2013年9月5日 木曜日

用語集やQ&Aページを1ページにまとめるデメリット

小規模なサイトであれば、用語集や、Q&Aページ、または体験談などを1ページにすべて詰め込んで公開することがあります。1行程度の説明であれば、ページとして寂しいし、質の低いコンテンツとなってしまう可能性もある、管理の手間も考えると1ページごとに分けるのは効率が悪いというケースです。コンテンツを今後改善する予定がない、ということであればそれで問題ありませんが、ユーザーからの貴重なデータを取り損ねている可能性があります。

コンテンツの改善は、アクセス解析を見ながら行うと思いますが、URLが同一の場合、どのコンテンツがよくクリックされ、ユーザーに人気があるのかわかりません。段階的にコンテンツの拡充を行っていく際にも、ページを分けておいた方がどの部分を強化していくべきかが明確となります。クリックされにくいようであれば、リンクテキストの改善を行い、ページでのユーザーの動きが悪いようであれば中身のコンテンツ変更や追加などを行う必要があります。

このような1ページに別テーマのコンテンツが複数ある場合に当てはまりますが、javascriptでタブ切り替えや、ウィンドウなどを使用しているケースでもアクセス解析に反映されないユーザーのクリックが起きてしまう可能性があるので注意が必要です。ユーザーの動きは、サイトのコンバージョン率を高める為に必要なデータです。SEOに悪影響を与えるケースもありますが、この程度の内部問題は後々の修正が可能です。

2013年8月31日 土曜日

電話で成約したユーザーのコンバージョン測定

コンバージョン(成果)が会員登録や問合せなどの場合、どういうキーワードで検索したユーザーが成約に至ったのか知ることができます。どれくらいのアクセスに対して成約に至ったかというコンバージョン率も知ることができます。コンバージョン率を知ることができれば、広告費に対してどういう調整をすれば売上を上げることができるのかが明確となり、今後の戦略が立てやすくなります。

ネット完結型のビジネスであれば、何の問題もなく、効果測定と改善が可能ですが、電話での成約が半分以上を占める場合であれば、リスティングの管理画面やアクセス解析を見ているだけでは改善は困難です。メールで問合せしてくるユーザーの属性と電話で直接してくるユーザーの属性がまったく違う可能性もあるので、キーワードごとのコンバージョンデータも完全に信用することができなくなります。

電話番号を複数用意して、キーワードごとに変更し、データを集計することで、電話での成約についてもWEBと同じような効果測定と改善ができるようになります。またキーワードに限らず、テレビや新聞のようなマス広告の効果測定をする場合にも、どの広告がどれだけの効果があったのかを知ることが可能になります。

こういったシステムは以前からありましたが、一般的に利用する企業は少ない印象でした。弊社でも最近クライアントに導入(紹介のみ)した経緯があり、同じようなシステムを扱った会社様と最近2.3社知り合う機会がありましたので、最近ニーズが増えているのかなあと感じています。各社機能や使用方法によってメリットデメリットがありますので、ご興味がある方は連絡を頂ければご説明・ご紹介させて頂きます。

オペレーターがデータを集計した場合、ミスは0%ではありません。また、ヤフーかグーグルか、キーワードは何かと尋ねても、お客様自身が間違ったり、あまり言いたくないという方もいるかと思います。間違ったデータを参考にしていては、効果改善することは難しいです。個人的にはある程度データが溜まっていれば、ずっと継続して利用する必要もないと思うので、初期段階の精査するツールとして今後使われることが多くなってくるのではないかと思います。

2013年7月18日 木曜日

コンバージョンのない、もしくは少ないサイトのキーワード精査

お客様の中には、実店舗への来店が成約というような、コンバージョン設定ができず、キーワードのよし悪しが判断しずらいケースがあります。

アンケートをとって頂いたり、キーワードごとにことなる電話番号を発行するシステムを導入頂くなど、工夫をすれば可能ですが、なるべくお客様に負担をかけたくないところです。

対応方法は、サイト内容によって様々な方法が考えられると思います。例えば実店舗に来店して頂くお客様を増やしたいという場合、コンバージョンの設定を地図のページにしておけば、ほとんどの来店客をカバーできるのではないでしょうか。

また、問い合わせが極端に少ない業種の場合、問い合わせフォームや料金表ページなど、コンバージョンのアシストになるようなベージにタグを埋め込むことで、おおよその目安とすることができます。

googleアドワーズを利用していて、どうしてもコンバージョンオプティマイザを作動させたいという時にも使えるかもしれません。

サンクスページをコンバージョンとした方が、正確なキーワード選定を行うことができます。ただし、どうしても設定できないサイトも多く存在します。

seoで成功する為には、キーワード選定が重要な要素の一つです。過去のアクセス解析やリスティングデータなどを見ながら、どのキーワードの費用対効果が一番高いのかを判断する必要があります。

