GWも終わり、もう5月も中盤ですねー。来月はもう6月で、1年の半分が過ぎようとしています。特にSEOをやっていると、本当にあっという間に時間が過ぎていってしまうように感じてます。
だからこそ、SEOでの対策ってのは長期的に考えていかないと、いけないものだと、改めて実感させられます。その長期的な計画で進めていくなかでも、やはりGoogleは「これでやろう!」って決めて計画を始めた時点のものとは、アップデートなどの検索結果の改善を行っているので、サイトを修正したりする必要も当然出てきます。そんなサイトの修正なども、念頭に置いて検索エンジンでどう上位表示させていくのかを考えていかないといけないんだろうなと思います。
そんな以前からGoogleでの上位表示を計画しているという人もいるでしょうが、その計画の障害となる日本でまだ導入されているのか謎のパンダ・アップデートですが、これをやる目的の中に、質の低いサイトの順位を落として、Googleの検索結果において最適化を行うというのがありますが、今日、鈴木謙一氏の海外SEO情報ブログの「直帰率が高いページはパンダ・アップデートで質が低いとみなされる?」という記事を読んでいて、「なるほど!」と思いました。確かに、あるキーワードで検索してくるユーザーに対して、オーガニック検索で上位表示されているサイトをクリックしたときに、「このページは私の求めていることが書いていない・違う」とすぐに帰ってしまったら、そのページは質の低いと判断される可能性はあるのかなと思いました。ただ、本当にみんながみんな同じように「このページは違う」となるのかなと考えました、あと「このページは違う」から、それが本当に質が低いものだと言えるのか?
「このページは違う」となる場合は、恐らく自分の検索したキーワードと、サイトのコンテンツが一致していない場合に引き起こされるものだと考えられるので、サイトのテーマやキーワードを明確にして、それに合ったコンテンツを作っていくことが大事になっていきます。それか、サイトのコンテンツが、上位表示させたいキーワードと違う場合は、サイトにのせているコンテンツのキーワードで絞ってSEOをする必要があるのではないかなと感じました。もちろん、他にもこのサイトは広告が多いページで、自分の求めていることがちょっとしか書いていない場合も「これは違う」となるかもしれませんけど。
この直帰率の高さを上位表示させる要素に取り入れてしまうと、鈴木氏も書いていましたが、操作もされやすく、ライバルサイトの順位を落とすことや、逆SEOにも使われてしまう恐れがあります。ちょっと前に流行った?(流行っている?)攻撃的SEOの○○○○モンスターみたいな感じのライバル広告費を削っていく業者が増えるかも。今回のパンダ・アップデートでも、直帰を見ているとすると、日頃からこのSEOブログなどのアナリティクスを見ていますが、ますますSEOとアクセス解析は切っても切り離せないものになっていくんだろうなと思いました。今後は、アクセス解析とさらに睨めっこになってくるかな、、。
最後に、鈴木氏の今回の記事から、もしかしたら今後は私のところのようにSEOを成果報酬でやっている会社などは、外部リンクよる対策より、クライアントのサイトのコンテンツをアクセス解析を見ながら、ここはこう改善した方が良いですかというコンサルティング的なものへと移っていくんじゃないかなと、今実感しつつあります。これをやるにもけっこう難しい部分もあるので、またいろいろと考えないとなあ。
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