2013年2月14日 木曜日

ドメインの強さなんてものは存在しない

ドメインが強いから順位が上がる、ということを聞くことがありますが、これは正しい回答ではありません。間接的にはそういうこともありますが、後ほど説明します。例えば、yahoo.co.jpやgoogle.co.jpのウェブページは、検索結果で頻繁に登場するでしょうか。特にYahoo!は膨大なサイトコンテンツを保有していますが、検索結果であまり見ることはありません。ドメインやサイト単位で評価を与えているとするならば、Yahoo!のような有名サイトは検索結果を占領しているはずです。

一方でwikipediaのように様々なページで上位表示を達成しているサイトがあります。これは、ドメインの力が強いことが原因なのでしょうか。ヤフーとの大きな違いは質の高い(リンクを受けやすい)コンテンツのみで構成されているという点です。なぜ質の高いコンテンツのみで構成していれば上位表示ができるのかということですが、ウェブサイトの構造から説明する必要があります。

ヤフーのサイトは階層構造です。トップページからカテゴリがあり、3層目、4層目というように大きなピラミッドのような構造をしています。階層構造のメリットは、トップページに近いほど内部リンクが集まり、上位表示しやすい構造となっています。デメリットとしては、優先すべきコンテンツと、すべきでないコンテンツの分類が難しく、本来検索エンジンで上位化すべきコンテンツが、下層に埋もれてしまい、うまく内部リンクを渡せない状況になってしまうということです。最新情報のみトップに表示させることで、リンクを集中させることもありますが、継続的なものではありません。

wikipediaは網目構造です。一応カテゴリがあり、階層になっている箇所もありますが、基本的には網目状にリンクが張り巡らされ、内部リンクが均等に行き渡るような構造になっています。網目構造のメリットは、それぞれのページに対して均一な評価を与えることができるということです。wikipediaのような辞典のサイトはすべてのコンテンツが質の高いコンテンツとなる為、このような網目構造が非常に効果的ということになります。質の低いコンテンツが発生してしまうようなサイトの場合では、余計なページにまで内部リンクを集中させてしまいます。

内部リンクと外部リンクは、まったく別のものだとされる傾向にありますが、大きな違いはありません。対象のウェブページに張られたリンクを評価の対象としています。ですので、wikipediaのように、常に近くの内部ページが質の高いものであれば、ウェブページの評価は高いものとなります。ヤフーの場合で説明すると、ページが多くなった場合にはどんどん下層ページに追いやられます。下層ページに追いやられると、内部リンクをもらう為のページも下層ページですので、質の高いページからの内部リンクをもらうことができなくなってしまいます。補足ですが、今回の階層というのはリンクのことですので、URLの階層とは関係ありません。

Yahoo!とwikipedia、いずれもドメインの強さというものがあれば申し分ないものだと思います。ですが、このようにコンテンツと構造の違いで大きな差が生まれています。ドメインの強さというものは特に気にする必要はありません。重要なのはリンクの流れです。内部リンク、外部リンク、それをどのウェブページに渡すのかという部分です。強いドメインであれば、新しい記事を公開した時にすぐ上位化されるという意見もあるかもしれません。ですが、それはただ、そのウェブページが質の高い内部リンクを一気に受けるからです。まったくリンクを張らない形でhtmlを作成して公開しても同じ状況になることはありません。もしドメインの強さというものが存在していたとしても、ほんのわずかなものでしかないということです。gov、edu、infoドメインでも評価が違うと言われることがありますが、同じような理由によって、同意見です。

2013年2月8日 金曜日

日本語ドメインSEOのメリットとデメリット

日本語ドメインとは、

  • http://日本語ドメイン.com/
  • http://病院.com/
  • http://おにぎり.com/

のようなドメインのことです。Punycode表記では下記のような形となります。

  • http://xn--eckwd4c7c5976acvb2w6i.com/
  • http://xn--0rys90e.com/
  • http://xn--t8ji0guf.com/

一時期SEOに効果が高いと言われておりましたが、最近はあまり聞かなくなったような気がします。ですが、アフィリエイトキーワードなどで、ずらずらっと独占させているような例を見かけることがあります。日本語ドメインのメリットとデメリットを挙げてみたいと思います。

 
【メリット】
1.アドレスバーに直接日本語を打ち込んでアクセスできる
2.お客様や取引先に覚えてもらいやすい
3.ドメインを見ただけでどういう内容のサイトかわかる
4.検索結果のインパクトが大きいのでクリック率が高い

