内部対策と外部対策に対する比重説明は順位に対してではない

内部対策と外部対策の比率はどれぐらいですか?「3:7ぐらいですかね。最近では4:6ぐらいで内部の比重が高くなっている傾向にありますね。」というような会話を自分自身することがあるのですが、作業レベルでの比重ということでしたら、さほど遠くはないのですが、順位に対する検索エンジンの評価という部分だと認識されている場合には誤りがあります。

なぜなら、加点方式ではなく、ペナルティを加味した上位表示を無視してしまっているからです。それぞれの対策が別々のものではなく、SEOは総合的な状態を見て判断していくべきですので、項目の比率で表すことはできません。イメージを掴んで頂くために、対策状況と順位予測を下記に記します。

内部対策10点、外部対策10点=圏外
内部対策10点、外部対策50点=圏外或いは20位以内
内部対策10点、外部対策100点=圏外或いは10位以内
内部対策100点、外部対策10点=100位以内
内部対策100点、外部対策50点=20位以内
内部対策100点、外部対策100点=10位以内
※あくまで参考です。

内部対策が十分であれば、順位の安定にもつながります。外部対策に対して正当な評価を得られる可能性が高くなります。実際は内部対策や外部対策に100点はありませんが、問題となる箇所(ペナルティとなる要素)を改善することで100点に近づくことができます。

余談ですが、たまに他の方のseo本やブログを見てみると自分の意見と違うことが結構あります。これは自分と他人だけではなく、SEOで知名度が高い方、それぞれを比較しても大きく違うことがあります。

最終的には結果がすべてであり、検索エンジン側が推奨する方法以外の考え方は、話半分ぐらいの意識で理解しておいた方がいいのかもしれませんね。


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