ちょっとあることを発見したんですが、「電子署名及び認証業務に関する法律」という文章をGoogleで検索すると、
以上のような検索結果が表示されます。それで、赤枠の2つがあるんですが、これまったく同じタイトルタグで、載せているコンテンツもほぼ一緒なんですよね。
ほぼ一緒でも、1位と6位という若干の差があるのは、なぜだろうかって2つのページについて調べてみる。
1位に表示されているページ(URL:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H12/H12HO102.html)
文字数:12703文字
Yahoo! Site Explorer InLinks:115
6位に表示されているページ(URL:http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/digitalsign-law.htm)
文字数:12522文字
Yahoo! Site Explorer InLinks:62
こんな感じだった、これだけ見ると、被リンクが1位に表示されているページは多いため、検索結果で1位になっているのだと考えてしまうが、これ以外のサイトの被リンクを調べてみると、
このような結果になる。1位に表示されているページよりも被リンクが多いものがあるが、それが4位、7位に表示されていたり、少ないものが上位に表示されています。
他の上位表示されている要素を探ってみると、1位に表示されているページは、「go.jp」という日本の政府機関、または各省庁所管の研究所や特殊法人、独立行政法人が取得できるドメインであり、とても信頼性のあるドメインであることが、影響している可能性もあるのではと考える。しかし、6位に表示されているものも、「go.jp」のドメインを使用している。1~10位までを見てみても、「go.jp」を使用していたり、特殊法人などが取得できる「or.jp」を使用しているものも確認できた。なので、何らかの影響はありそうだが、これだけではなさそうであると感じた。
そして、あることをちょっと考えてみる、もし今1位になっているサイトが一番古くから存在していて、しかもタイトルがこちらの検索した文章である「電子署名及び認証業務に関する法律」と完全一致されているため、Googleがユーザーが検索した場合にテーマに沿って書かれているもので適切だと判断されて、1位になっているのではないかと、そして後から作られた可能性のある6位のページがそこの位置になってしまっている。これは、QDD(QDDについてはこちらのページを参照)の影響もあるのではないかと考えました。
最後に、この2ページの内部を見てみた時に、1位のページは、内部リンクを設置しているが、6位のページは一切設置していない。これも順位を決定する上での要素の1つになっている可能性があると考えました。
みなさんは、どうしてこうゆう差が生まれると考えますか?
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