 

【デメリット】
1.Punycode表記ではわかりずらいので管理がしずらい
2.Punycode表記では余計にURLが長くなってしまう
3.スパムサイトと勘違いされてしまう(SEOに携わる人だけ?)
4.リンクを張ってもらいにくい

 
SEOに影響がある部分を赤字にしています。メリットとしては、検索結果での日本語表示でしょうか。今では当たり前のようになっておりますが、はじめのインパクトは強烈でした。クリック率にもやはり大きな影響がありました。直接的な検索順位に関しましては、個人的に感じる印象としてはあまりメリットはない、です。マイナスになることはありません。ドメイン名とサイト名がマッチしているので、プラスの効果は期待できると思いますが、以前と比べるとそこまで差は感じません。

先日重複コンテンツの情報を集めていたのですが、いろいろな情報を集めている中でリンクタグを作りづらいサイト様がありました。それは、日本語ドメイン&日本語フォルダ名・ファイル名で運営している方の記事です。URLが非常に長くなってしまい、視覚でチェックすることができませんので、URLをまとめたあとに再度直接アクセスして確認しなければならないということで、リンクを張る側からすると、非常に手間のかかる作業だと思いました。URLを多くまとめていたので、余計にそう感じたのかもしれません。通常はそんなに多くのリンクを掲載することは少ないかと思いますので、特に問題はないかもしれません。

被リンクを獲得するということは、SEOで一番重要な部分であると思います。そして、リンクを張る方は、昨日はじめてホームページを作った人から何年もサイト運営をしている人まで様々です。少しでもリンクを張ってもらいやすい工夫をすることは重要ではないかと思いました。コピーして貼り付けしてください。といったような形でリンクタグを用意しているようなページを見ることがありますが、そういった方法で改善できるのかもしれません。

 

2012年10月31日 水曜日

【続】現在の中古(オールド)ドメイン状況に関するお話

最近中古(オールド)ドメインは需要過多になっているようです。

 

前回上記の記事を投稿しましたが、投稿後もTwitter等で中古ドメインに関する情報を集めていましたのでまとめてみます。

 

中古D取得SEO素人さんの公開されている期限切れSEOドメイン無料紹介ブログで「中古ドメインの需要は高まっているのか?」という記事がありました。

 

結論からいうと、たしかに需要がものすごく在庫切れになっている中古ドメイン屋さんが多かった。約10のドメイン屋さんしか見ていないが、高額販売(PR3で数万円など)をしているところ以外は、ほぼ完売状態。

しかも、在庫を補充しても、かなりの勢いで売れていき、1日後くらいには在庫切れになっている模様です。

 

この記事で上記のようなことが書かれており、在庫切れしている中古ドメイン屋さんが多いようです。

 

 

またインターネットビジネスを行なっている株式会社リーブネットさんのツイートでも需要過多になっているという報告がされています。また中古ドメインを購入する場合はちゃんと理解して買っているのかと疑問視されています。確かに中古ドメインはリスクを伴うので購入される際は十分に注意した方が良いです。

 

 

さらに株式会社ネットピコ代表取締役の中野貴利人さんのツイートでは、現在は中古ドメインを買う人が増えており昔よりも価格が上昇しているようだということが報告されています。価格が上がるということは購入する際は昔よりも安く買えないため困るとも仰っています。これはSEO業者等も同じことなので今は厳しいところではあります。

 

最後に、

 

 

確かに昔よりも無料ブログをサテライトサイトにしているところは少なくなっているようになっています。それだけGoogleのリンク周りが変化しているということでしょうか。

 

2012年10月24日 水曜日

最近中古(オールド)ドメインは需要過多になっているようです。

最近Twitterを覗いていると@johnnystrobe5さんが、

 

 

 

このようにツイートされていました。でも本当に最近中古ドメイン需要が高まっているのでしょうか?

