの情報が錯綜しているので、私もてっきりもう導入されたものだとばかり思っていましたが、実際のところは違っていました。まあ、日本で導入してもGoogleが公式発表をするのかどうかすらも分からないので、アップデートへの事前対策はしっかりと行っておいた方が良いです。
最後に、アップデートやアルゴリズムの更新があっても、なくても検索エンジンでは常に順位が動いており、その時その時の検索エンジンにあわせて「最適化」させるのがSEOだということをしっかりと頭の中に置いておきましょう。
~追記~
今回載せたYoutubeのライブ動画は、鈴木謙一氏のツイートで、
パンダの多言語展開については2回(以上)触れていてこれは2回目の方。僕のは詳しく話してた1回目の引用。
http://twitter.com/#!/suzukik/status/73556687155494913
ということが分かりました。