上位化されては消えていくアフィリエイトサイト。特に収益性の高いキーワードは安定して上位化しているサイトは数少ない状況です。どうすればユーザーに有益なサイトとして長く上位に君臨することができるのか考えてみました。まず、こちらがグーグルアドワーズの公式ブログ「ブリッジページについて」です。
http://adwords-ja.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html
ブリッジページとは、ただアフィリエイトサイトなどに誘導する為だけに作られたサイトで、そのサイト自体に有益な価値のないサイトのことです。こういったサイトはグーグルアドワーズで広告出稿することはできません。
検索エンジンが有料広告でも掲載させたくないと考えているということは、自然検索でもこういったサイトを排除したいと考えているはずです。検索エンジンはユーザーの利便性を常に考えているということですね。では具体的にどうすればよいのでしょうか。Googleは次のような例を示しています。
・絞り込み検索機能
・並び替え比較機能
・一括資料請求機能
つまり、目的のサイトへ行く前に参考となる情報を提供することができるかどうかがポイントとなります。ツールや情報を掲載するにしてもコンバージョンする上で参考になったと思ってもらえるかどうかです。アフィリエイトサイトはどうしてもユーザーの利便性よりも本サイトへの誘導へと力を入れてしまいがちです。ただ、それが検索順位にも悪影響を与える可能性があるかもしれません。
アフィリエイト向けのキーワード検索が今後なくなることはありませんし、検索エンジンがアフィリエイトサイト自体を嫌っている訳ではないと思います。ただ、不必要なサイトを排除したいという意図が感じられます。
トップページにランキングがどーんと掲載されているサイトは危険度が高いかもしれません。Yahoo!リスティング広告では、アフィリエイトのランキングサイトは許可されません。順位に根拠がない為です。比較サイトであれば特に問題なく掲載可能です。
リスティングとSEOのガイドラインはまったく関係がないかもしれません。ただ、検索エンジンの目的は変わらないと思いますので、一度リスティング広告のガイドラインに目を通してみてはいかがですか。
アフィリエイトサイトのSEOを攻略する、ブリッジページからの脱出
関連性の高いサイトからのリンクが危険な理由
関連性の高いリンクを求めるクライアント様は非常に多いのですが、効果の高すぎる施策は必ず危険が伴うということをご説明するようにしています。弊社でも今までに関連性の高いリンクでの実験を何度も行ってきましたが、あまり大きな成果を上げることはできませんでした。
SEOに効果がある施策はいくつもあります。ただし、過剰になってしまうと不自然となり、ペナルティの危険があり、上位化の妨げになる可能性があります。SEO対策はあくまで自然に行うことが重要となります。
では、なぜ関連性のあるリンクが不自然かを考えてみます。例えばマクドナルドにリンクをするページはどのようなページでしょうか。考えられるページは下記となります。
・マクドナルドの関連会社
・マクドナルドのPR・広告
・ハンバーガーの競合他社
・マクドナルドの専門サイト
・ニュースサイト
・個人サイト・ブログ等
など
他にもたくさんあるかと思いますが、ざっとこういったサイトからのリンクが考えられます。この場合、関連性の高いサイトはどのサイトでしょうか。また、その比重が高すぎる場合に不自然とならないでしょうか。通常、消費者である個人サイトからのリンクが多いはずです。全体のリンクのほとんどがマクドナルドの専門サイトやハンバーガーの競合他社のように関連性の高いリンクばかりをもらうことはできません。
これは、BtoCだからということではなく、関連性の高いリンクだけ集めるということは、一般ユーザーにリンクをさせない方法を考える必要があり、そういった行為に評価の比重を置くことは考えられません。検索エンジンのアルゴリズムは1つではなく、複数の項目によって成り立っている為、突出した対策を打つことはどのような対策であってもリスクが伴うということを覚えておきましょう。
下記のように過剰な考え方になっていませんか。
・タイトルタグはSEOに効果が高いのでキーワードを4つ入れよう。
・本文にキーワードを含めるとSEOに効果が高いのでできる限りキーワードを入れよう。
・アンカーテキストにキーワードを含めるとSEOに効果が高いので必ず入れよう。
・リンクを集めることはSEOに効果が高いので相互リンクやリンク購入で大量に集めよう。
・ページ数は多ければ多いほどSEOに効果が高いので1万ページ作ろう。
・IP分散はSEOに効果が高いのですべてのIPを被らせないように完全にバラバラにしよう。
・関連性の高いリンクはSEOに効果が高いのですべて関連性の高いリンクだけにしよう。
一風堂のリターゲティング戦略による『O to O』成功事例
今は一風堂が近くにないのであまり行かなくなりましたが、2.3年前は1カ月に一度は行くというリピーターでした。最近博多のラーメン屋さんの細麺が大人気ですね。
O to O(オンライン・ツー・オフライン)という言葉を近頃よく耳にするようになりました。WEBから実店舗へ誘導するという戦略ですが、WEBからピンポイントで来店まで結び付けるということは、単純に費用対効果が悪いのではと考えていましたが、我らが一風堂が見事に成功事例を出してくれました。
リターゲティング広告というものがあります。これは、一度サイトに訪れたユーザーに対して、追跡してバナーやテキストなどを見せるという方法です。興味があるユーザーに対して、広告を配信するので、非常に費用対効果の良い広告と言われる一方で、同じバナーばかり出てくるので、「うざい」という印象をユーザーに与えてしまう問題点がありました。※配信数を調整することもできます。