 

そこで@axel_seoさん(某中古ドメイン屋の中の人)のツイートを追っかけていると、

 

 

 

上記のツイートから分かるように中古ドメインを供給しても不足している模様だということが分かります。

 

もし他の中古ドメイン販売屋さんの情報をもってたらこっそり教えてください。

 

しかし、皆さん中古ドメインのどんなことに使われてるんでしょうかね。

 

@tamuuuuuuさんも仰っている通り、

 

 

 

あんなことやこんなことに使われているんでしょうね、、ま、うちもあんなことやこんなことに使ったり….。(自粛)

 

【余談】

 

 

中古ドメインの需要が強まっているということは販売していけば儲かるのではないかと考えてみました。

 

 

ところが@black_hat_seo_さんがこのように返答してくれていたので難しいのかなと思います。本当のところはどうかわかりませんが….。

 

これでもしうちの会社がこの先中古ドメイン販売やってたらごめんなさい。いろんな意味で本当にごめんなさい。

 

 

2012年7月24日 火曜日

ムームードメインでGoogle警告メッセージが届いたドメインは買取可能?

現在ムームードメインさんで、ドメイン買取サービスが開始されています。

 

 

このサービスを利用すれば、このようなドメインを買い取ってくれるのではないかと考えました。

 

しかしWebデザイナーのYATさんに、

 

 

このようにTwitter上で突っ込まれました。確かにムームードメインさんの売却サービスページには買取価格が付かない場合もあるということが記載されています。

 

ただ、本当にGoogleから警告メッセージ届いたドメインが買取できないのか詳しく知りたかったので、ムームードメインさんのお問い合わせフォームから直接問い合わせてみることにしました。

 

すると、フォームから問い合わせて2時間ほどで回答の方が返ってきました。ムームードメインさんのお問い合わせフォームは利用したことがなかったのですが、意外と早く?答えてくれました。

 

Google社や各検索サービスより不正利用警告や情報の削除が行われていましても、それを判断要因としてキャンセルの措置を取ることはございません。

 

買い取りが可能か否かについては、ドメイン査定依頼を受け付けた段階で弊社内でデータの参照を行い、査定依頼を受け付けた後に10日間の期間で確認させていただきます。

 

ご参照のうえ、○○様の不要なドメインについて、いくらの価値がつくかご確認いただけますと幸いです。

 

この返信内容から察するに、買い取って欲しいドメインがGoogleでインデックス削除が行われている、もしくは警告メッセージが届いても、これらを判断要因としてムームードメインさん側がキャンセルはしないということ。

 

だけれども、買い取れるかどうかはムームードメインさん側でドメインのデータの参照を行い判断するようです。

 

これはYATさんの言う通り、

 

 

ちゃんと審査しているようです。また利用するユーザー側でも、買い取って欲しいドメインが今はいくらの価値がつくか確認することが大事です。

 

Googleでインデックス削除が行われている、もしくは警告メッセージが届いているドメインがいくらの価値がつくか、、それはこれらのドメインを買い取って欲しい人が一番良く分かっているはずです。

 

2011年11月27日 日曜日

SEOで使用するドメインの運用について考えてみる。

SEOにおいて、ドメインの運用歴っていうのは、けっこう大切なものであると考えています。運用する期間が長ければ、Googleにおいて、信頼を持たせることができる可能性があります。

 

しかし、ただ単にドメインを取得して、放置している状態でも、Googleにインデックスされた時点で「運用」されていると判断されてしまう恐れもあり、果たしてその場合のGoogleでの評価はほぼない可能性が高いです。

 

ドメインはしっかりと「運用」させて評価をもらうべし!

そうなってくると、しっかりと「このドメインは運用されている」とGoogleに認識させるのであれば、やはりコンテンツというのはとても重要なものになってきます。

 

また、ドメインを昔から取得して、何もしない状態で運用していても、誰からも評価を与えられる機会がなく、さらにGoogleにおいて運用しているドメインに対して評価を与えるリンクもほぼ張られていない可能性があり、これもドメインをちゃんと運用してユーザーから支持されているいろんなWEBページから張られるようにしなければ、本当の意味での「運用」とはならないと考えています。

 

なので、Googleのおいて高評価をもらえるようなドメインにするためには、充実したコンテンツを制作し、Googleから評価されているであろうリンクをしっかりと張られるようにしていかなければならないです。

ドメインはどこで運用がリセットされるのか?

もし仮にせっかく自分の管理していたドメインが、何らかのトラブル等があり、運用歴がリセットされたとしましょう。

 

しかし、この「運用がリセットされる」タイミングはどこなのでしょうか?もしくはGoogleがこのドメインが運用がリセットされたと判断する基準はどこなのでしょうか?

