海外WEB戦略戦術ブログさんで、「SEOmoz発表、2011年のGoogle上位表示はここが大事だった」という記事を読んでました。
そして、この記事の中で、ちょっと気になることが書かれており、それは何かというと、
検索結果からのCTRも見ている模様
ということです。そしてこれがもしかしたら影響しているんじゃないかっていう現象を本日確認しました。
それが「ヘルタースケルター」というキーワードで、このキーワードは1月11日に沢尻エリカさんが主演することで話題となり、Googleで「ヘルタースケルター」と検索するユーザーが増えていると考えました。
実際に、
1月11日付けのGoogleでの「今日の急上昇ワード」の上位にランクされていることを確認しました。
この急上昇ワードにランクされる直前ぐらいまでの「ヘルタースケルター」というキーワードのGoogleの検索結果が、
上記のようなもので、1位にアマゾンの「ヘルタースケルター(漫画)」のページが存在していることが分かりますが、急上昇ワードにランクされていた後の訪れているユーザーが多くなっていると考えられる検索結果を見てみると、
上のように、1位に表示されていたアマゾンの「ヘルタースケルター(漫画)」のページが3位になっていることが確認でき、「ヘルタースケルター (漫画) – Wikipedia」のページが1位になっています。
これは、もしかすると沢尻エリカさんが主演することで話題となり、沢尻エリカさん自体は知っているものの「ヘルタースケルター」というものが、「どういったものなのか?」という情報を探しているユーザーがGoogleで「ヘルタースケルター」というキーワードを入力し、「ヘルタースケルター」という商品を購入できるサービス系のウェブページよりも、「ヘルタースケルター」をいうものがどうゆうものかという情報を載せているWikipediaのページをクリックするユーザーが増えたために、検索結果からのCTRが高まり、結果的にWikipediaのページの方が上位に表示されるということが起こってしまったのではないかと考えました。
さらに、ここで面白いのが、Twitter上でアマゾンの商品ページと、Wikipediaのページで1月11日付けにどのようにツイートを見てみると、
このように、アマゾンの商品ページの方が圧倒的にツイートされているのが分かるにも関わらず、1位から3位に順位が下がっている。
そして、翌日の1月12日、再度「ヘルタースケルター」の検索結果を確認してみると、変わらずWikipediaのページが1位に表示されてました。
また、
映画の「ヘルタースケルター」公式サイトが、11日は2ページ目に表示されていたのですが、12日には1ページ目に表示されるようになっていることを確認。
TwitterでサイトのURLで検索してみると、いろんな人からツイートされていましたが、ウェブ戦略専門情報ブログさんでも書かれていることですが、Shareをたくさんされているからといって、上位表示されるわけでもなく、他のリンク要因が影響していることも考えられます。
さらに、今回の「検索結果からのCTRも見ている」というのは、米国Google(パンダアップデート導入後)でのことであり、日本ではなく、「ヘルタースケルター」の件も微妙に順位が上がったりしたり、下がったわけなので、なんとも言えないところもあるんですが、SEOmozが発表したということは、「検索結果からのCTRも見ている」と少なからず考えていたりするわけで、見ている可能性もあるんじゃないかと思った。
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※この記事は、私の見解ですのであくまで参考として読んでください。※
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