よくSEOをやり始めた初心者の頃は、検索エンジンで上位表示させるということにおいて、面白いように順位が上がっていたんですよね。外部リンクを付ければ、その当時は今よりも評価してくれていたから。だから、ついついそれが面白くなってきて、どんどんリンクを増やしていけばいいものだと勘違いしまっている自分がいたのかなと、今、あの頃を振り返って、考えてみる。SEOはただ単にリンクを増やして最適化させるものじゃないんです。「リンク=最適化」って考えている人も未だにいそうですが、リンクっていうのは、「ウェブページとウェブページを結び付ける」ものであり、検索エンジンが「このウェブページは最適である」と、サイトを評価するというのは、その先にあるものだと考えています。ウェブページ同士を結び付けることで、そこを介して、ユーザーが見に来ることで、「おっ!このページは興味深い・面白い」と評価する。検索エンジンも同じように、お互いに繋がったウェブページなどを介して、見に来ることにより、サイトに評価が与えられるもんじゃないのかなと。
だから、リンクとなるページにも、リンク先のページにおいても、ユーザーが興味を持ってくれる(面白い)コンテンツを置かなければいけない。また、そのコンテンツにおいても、双方のウェブページで、関係のあるものにしておくことも大事である。例えば、リンクとなるページが「病院」の情報を掲載していて、リンク先のページが「音楽」の情報を掲載したものになっていると、これは関係がまったくない。だから、評価としては薄くなってしまう。なぜかといえば、リンクとなるページがもし、「病院」というワードの検索結果で上位表示しており、そこからアクセスしてくるユーザーというのは病院のことについて、興味がある(知りたい)のがほとんどであり、ページに音楽のページとリンクさせていたとしても、ユーザーはそこへ移動するとは考えにくい。もし仮に移動しても離脱する率が高くなってしまう。
しかし、同じ「病院」の情報を載せているページでは、このリンクの先にも、同じことについて書かれているから、「もっと面白い情報が発見できるかも」と先のページに移動する可能性は十分に考えられる。また離脱する可能性も低くなる、、ということは、検索エンジンがリンク先のページでどちらを評価するかと言えば、両方のページで関係のあるページとなっているものの可能性が高い。なので、SEOにおいて、「関連性のあるウェブページ」の方が、自然であり評価が高くなると言われている、これもあながち間違いではないと私は考えている。SEOでは、今回のようにリンクのことや、ウェブページのコンテンツのことについて検索エンジンで「最適」な状態であることを考えていくことが検索エンジンでの評価を高め、順位を上げることにおいて大事なことである。
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