お客様のサイトが上位化しても、売上に繋がる結果がでなければ、seoを行う意味がありません。ですので、上位化した時に、きっちり成果を上げられるようにアドバイスをさせて頂くことがあります。

そうすることで、seoサービスを長く続けて頂くことができるので、弊社にとっても大きなメリットとなります。

 

2013年3月15日 金曜日

ランディングページの改善に、ヒートマップ解析ツール「CLICK TALE」

通常のホームページであればGoogleアナリティクスで充分サイトの改善は可能ですが、ランディングページの改善にはあまり不向きであるのかもしれません。理由としては、Googleアナリティクスのメインとなる指標が、ページビュー、滞在時間、直帰率など、いずれも1枚もののページに対しては意味のないデータとなっている為です。(滞在時間に関して、直帰してしまった場合には数字が取れません)

では、ランディングページの改善にはどういったツールを使えばよいのか、以前はcrazy eggという動画アクセス解析ツールを使用していましたが、久しぶりに見てみると、どうやら無料プランがなくなっています。ですが、Click Taleというツールで同じようなことができます。制限はありますがテスト的に使用しています。

ランディングページの改善に効果的な項目はHeatmapsとなります。順に説明していきたいと思います。

Mouse Move
ユーザーのマウスの動きを見ることができます。ユーザーは興味のあるテキストや画像にマウスを置く傾向があります。自分の見せたい箇所にマウスが集中しているか確認しましょう。バラバラな状態になっている場合、ユーザーはどこを見て良いかわからず迷子になっている可能性があります。

Clicks
押せないボタンなのに、なぜかユーザーがクリックしているというのは結構あります。ユーザーはその先にコンテンツを期待してクリックしています。その先のコンテンツを用意するか、ボタンや画像が押せないものであるという見せ方をする必要があります。

Scroll Reach
ユーザーが平均どの程度までスクロールしたのかを知ることができます。この数字が低い場合は、ファーストビューの改善を行う必要があるのかもしれません。ユーザーに興味のないキャッチコピーを使用している可能性があります。

Attention
ユーザーがスクロールの中でストップした箇所を特定することができます。ユーザーがストップした箇所は、興味がある箇所である可能性が高く、そのコンテンツはなるべく上部に持ってくる必要があるかもしれません。

動画解析
ユーザーのマウスの動きを録画して、どういった見方をしているのかを解析することができるツール。ユーザー1人1人の動きとなる為、アクセス数が多いとそれだけでも大変な作業ですが、第三者の動きはサイトを改善する上でとても参考になります。

ランディングページの改善に行き詰った方は一度使用してみてはいかがですか。
http://www.clicktale.com/

2013年2月16日 土曜日

ブログはユーザーに過去記事を掘り起してもらうことが必要

ブログは開設時にテーマや目的を決めておかないと、後々のメンテナンスが非常に面倒なことになります。カテゴリは記事が増えると、さらに細分化しなければいけません。カテゴリに該当しないジャンルの記事を投稿する時にも新しいカテゴリを追加する必要が出てくる可能性があります。

なぜ、こういったことをするかというと、新しい最新の記事だけでなく、過去の有益な記事などにもユーザーを誘導したいからです。ブログは特に過去の記事が見られることが少ないと思います。検索機能によって、ある程度の補助はできますが、ユーザーの知識の範囲内でしか表示させることができません。

すでに古い情報になってしまっているコンテンツをあえて見つけやすくする必要はありませんが、今でも通用する記事は、掘り起こしてユーザーに見つけてもらう必要があります。素晴らしいコンテンツであるけれど、検索からしかアクセスが期待できないようでは非常に勿体ないと思います。

目標はすべての記事をみてもらうこと。ですが、中々過去の記事まで掘り起こして見るユーザーはいません。なぜなら探しにくいからです。今後人気を集めた記事などはどんどん掘り起こして、多くのユーザーに見て頂けるようにリニューアルしていきたいと思います。

下記は変更によって改善されたアクセス解析のデータです。

【測定期間】
2012年12月1日~16日
2013年2月1日~16日

【変更箇所】
・記事下に直帰率・滞在時間の優秀な記事を設置
・カテゴリを細分化、件数表示
・全記事表示サイトマップ設置
・人気記事を右上に画像付で設置※2/16に実行