 

一番可能性があるのは、貴方の契約しているドメイン管理会社において、所有しているドメインの有効期限は切れてしまった場合です。もしくは、ドメインの登録者などを参照できるサービスである「Whois」情報が変更された場合が考えられます。

 

これらは、今まで運用していたドメインの登録者から別の新たな登録者に変更されたと確認できる、もしくは別の登録者にドメインが渡る可能性があるので、この場合は運用がリセットされる、もしくはされたと判断できるのではないでしょうか。

 

Googleもこれらのことを判断材料にしている可能性は十分に考えられます。

 

せっかく取得して育ているドメインの運用をリセットしないためにも、有効期限を確認して、忘れずに更新を行うようにしましょう!

 

2011年10月17日 月曜日

SEOで強いドメインの調べ方を考える。

現在のSEOにおいて、「自分の所持しているドメインが、強いドメインなのかどうか?」って、SEO対策を行っている人なら気になるところではあります。そこで、今回は、SEOで強いドメインの調べ方というのを考えていきたいと思います。

 

1.被リンクの状態を確認する。

GoogleSEOにおいても、やはり今の現状でも被リンクの存在っていうのは、大事なものです。自分のドメインにどれくらいの被リンクが付いているのかを、Yahoo.comで、

 

 

このように確認できますが、米YSEというのも、今年いっぱいでサービスが終了してしまうので、ご注意ください。また、被リンクの反映が遅いケースがあります。

 

ただ、この被リンク数だけ確認しても、数が多ければ、強いドメインかというと正直微妙なところもあります。ですので、ここでさらに、OSE(=Open Site Explorer)で、どうゆうアンカーテキストの張られ方をしているのかを確認してみましょう。

 

 

これは弊社のmf-seo.comのアンカーテキストの状態ですが、あまり参考はならないので注意しましょう(笑)

 

どのキーワードが、どれくらいの数で張られているのか、また過剰になっているものはないのかを、チャックして、アンカーテキストの張られ具合で偏りがないものがベストだと思います。

 

2.クローラーの巡回はスムーズか?

Googleで評価が高くなっているドメインだと、クローラーの巡回がスムーズな傾向があります。

 

クローラーの巡回がしているかどうかの確認の仕方(あくまで参考です)

 

1.ドメイン等をGoogleで検索して、「キャッシュ」をクリック。

 

 

2.「キャッシュ」をクリックすると、赤枠のところに取得された日付けが表示されます。

 

 

このGoogleのキャッシュ情報を日々調べていくと、クローラーがどうゆうペースでページを取得しているかが分かったりします。

 

この取得している日付けが、ページを更新した日付けなどと近い場合、クローラーが巡回が早い可能性があります。

 

よって、評価も高くなっていることが考えられますので、SEOで強いドメインかどうかを判断できるのではないかと思います。

 

3.新しく追加したページがどの程度の順位にいるのか?

SEOで強いドメインかを確認したい場合は、作り込んだページを追加してみると、

 

 

弊社のSEOブログの場合では、「SEO テキスト」というキーワードで3ページ目にブログの記事ページが存在していることが確認できました。(2011年10日17日現在)

 

このように難関キーワードなどで検索した時に、新しく追加したページがどれくらいの順位にいるのかを確認してみることで、Googleで強いドメインかどうかをある程度は判断できるのではないかと考えています。

 

強いドメインであれば、弊社のこのSEOブログの記事ページであれば、もっと「SEO テキスト」において、上位表示されていても可笑しくはないと考えています。

 

逆に強いドメインでなければ、かなり順位の方が落ちている可能性があります。

 

 

 

SEOで強いドメインかを調べる方法を考えてみると、これらのことで、ある程度、今現状としてGoogleにおいてドメインが強いのかどうかの基準にはなってくると思います。みなさんが、ドメインの強さを調べる時の参考になってくれれば幸いです。

 

 

2011年9月20日 火曜日

【SEO初心者向け】最近インデックスされたドメインを検索する方法

SEOを行うために、検索エンジン上で「インデックスされる」ということは、とても大事なことです。では、ドメインが検索エンジンにおいて、最近インデックスされたかを検索する方法を考えていきたいと思います。

 

1.調べたいドメインを選ぶ。

今回は、Seesaaブログにて実験のため取得した、

 

 

「SEO会社.seesaa.net」というドメインで、検索してみたいと思います。ちなみにこのドメインは、最近取得したためにコンテンツはほぼ掲載していない状態です。

