サイト内のリンクは、内部リンクか外部リンクか示していますか

サイトの中でユーザーの想像から離れた動きがあると、ストレスを感じさせてしまう可能性があります。ボタンをクリックしたのにリンクではなかった、実はマウスオーバー処理がされていた。一度訪れたページに再度訪れてしまった。ユーザーが嫌がる項目として、様々な可能性が考えられると思いますが、今回は内部のリンクと外部へのリンクの話です。

内部のリンクなのか、外部へのリンクなのかはブラウザの左下を見れば、ドメインの違いはわかりますが、毎回チェックしないといけないのは、ユーザーにストレスを与えてしまいます。どういう見せ方が一番スマートであるのか、大手のサイトを調査してみました。ポイントはブラウザの左下に表示されるURLを見ずにどちらのリンクか判断できるかです。

まずはヤフーニュースを見てみました。

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”公約違反との指摘も”以下2行は東京新聞、TBS系(JNN)と書かれています。当然外部へ飛ぶリンクだと思いきや、Yahoo!ニュース内の記事に飛びます。一方で”クリスマス前に妥協目指す”以下の2行のリンクはいずれも外部へ直接飛ぶようになっています。非常にわかりずらいですね。

次にGoogleのヘルプです。

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”schema.org”に関しては(英語)と添えられているので、外部へのリンクかどうかは判断できませんが、英語のサイトであることはわかります。こちらは外部サイトへのリンクでした。次に”動画サイトマップ”ですが、こちらはGoogleサイト内、次に”動画アークアップのテスト”ですが、こちらは通常のGoogleサイト内と思いきや、ポップアップ表示+動画でした。上部に動画があったので、まったく想像できませんでした。

次はwikipediaです。

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こちらは非常にわかりやすく、アイコン付で”脚注”4行と”外部リンク”という項目の3行がすべて外部へのリンクです。wikipediaのこの部分が外部リンクでそれ以外はサイト内のリンクということを認識している人は多いのではないかと思います。この形はどのページでも変わらないからです。

サイトの一部分を見て、判断しているだけですが、一番わかりやすい構成になっているのがwikipediaでした。多様な情報の見せ方ができていないと言えばそうですが、シンプルでユーザーにやさしい構成なのではないかと感じました。


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