【平均ページ滞在時間】
00:02:50

00:10:49
7:59アップ

【直帰率】
81.64%

76.12%
5.52%アップ

【リピート率】
12.55%

29.66%
17.11%アップ

【ページビュー数】
1.60
2.41
0.81アップ

2013年1月25日 金曜日

サイトに訪れたユーザーを逃さない、直帰率を改善する”11″の方法

直帰率とは、サイトに訪れたユーザーがそのままサイトを閉じてしまう率のことです。直帰率が高いということは、そのページ内で問題が解決できたケース(ビジネスに繋がっている可能性は低い)、或いは目的とするコンテンツがなかったということになります。優れたサイトでも50%以上になってしまうケースが少なくありません。
 
ユーザーの目的とするコンテンツがあったとしても、なんらかの原因で離脱してしまっては非常にもったいない結果となります。下記の項目を参考にして、直帰率を改善してみましょう。
 
1.ユーザーの行動をイメージする
まず、あなたのサイトを訪れたユーザーがどういうページを辿り、最終的にどういう行動をしてほしいかをイメージします。最初にどのページを見てもらいたいか、次にどのページを見てもらいたいか。ユーザーの理想の行動パターンをイメージしてサイトを改善する必要があります。アクセス解析などを見て、理想の行動になっていない場合、導線を綺麗に整備する必要があります。
 
2.ユーザーの探し物を置く
ユーザーはWEBサイトに来る時は常に探し物をしています。その探し物はなんでしょうか。検索エンジンやブックマークなど、あらゆる流入先から来るユーザーが探しているコンテンツをファーストビューには必ず用意するようにしてください。もし用意できなかった場合でも、その方法を示すリンク先やコンテンツを設置しておくことが必要です。
 
3.ユーザーの属性を理解する
あなたのサイトに訪れるユーザーは男性ですか、未成年ですか、また、どんな職業の人に来てもらいたいですか。ユーザーの姿をイメージすることで、用意すべきコンテンツやコピーライティングも明確となります。自分の理想と現状を必ず把握しておくようにしましょう。
 
4.サイトデザインや画像を強化する
直帰率を考える上で、やはりデザインや画像は重要な項目となります。文章でユーザーを引き付けているからシンプルなサイトで充分と思う方もいらっしゃるかと思いますが、テキストよりも画像の方が瞬間的な理解がしやすいのは明確です。ユーザーはサイトを一瞬見た後、自分の探し物がないと判断すればサイトを閉じてしまいます。
 
5.サイト内容とかけ離れた色合いにしない
デザインや色彩は人それぞれでセンスが異なります。個性があることは重要ですが、商品やサービスのイメージとかけ離れた色を使うことは、直観的にユーザーの離脱につながります。サイトに訪れた一瞬で、自分が求めているものと違うサイトだと判断してサイトを閉じてしまう可能性があります。
 
6.デバイスごとのデザインを用意する
PC以外にもタブレットやスマートフォン、フューチャーフォンでアクセスしてくるユーザーがいますが、それぞれのデバイスに最適化されたデザインを用意する必要があります。タブレットやスマートフォンなら大丈夫と過信せずに、表示チェックをきっちりと行い、表示におかしい箇所はないか、フォントサイズは適切かなどを確認しておくようにしましょう。
 
7.サイトの読み込みスピードを改善する
ウェブサイト自体が重いというような状況は最近ではあまり見かけません。ですが、FLASHの読み込みや画像、スクリプトの読み込みで少し時間がかかってしまうサイトはあります。2.3秒以内にコンテンツが表示されなければ、ユーザーは苛立ち、離脱してしまう場合があります。ファーストビューは軽いにこしたことはありません。
 
8.広告を過剰に設置しない
広告は基本的にユーザーに嫌われるものです。広告はあくまでも自然で多く設置しすぎないことが重要です。広告がメインの柱であっても、ユーザーの信頼を獲得することが先決となります。まずコンテンツを見せた後に広告を表示させるようにしましょう。
 
9.無駄な内容を掲載しない
コンテンツが少ないと寂しいですが、だからといって、訪れるユーザーに何のメリットもないコンテンツを掲載することは、直帰率の悪化につながります。深い階層に設置するなど、ユーザーに配慮する必要があります。
 
10.ポップ・アップをなくす
ポップアップは、日本ではあまり見かけることはありませんでしたが、閲覧の前に広告を表示させたり、ブログパーツや外部ツールなどでポップアップさせているサイトを見かけるようになりました。場合によっては使用するべきケースもあると思いますが、警戒心を持たせサイトの信頼性を失う可能性があるので注意が必要です。
 