 

2.検索エンジンでドメインを入力して確認する。

Yahoo!もしくはGoogleで、選んだドメインを検索窓に入力して、検索ボタンを押しましょう。

 

 

すると、このような検索結果が表示されます。この赤枠の「~一致する情報は見つかりませんでした。」となるということは、選んだドメインの情報は、Googleの保存庫において、情報がまだ保存されていないということです。選んだドメインに一致させる情報をGoogleにおいて表示させるには、選んだドメインを含ませるようにして一致させるような情報をGoogleにおいて、保存させないといけません。

 

逆に、一致する情報が既に、Googleの保存庫の中にあれば、

 

 

http://www.mf-seo.com/の場合であれば、このように表示されます。

 

3.対象ドメイン内の文章でも検索してみる。

貴方の選んだドメインの内部で、

 

 

今回のSeesaaブログの場合は、極端な例になってしまいますが、内部で書かれている「SEO会社」という言葉を、Googleで検索してみて、自分のドメインがインデックスされているか確認していきましょう。

 

4.「最近された」を検索するにはこまめに確認

最近インデックスされたドメインを検索する場合は、こまめにまだインデックスされてない状態のドメインを確認していくしかありません。また、Googleのクローラーにおいて、サイトを巡回するスピードが早い傾向があります。

 

さらに、現在Googleに評価に関するアンケートを実施中です。これはGoogleのクローラーも関係してきていると考えているので、できればアンケートにご参加ください。

 

 

 

近日、このSEOブログにて、結果の方を報告致しますので、お楽しみに♪

2011年9月9日 金曜日

今、SEOで効果のある日本語ドメインの見解。

今、巷のSEOブログなどにおいて、「日本語ドメインは効果はある」ということが書かれていたりするんですけど、実は「レーシック」、「賃貸」、「不動産」、「クレジットカード」等のビックワードの10位以内を調べてみると、日本語ドメインが上位表示していることが、9月9日現在では、確認することができないんですよね。

 

他のそこそこ難しいワードなどでは、以前からチラホラと日本語ドメインを使用したサイトが上がってきているということは気付いていたんですが、単に日本語ドメインを取得すれば、上がるかと言えばそうではないと考えています。だから私はそこに対しては特に意識していないんですよね。確かに日本語ドメインを使えば、例えば「青汁」と検索すると、

 

 

現在のところ、1位に表示されているサイトのように、検索結果のドメインの表示のところで、「青汁」という文字を強調した形にはなりますが、それだけで、このサイトは、関連性が高く検索するキーワードに対して、もっとも一致させるとは判断することは、検索エンジンはしないと思っています。ただ、検索するキーワードに対してのサイトでの一致度を高めることはできる可能性があります

 

また、この先、もしSEOで「絶対的に日本語ドメインは効くんだ!」という風になってしまうと、それを悪用しようと考える人は当然出てくるので、検索エンジンが日本語ドメインに対して規制しようとして、順位を下げてくる可能性もなくはないので、そうゆう危険性があるということを認識しておいてください。

 

しかしながら、日本語ドメインを正しく使えば、

 

1.検索結果のドメインを表示させる部分に、日本語名でブランドなどを出させることも可能であり、検索するユーザーに対してアプローチできる機会が増える

 

2.名前を覚えてもらいやすい日本語ドメインの場合は、名刺などに使えば、ドメインを知ったユーザーが検索する場合に、入力の手間なくサイトに訪れることができるかも。

 

 

と、まあ~、いろいろと便利な部分もあります。ですが、日本語ドメインっていうのは、Wikipediaのページから抜粋させてもらうと、

2010年3月1日時点において、汎用「.jp」トップレベルドメインの約75万件の内、約13万件が日本語ドメイン名である

まだまだ少ないんっすよね。まあ、実際に私も、ローマ字の.netとか.comとかを検索結果で見る機会が多いです。今回紹介した「SEOで日本語ドメインが効果あるかもしれない」ってことで、利用する人が増えるかもしれませんが、使うのであれば、「日本語ドメインを使用する目的は何なのか?」をきっちりと明確にして、正しく使っていきましょう。

 

 

2011年8月25日 木曜日

2011年のGoogleのSEOで強いドメインとは?

