「YDNサーチターゲティング」使用後の感想

YDNに新しい機能、サーチターゲティングが登場しました。ヤフーで特定のキーワードを検索したユーザーに対してセグメントを行い、リマーケティングとしてディスプレイ広告を表示させるという、新しい形のリターゲティング広告です。8/19に登場後、すぐに設定して1週間が経ちましたので、感想をお伝えしようと思います。

まずイメージと異なった点は、完全一致ではなく部分一致であること、「seo 意味」というキーワードで検索したユーザーと、「seo 料金」というキーワードを検索したユーザーとでは、ユーザーの目的は大きく異なります。やはりといった感じですが、コンバージョン率はあまり高くありませんでした。この辺の細かい設定まですることができれば、かなり費用対効果が高くなるのではないでしょうか。

次にある程度のボリュームがないと、キーワードとして設定できません。イメージとしては、ミドル~ビッグキーワードでないと設定ができないと理解しておいてください。まだそこまで詳細な設定はできませんので、効果としては、ターゲティングとリターゲティングの中間というような位置づけになるのではないかと感じています。

スマートフォンとタブレットの予測リーチ数が出力される点は、出稿前の参考として有益な情報になります。ちなみにリストに関しては、リターゲティングのようにタグを埋め込んで蓄積していくものではありません。過去(どこまで遡るのかは不明)の履歴に基づいてリスト化しているユーザーに対して配信しますので、リストを貯める必要はなく、すぐに広告を開始することができます。

今後の機能追加に期待したいと思います。


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