SEOで被リンク効果の「上がる」と「上がらない」を考える。

GoogleでのSEOでは、内部コンテンツの充実はもちろんのこと、被リンクも重要なものであることは、いろんなSEO関係者が言っていたりしますが、そんな被リンク効果においても上がらないものと上がるものが出てきたりするんですよね。

 

でも、この違いってどこにあるのでしょうか?今回はこれについて考えていきたいと思います。

 

1.サテライトサイトの状態はどうなっているか?

被リンク効果で、検索結果の順位が上がる、上がるないを考えた場合に、ここを考えてみるべきだと思います。「文章の量が多い」などで質が良いという風にとらえるのではなく、テーマに沿った内容で専門性の高いものになっているのか、またはユーザーにとって有益な情報を配信しているかどうかもサテライトサイトの状態を見るときに考えて、自分の管理しているものが不十分だと思える場合には、改善していく必要があります。また、そのサテライトサイトには、どのようなサイトからリンクをもらっているのか、さらにどのようなサイトにリンクを発しているのかも、チェックしてみましょう。明らかに不自然なリンクのもらい方をしている場合は、サテライトサイトを育てていく上で、悪影響が出てくる可能性もないとは言えません。

 

2.対策しているページの状態は良いか?

被リンクでの対策を行う上で、やはり今のGoogleでは、上位表示を狙うために対策しているページの状態も影響して、上がるものや上がらないものが出てくると考えられます。ここで順位を上げるためには、検索結果内での恐らくGoogleがユーザーを満足させるために考えているいくつか審査項目を満たすようなクオリティの高いページにしていくことが、被リンク効果を上げるためには必要であると感じています。ここでの項目を何個かクリアできなければ、ページ自体の評価が下げられてしまう恐れもあるのではないかと考えています。

 

3.リンクエイジの影響もあるのか?

被リンクでの対策を行っていくと、すぐに対策しているページに張っても、なかなか順位が上がらないケースもあります。しかし、時間が経過すると、じわりじわりと順位が上がってくることもあります。これがリンクエイジなわけですけど、これはひょっとしたら、「Google検索内で対策しているページは、じっくり時間をかけて評価を上げていきましょう!」と教えてくれているのかもしれません。もしくは、「被リンクよりも、上位表示させるためのページの内部を作り込んでいきましょう」と知らず知らずに伝えてくれている可能性もあります。まあ、古くから吉報は後からやってくるなどと言われていたりする?ので、リンクエイジの効果を期待するなら、慌てずじっくりと対策の方を進めていった方が良いと言えるかもしれません。

 

 

被リンク効果において上がらない場合は、以上のことを参考にして対策してみると良いかもしれません。では、また次回お会いしましょう。

 


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