一風堂はこのリターゲティングを使用することで見事来店頻度を高めることに成功したようです。一度購入したら、次に買い替えることが少ない製品やサービスは、リターゲティング広告の相性が少し悪いのかもしれませんが、飲食であれば、お腹が減った時にみせられれば、食べたいという気持ちは出てきます。
全国チェーンでなくても、地域を設定して配信できる広告がありますので、O to Oは今後飲食業界で使われることが多くなってくるのかもしれませんね。お腹が減ってきたので、一風堂のリターゲティングタグを踏みに行くことにします。⇒一風堂
博多ラーメン「一風堂」のネット広告戦略、リターゲティングで来店頻度向上
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmgp/20130108/241982/?P=2
Dellの売上アップを成功に導いた、たった7つのA/Bテスト
SEOのランディングページでABテストを行いました。内容はファーストビューに移る人物の変更。社内の4人の画像を使ってフェイスを変えてテストしたところ、1~3%のコンバージョンの変化がありました。人物を変更するだけでもこれだけの差が生まれます。キャッチコピーや訴求ポイントの順番など、今後様々なテストによってコンバージョンはさらに最適化できると予測しています。
最近気になったのは下記の記事です。
世界でもトップレベルの売り上げを誇るDellが行った7つのA/Bテスト まとめ
業界に詳しくなればなるほど、一般ユーザーの目線で物事を見れなくなる危険性があるということですね。経験を積むと先入観がどうしても出てしまうので、自分がダメだと思う施策を打ちづらくなります。改めて仮説と検証を繰り返すことがSEOやWEBマーケティングに必要だと感じました。
下記のサイトはあらゆるABテストの結果を公開しているサイトです。
仮定を考える上での参考にしてみてください。
ABtests.com
http://www.abtests.com/
ABテストを行うには、Googleアナリティクスのウェブテストから行うことができます。タグの設置のみで簡単に実施することができますので、興味がある方は是非利用してみてください。以下はABテストについて参考になった記事です。
【WEBマーケター必見】ABテスト事例16選+心構え – NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130457591894883201
A/Bテストの生事例 蔵出し14パターン一気紹介
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/11/07/11397
VOYAGE GROUP のA/Bテスト事例がとてもなく有用な件
http://banana-ad.com/taste-it/article/VOYAGE_GROUP
失敗A/Bテストパターンから価値を生み出す方法とは?
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/03/01/12200
eコマースA/Bテスト、3つの成功事例から学ぶこと
http://netconcierge.jp/blog/2012/10/eab3.html
【日本語字幕登場】Google、日本のウェブマスターにも情報発信
Google Webmaster Central Channel で日本語字幕が追加されました。
今現在追加された動画は以下となります。
1.リッチ スニペットのご紹介
2.リンクの否認について
3.ガイドライン違反となるコンテンツ スパムについて
さらにこちらでは字幕追加リクエストを募集しているそうなので、皆さんがみたい動画を字幕リクエストしてみましょう。
Google ウェブマスター向け公式ブログ:YouTube 字幕を使って Google Webmaster Central Channel の動画を見よう!
[リンクの否認について]
[ガイドライン違反となるコンテンツ スパムについて]
[リッチ スニペットのご紹介]
【内部対策】低品質なページを改善して検索順位上げる方法
■過去に効果があった施策が悪影響に
『ペナルティを受けているようなのでなんとかしてほしい』という相談は以前よりも増えており、サイト内部で多い原因のひとつが内部の重複コンテンツです。
SEOは内部対策と外部対策がうまくいかないと、順位を上げるのが困難であったり、上位化しても順位にブレが起こりやすくなります。
とりあえずページ数を増やせばSEOに効果があると言われていた時期もあり、様々なキーワードで上位化を狙う為に、キーワードだけ変更して後はすべて同じコンテンツというサイトが多くありました。
通常のHTMLで作られたサイトの場合であれば修正は簡単ですが、独自のCMSを使っている場合などは修正すべき箇所を把握するだけで苦労するというのが現実です。
重複コンテンツはなぜいけないのか、補足インデックス化されてしまうだけで順位に影響はないと考えて問題視していない方もいるようです。
■低品質なコンテンツが順位に影響を与える
ユーザーのためにウェブマスターができること
低品質なコンテンツがサイトの一部にしか存在しない場合でも、サイト全体の掲載順位に影響を与えることがあるということにご注意ください。
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/09/more-guidance-on-building-high-quality.html
Google ウェブマスター向け公式ブログより
SEOでは、質という言葉がよく出てきます。リンクの質、サイトの質、ページの質など。
そもそも質とはどういうことなのか、これは昔から今でも変わらずリンクのことです。
