タイトルタグ最適化でアクセスアップする手順

タイトルタグ変更はSEOに影響を与えることがある、と言われることがあります。注意しなければならないケースを除き、タイトルタグを変更することは可能です。また合わせてウェブページ内を変更することも可能です。ですが、できるだけサイト開設時にバシっと一発で決めておくことをオススメ致します。

タイトルタグを作るコツはこちら

要注意の場合ですが、上位化されたばかりの時期には、あまり変更すべきではありません。ここで変更することによってなぜ影響を与えるのかと言うと、SEOスパムでよく行う手口と似るからだと予想します。上位化しやすいサイトでSEOを行い、上位化した後にコンバージョン最適化したサイトをアップするということは多く行われています。ただし、自分の今までの経験では、そういった挙動を行った場合、すぐに順位を落としてしまうケースがほとんどです。そういった動きと間違われてしまう可能性がありますので、上位化後に大幅な変更を行うことに良い影響を与えることは少ないです。

ただし、ウェブページは、タイトルタグも含めて常に改善を行っていかかないといけません。ですので、クリック率が悪ければ、ユーザーがクリックしやすい文言に変更することも必要ですし、直帰率が高いようであれば、コンテンツの拡充が必要となるケースがあります。今回は検索エンジンからの流入キーワードによって、タイトルタグを改善する方法をご説明します。

ウェブマスターツールをご利用の方であれば、すでにご存じの方もいるかと思いますが、ダッシュボードにあるトラフィック→検索クエリから、どのような検索ワードでウェブページに訪れている人がいるのかというデータを見ることができます。まず、上位のページを見てみることにします。表示回数順にウェブページのURLが並んでいます。修正する優先順位の基準として、表示回数の多いものから見ていくようにしましょう。表示回数が多いということは、改善した時の影響が大きいということになります。

ここで見るべき数字は平均掲載順位も考慮しながら考えることになりますが、CTR(クリック率)です。他の数字と比較して低いようであれば、まだまだ改善することができるということです。改善する為には必要な情報があります。そのURLがどういったキーワードでアクセスされているかということです。それは、URLをクリックすることで見ることができます。いくつかキーワードが出てきたと思いますが、ユーザーはこういったキーワードでアクセスしているということがわかります。キーワードを見渡した時のユーザーの目的は、今のタイトルタグによって解決できる情報でしょうか。そうでないならば、適切なタイトルタグに変更するようにしましょう。

また、データは期間を設定して表示することができるので、変更前のクリック率を記録しておいて、変更後改善されているのかいないのかを見ながら、修正していくようにしましょう。上位20ページ変更するだけでも、大幅な改善ができます。


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