11.テキストの使い方は一貫する
『リンゴを販売致しております。りんごは青森さんのおいしい林檎です。アップルは1個98円で安い!』なにか違和感を覚えませんか。ページ内のテキストテーマは一貫しておく必要があります。内容が異なるとユーザーは違和感を覚え、離脱してしまう可能性があります。テキストを異なる人が用意した場合は特に注意が必要ですが、同一自分が書いた文書であっても統一性を持つことを意識するようにしましょう。
 

2013年1月24日 木曜日

プロのWEBディレクターなら知っておきたい内部SEO対策5つの法則

※この記事はBloggerで公開しておりましたが、当ブログと統合しました。

世界中には多くのWEBサイトが存在しますが、大きく分類すると目的は、たった2種類しかありません。

非営利か営利か

当然ですが必ずいずれかに分かれます。ビジネスの場合は、商品を売るという直接な目的ではないサイトでも、間接的には商品やサービスを宣伝する役割を持っているはずです。WEBデザインはどうあるべきか、集客の要素であるSEO対策や、ユーザーをコンバージョンさせることを意識することが大事です。

ユーザーの直帰率を10%改善することができれば、売上にも大きく貢献することができるでしょう。検索エンジンの目的は、ユーザーが入力したキーワードから、ユーザーが求めているWEBサイトへ導くことです。それが検索エンジンのコンバージョンです。

1.左カラムか右カラムか

WEBサイトを見る人間の目線はFやZのように動くと聞いたことがありますか。文字は左から右に流れていますので、自然な流れかと思います。重要なコンテンツや情報はなるべく左側におくべきということです。

通販ショップ アマゾンはみなさん御存じかと思いますが、メニューは右、左どちらにあるか思い出すことはできますか?

そうです。メニューは左にあります。

なぜ左にあるのか、アマゾンに来るユーザーの目的は商品です。ただ、数多くの商品の中から自分が購入したい商品を見つけるには、カテゴリが非常に重要な役割を持っているからです。さらに重要な商品ページも、もちろん左側に設置されています。

次にYahoo!ニュースを思い出してください。Yahoo!JAPANのトップページから直接記事に飛ぶ方が多いと思いますが、ニューストップは左に記事一覧が表示され、クリックした後の記事内容も左側に設定されています。

アーカイブなど閲覧される可能性が低いものは右に設置しておきましょう。重要度が高いものは必ず左側に設置しなければいけないということです。

2.テキストはターゲットに合っているか

集客の為にはテキストにも意識をしなければいけません。子供がターゲットのサイトであれば、英語や専門用語を使うべきではありません。また、年配の方をターゲットにするのであれば、フォントサイズを大きくするといった配慮も必要になります。

テキストを作成する時は、男性女性どちらが見ているのか、年齢は何歳ぐらいの人がみているのか、体型は?服装は?など、ユーザーの姿をイメージするようにしましょう。

3.WEBサイトのジャンルに合った色を選ぶ

ふわふわ

この文字を見て、どういった色を想像しますか?青や赤をイメージする人は少ないと思います。ピンク、水色などでしょうか。文字にも色があるように、その業種にも向き不向きな色というものがあります。

ユーザーがイメージする色ではない場合、違うサイトに来てしまったと判断して直帰率が上がってしまう可能性があります。

ユーザーの直帰率というのは以外にも非常に高く、優れたサイトでも場合によっては半分以上がトップページを見た時点で帰ってしまいます。最初のイメージが非常に重要だということです。

4.SEOに向いたサイト構造になっているか

内部リンクはSEOに非常重要な要素です。キーワードを無理やり内部リンクに含めているサイトをよく見かけますが、上位化したいキーワード1つを全ページにまで反映させる必要はありません。各ページは複合キーワードを上位化させてください。あくまで例ですが、下記のような構造でページを作成していく必要があります。

ダメな例)
トップページ:SEO 10位
サブページ:SEO 50位
サブページ:SEO 100位

良い例)
トップページ:SEO 10位
サブページ:Google対策 10位
サブページ:Yahoo!対策 10位

各ページごとに上位化を狙う土俵を分けなければいけないということです。

5.内部リンクは適切に説明できているか

内部リンクのテキストは飛び先のページ内容を適切に説明しているものでなければいけません。

・SEOについて
これでは具体的にどういう内容かわかりません

・SEOの意味を解説
これで何が書かれているか具体的にわかります

検索エンジンに理解してもらうということも重要な部分ではありますが、ユーザーにも分かりやすくすることで、サイトのページビューが上がります。ユーザーが期待するコンテンツが飛び先にあるかどうかを考えて内部リンクのテキストを作るようにしましょう。