今年も、もう残すところ、夏も終わりかけて3か月ちょっととなりましたが、昨日、来るべきGoogleのパンダアップデート情報と対策の記事をちょこっと追加させてもらって、そこでも書いてあることなんですけど、まだ日本でアップデートはおいてけぼりなわけで、安心している方もいそうですが、今のうちから、GoogleのSEOに強いドメインっていうのを作り上げていった方が、あとあと苦労しなくて済むかな~と思っています。では、そんなこれからのGoogleのSEOで強いドメインを作るポイントをご紹介していきます。

 

取り扱っているものを増やしオーソリティを強化!

 

Googleがなぜ定期的にアップデートの更新を行うかを考えてみると、やはり検索結果において、Googleが納得できる結果というのを表示していないことが考えれます。では、どうゆうのに納得できていないかというと、品質の低いコンテンツを掲載しているサイトが、検索で上位に表示されていることが考えれます、、ということは、逆に高いコンテンツをドメインに載せていくことがとても重要になってきます。じゃあ、どうゆうのが、品質の高いコンテンツと言えるかと言えば、そのコンテンツを見れば、他のサイトのコンテンツを見なくても、十分納得して帰ってもらえるようなコンテンツだと私は考えています。私もよくあるんですが、ある本を探しに本屋へ行っても、小規模なところだと、探している本が見つからないんですよね。それで結構そこそこ有名で大規模な本屋へ行くと置いてあって、そこへ行けば基本的はどんな本でも揃っているし、小規模なお店へ行く必要がなくなるんですよね。だから、大規模なところがどんどん強くなっていく感じですかね。まあ、これがGoogleにおいてオーソリティが強い理由にもなってくるんじゃないかなと思っています。逆に、小規模なところを大規模なものにするには、取り扱っている本の分野を増やすことが必要なんですよね。これは、ドメインを強くさせることにも関係していて、あるテーマについてのもっと深く調べて取り扱うサブカテゴリってもんを増やしていくことが大事なんですよね。「深く」って書いた理由は、浅くしてしまうと、それだけ貧弱なコンテンツになり、GoogleのSEOで強くならなくなってしまう可能性があるからです。

 

じっくり成熟させることも大事!

 

現状のGoogleの検索結果においても、そうなんですが、長く運営されているものっていうのは、強かったりするんですよね。運営されているのが長いだけに、よい情報を配信していると判断されていることも考えられるわけなんですが、だからと言ってなんでもかんでも熟成さればいいかっていうとそうではないんですよ。時には、じっくり時間をかけて作り込んだものでも、腐ってしまうこともあるんです。なぜ腐ってしまうかというと、無駄なページを増やし続けたり、同じ重複されたページを気付かない間に作っていたりと、不純物みたいなもんが混ざってしまうと、本来持っているものの味を損ねてしまう恐れがしまうことが考えれるので、こうゆう不純物は、気付いた時点で対処すべきです。そうすることで、本来持っているものの味をより濃くしていくことがGoogleのSEOで強いドメインを育てることにも繋がっていくと感じています。熟すまでに時間は当然かかるんですが、人から評価をもらって、上を目指していくためには、エイジっていうのは、大事なものなんじゃないかと思っています。

 

ゴミではなく役立つサテライト作りは大切。

 

やはりGoogleで評価されやすいドメインっていうのは、ユーザーの役に立つことを書いてあったり、便利だなと感じさせられるものなんですよね。だから、そんな評価されやすいドメインから、SEOを行うドメインに向けてリンクを張ることも大事だと思っています。もちろん、それが関連性があることも大切ですが、ユーザーが自分のコンテンツを読んで、初めて評価されるわけですから、ゴミでは当然読まれないので、評価される機会を失っているわけで、そんなゴミなブログがGoogle検索にはいろいろと存在していますが、そんなゴミを役立つものに変化させること(修正・変更)もできるわけです。まあ、リサイクルだったりするわけですけど、そうさせることができるのは貴方(サイト運営者)次第なんですよね。だから、明日から気持ちを切りかえて、育てるドメインに張るサテライトで、ユーザーの役に立とうと思えるコンテンツを作ろうという熱い気持ちがあれば、その気持ちにGoogleはきっと答えてくれると私は思っています。

 

まあ、ざらっとこんな感じですかね。すぐに実行できるものもあれば、そうでないものもあるんですが、GoogleのSEOで強いドメインを作るためには必要なことだと思っています。参考になれば幸いです。