ウェブマスターツールに手動対策ビューア登場

参考
グーグル、自分のサイトのスパム判定を確認できる手動対策ビューアを公開
2013年08月09日
【公式】ウェブマスター ツールでの手動によるウェブスパム対策の表示
2013年08月09日

Googleが手動ペナルティの詳細をウェブマスターツールで公開するようになったようです。どういったジャンルのスパムに該当して、それはサイト全体に影響を及ぼすものであるか、一部か。また対象となっている箇所はどこなのか。

手動対策ビューアによって、修正すべき箇所と何を修正すべきかという部分が、ある程度明確になりました。一番気になる箇所と言えば、やはり外部リンクに関する項目だと思いますが、2種類に分かれているようです。違いは何なのかを考えてみます。

1.サイトへの不自然なリンク
https://support.google.com/webmasters/answer/2700611?hl=ja&ref_topic=2604771

推奨される対処として、リンクを確認し、違反を特定して修正するとあります。最近(数か月以内)のものから修正するという指示がありますので、リンクに問題があればかなり早い段階でアラートが来るのではないかと予測することができます。長い運営歴があり、リンク数も膨大な数になっている場合には、チェックがかなり大変となりますが、最近のものを重点的にチェックすれば問題なさそうです。自分の経験ですが、かなり昔の外部対策が、当時問題なく、最近になってペナルティを受けるということは少ないです。これは、もちろん問題あるケースもありますが、かなり質の低い対策でなければセーフになっている例が多くあります。ペナルティのアルゴリズムは単発的で、その時に引っかかっていなければ、とりあえずその時点では問題ないという認識です。

2.このサイトへの不自然なリンク – 影響のあるリンク
https://support.google.com/webmasters/answer/2604772?hl=ja&ref_topic=2604771

こちらの対応方法として、管理下にない場合は何もする必要はなく、リンクの効果をゼロにしたので、特に対応をしなくてもよいということが書かれています。但し、人為的なリンクを削除できる場合には、削除した後、再審査リクエストをするように推奨しています。考えられることとしては、疑わしいけれど、効果をゼロにしたのでなにもしなくてもよい。但し、手動対応が行われていることには変わりなく、今後のアラートのことを考えると、今のうちに修正可能であれば、対応することを推奨するということでしょうか。

いずれにしても、アラートが来たということは、修正すべきことがあるということです。手動対策ビューアに従ってウェブサイトの修正を行う必要がります。


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