ただ、数が多いから良いというわけではなく、有名なサイトからの1リンク、昨日作ったサイトからの1リンクでは評価が異なります。これがページランクと呼ばれるアルゴリズムで計算されております。
また、実際の順位に関しては、ページランク以外にも様々なアルゴリズムによって評価が与えられますのでページランクだけで順位が決まることはありません。
では、質の高いページやサイトとはどういった意味かというと、現在や将来に渡ってリンクを受けやすいコンテンツのことです。良いコンテンツを作ることで、順位が上がりリンクが増えるのではなく、良いコンテンツを作ることでリンクが増え、順位があがるということです。
■質の低いページを改善して最適化
低品質なページを削除・移動・改善することによって検索順位が改善されます。とウェブマスター向け公式ブログには記載されていました。一つのページでユーザーが検索するキーワードの問題を解決するような構成にする必要があります。
・色やサイズなどが違うだけの商品がそれぞれのページに分かれている場合、rel=”canonical”属性によってメインのページへと誘導する必要があります。
・商品Aの説明その①、商品Aの説明その②というように同一コンテンツでURLが分かれている場合には、ひとつにまとめて、もうひとつのページを削除する必要があります。
特にシステムを使用している場合には、自分でも知らなかったページまでインデックスされてしまっているケースがありますので、自社サイトのインデックス状況を一度確認してみてください。
また、重複コンテンツがいけない、テキストが何文字必要か、という視点ではなく、そのページを見て、リンクを貼って誰かに伝えたいと思うコンテンツなのかどうかを考えてコンテンツを作ることが重要です。
GoogleMAP連動|あなたの故郷がPVになる、HTML5で作られた『The Wilderness Downtown』
アーケイド・ファイアというカナダのインディーズバンドとGoogleが提携して作られた作品。
入力フォームにあなたの故郷の住所を入力すると、GoogleMAPと連動して、見なれた景色がプロモーションビデオとして再現されます。
郵便番号を入力することもできますが、私の地元を入力したところ、田舎すぎてGoogleMAPが対応していませんでした。
ブラウザはGoogle Chromeを使用してご覧ください。
※ポップアップを許可する必要があります。
走り続ける男性
空を飛ぶ鳥
男性の視点で映し出される風景と鳥たちが見る風景をGoogleMAPを使って表現しています。
途中でマウスとキーボードで木を作ることができます。
内容をすべて書いてしまっても面白くないので、実際にご覧ください。
最後まで見た後は、自分が見たPVをシェアできます。
「○○さんの地元、PVに出てたよ」なんて知り合いをびっくりさせてみましょう。
http://thewildernessdowntown.com/
Google認定パートナーになりました。
謹賀新年
遅ればせながらご挨拶申し上げます。
「松の内」という言葉がありますが、関西では1/15までが「松の内」である小正月となっております。
他の地域では大正月である1/6までであったり、1/31までを指すところもあるそうですね。
地域によってお正月の風習はさまざまだと思いますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
弊社では先日Google認定パートナーになりました。
https://adwords.google.com/partnersearch/#profile;06478494240170774712
Google認定パートナーとは・・・GoogleAdwordsの専門知識に関する試験に合格するなどの要件を満たした上で認定ステータスを付与された、GoogleAdwordsアカウントを管理・運用しているマーケティングの専門家や広告代理店のこと
また、Yahoo!リスティング広告に関しましても正規代理店として認定されております。
リスティング広告に挑戦してみたいけれど、自信がない・・・。
現在運用を行っているけれども、費用対効果が見合っていない・・・。
リスティング広告でお悩みの方は是非【Google認定パートナー】の弊社まで!
2月28日までに弊社のリスティング広告代行サービスをご利用頂いた方に
7500円分のクーポンをもれなく差し上げます。
ブログはしばらくお休みとなります
このメディアフェイス公式のSEOブログは、しばらくお休みとなります。
またSEOブログ担当者も変更となりますので、ご了承ください。
2011年3月4日からこのブログをスタートさせて1年間以上に渡りこのブログをご愛読いただき、ありがとうございました。
ちなみにこのブログ記事でちょうど300記事目となります。
ここまで書いてこれて本当に良かったです。
【注意】WordPressテンプレートにリンクが仕込まれてた!
WordPressでサテライトサイトを作成したりするのですが作ってからチェックしてみると、
使用していたテンプレートにリンクが仕込まれていることを発見しました。
ちなみに検索エンジンでこのサイトのキャッシュ情報を確認してみると、
Googleのキャッシュではリンクが仕込まれていないように見えます。
しかし、Yahoo!のキャッシュではリンクが仕込まれていることがハッキリと確認できました。
ソースを確認すればリンクが仕込まれているかいないかを発見することができるんですが、「まさか自分の使っているWordPressテンプレートにリンクを仕込まれているわけがないだろう」と自分の使っているものを確認もせずにそのまま使っているWordPressの初心者などはこのようなリンクに気付きにくいのではないかなと思います。
なので、特に海外のWordPressテンプレートを使用する場合は一度ソースを確認して使用しても安全なものか確認しておくことが大事です。