SEOをしていると、あれこれ施行錯誤してなくてはいけないことが多いと感じる検索エンジン最適化技術担当の小林です。
日頃から、お客さんが依頼してくれたキーワードの順位をチェックしているんですが、40~50位ぐらいをうろうろしているサイトや、400位以下でこれはサイトの内部ぺナルティだろうと感じているもの、いろいろございます。
また依頼したサイトでキーワードの順位が圏外のものもちらほらありまして、そんなサイトを調べてみると、検索エンジンのデータベースに自分のサイトが「インデックス(登録)」されていないという原因のものがあります。検索エンジンのデータベースに登録されていないということは、当然どんなキーワードで検索をしても検索結果に表示されないです。表示させるためには検索エンジンにサイトを登録させることが必要になってきます。
では、インデックスさせるために、必要なこととは何でしょうか?
まずは、サイト自体の被リンク(バックリンク)を増やすということです。もちろんこれは、既に検索エンジンにインデックスされているウェブサイトからのリンクをもらうことが重要となってきます。では、なぜ既に検索エンジンに登録されていないものでないといけないのか、、これは既にインデックスされていると検索エンジンのクローラーが定期的に巡回してくれるというお墨付きを頂いているです。そこに自分のサイトのリンクが張ってあれば巡回したときに自分のサイトへの道が出来て、発見されやすくなります。このクローラーの辿り道を増やすことで、サイトがより発見されやすく、そして評価されやすくなり結果としてインデックスされるのです。
また、サイト自体のページ数を増やすことも1ページ1ページが検索エンジンにインデックスされれば当然そこからクローラーが辿りやすくなり、結果トップページなどもインデックスされていきます。リンクにもいろいろなリンクがあるので、簡単に外部リンクを作れるとしたら、ソーシャルブックマークサービスや、無料で使えるレンタルサーバー、ブログ、プレスリリースなどがあります。こんな外部リンクたちに、自分のサイトを張っておけば、今のGoogleのクローラーというのは、巡回してくるのが速いので、数時間でインデックスできると思います。自作自演リンクにはなってしまいますが、今でもやはりインデックス効果は高い傾向にあります。
あとは、サイトマップの設置ですかね。1つのページがインデックスされて、そこにサイトマップがある場合に、検索エンジンのクローラーが巡回して、他のページもインデックスされやすくなるというものです。これは、htmlファイルで作るものと、xmlで設置するものがあり、両方設置しても問題はないので、私は両方を設置しておくことをお勧めします。これは、、Googleのウェブマスター向けガイドラインにもちゃんと「サイトマップを使用することでサイトの構造を認識させて、ウェブページを検出しやすくさせます。」と書いてあるので、インデックス対策には効果が期待できるでしょう。
でも、こんなインデックス対策を行ってもまったくインデックスされない場合もあります。その場合は、WEBサイトがアップされているサーバーを見てみましょう。もしかすると、「robots.txt」と表示されているファイルはありませんか?1度、このファイルの中身を見てみましょう。
”
User-agent: *
Disallow: /
”
上記のような記述がされている場合は、すべての検索エンジンロボットは、/ ではじまる全てのファイルはインデックスを拒否するものなので、このファイルを消すとインデックスされるようになります。
他にもHTMLファイルのヘッダーに、
「<meta name=”robots” content=”noindex,nofollow”>」
と記述されているものも、いくらリンクで評価しても、ロボットにこのWEBページをインデックスしないでくださいと言っているので、見つけた場合は外してください。この場合はnoindex(インデックスさせない)、さらにこのサイトはnofollow(評価しない)となっているので、「私のサイトをインデックス・評価させてくださいよー」と検索エンジンに伝えるようにサイトを修正する必要があります。
最後になりますが、インデックスされやすいウェブサイトを作るコツはやはり、自分がどうゆうサイトであればそのサイトを評価したいと思えるのかを考えて作ることです。そうすれば、他のユーザーからも良い情報を提供しているので、ナチュラルなリンクが集まりやすくなり、自然とインデックスされていくものです。そんなサイトは、上位表示されても順位にブレがないと私は思っています。
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