また、メニューバーなどのリンクは常にデータを取り、クリック率の高いリンク先を上部に持ってくることでWEBサイト全体が最適化されます。

2013年1月21日 月曜日

SEOサービスのコンバージョンに繋がったランディングページランキング

・SEOについて
・SEOサービス
・会社概要
・お問い合わせ
・上位化実績
 
弊社SEOサービスサイトで、トップページ以外のページでコンバージョンに繋がったページのCVランキング、CVRランキングを公開致します。対象となるのは上記のページたちですが、成約数の高い順番がわかりますか?また成約率の高い順番はわかりますでしょうか。
 
WEBサイトはトップページ、サブページという構成になっていますが、検索エンジンから流入したユーザーは直接サブページに訪れることもあります。コンバージョンは必ずトップページから発生するとは限りません。
 
トップページ以外のページからコンバージョンが発生するということは、その対象ページにも問い合わせへの導線を考える必要があります。弊社のサービスサイトは、あまり検証・改善は行ってきませんでしたが、CVRを意識したサイト構成に変更していく為に、アクセス解析のデータを見てみることにしました。
 
ランキングの結果は以下のような形となります。お問い合わせページに直接飛んでくるユーザーが一番多いという結果になりましたが、お気に入りに入れて再検討した後申込に至ったのではないかと予想できます。
 
ということは、まず改善すべきは、最終コンバージョン地点でユーザーが検討してしまっているということでしょうか。サービス内容も理解した、料金もわかった、問い合わせフォームまできたけれど、なんか違うなあ、ということで、他のSEOサイトへ検討しに行っている可能性が高いということです。
 
それ以外にも問い合わせフォームがシンプルすぎて、どういう入力をして問い合わせすればよいかわからないという所でしょうか。ユーザーの不安点を解消する為に、問い合わせ方法をわかりやすく改善すること、また、問い合わせ地点では当然契約にはならないということを明記しておく必要があるのかもしれません。それ以外にも改善できるポイントを考えて改善していきたいと思います。
 
次にサービスページなどですが、こちらは当然コンバージョンが発生することが予想されますが、問い合わせページへの導線をしっかりと行い、問い合わせはどこからすればよいのかわからないという状況にならないように、複数の問い合わせフォームを設ける、色を変えて目立たせるなどして改善していきたいと思います。
 
【CVランキング】
1.お問い合わせ
2.SEOサービス
3.上位化実績
4.会社概要
5.SEOについて
 
【CVRランキング】
1.お問い合わせ
2.上位化実績
3.SEOサービス
4.SEOについて
5.会社概要

2013年1月18日 金曜日

Dellの売上アップを成功に導いた、たった7つのA/Bテスト

SEOのランディングページでABテストを行いました。内容はファーストビューに移る人物の変更。社内の4人の画像を使ってフェイスを変えてテストしたところ、1~3%のコンバージョンの変化がありました。人物を変更するだけでもこれだけの差が生まれます。キャッチコピーや訴求ポイントの順番など、今後様々なテストによってコンバージョンはさらに最適化できると予測しています。

最近気になったのは下記の記事です。
世界でもトップレベルの売り上げを誇るDellが行った7つのA/Bテスト まとめ

業界に詳しくなればなるほど、一般ユーザーの目線で物事を見れなくなる危険性があるということですね。経験を積むと先入観がどうしても出てしまうので、自分がダメだと思う施策を打ちづらくなります。改めて仮説と検証を繰り返すことがSEOやWEBマーケティングに必要だと感じました。

下記のサイトはあらゆるABテストの結果を公開しているサイトです。
仮定を考える上での参考にしてみてください。

ABtests.com
http://www.abtests.com/

ABテストを行うには、Googleアナリティクスのウェブテストから行うことができます。タグの設置のみで簡単に実施することができますので、興味がある方は是非利用してみてください。以下はABテストについて参考になった記事です。

【WEBマーケター必見】ABテスト事例16選+心構え – NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130457591894883201

A/Bテストの生事例 蔵出し14パターン一気紹介
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/11/07/11397

VOYAGE GROUP のA/Bテスト事例がとてもなく有用な件
http://banana-ad.com/taste-it/article/VOYAGE_GROUP

失敗A/Bテストパターンから価値を生み出す方法とは?
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/01/12200

eコマースA/Bテスト、3つの成功事例から学ぶこと
http://netconcierge.jp/blog/2012/10/eab3.html