Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)リターゲティング広告

Yahoo!インタレストマッチがYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)へと進化しました。様々な広告メニューが用意されることになりますが、その中でもリターゲティング広告も開始されるということで、個人的には注目しています。

リターゲティング広告は、Googleではリマーケティング広告という名称です。名前がややこしいですが、一度サイトに訪れたユーザーに対して、再度アプローチするということは変わらないです。オーソドックスな使用方法としては、「サイトに訪れたユーザーから問い合わせに繋がったユーザーを引く」というリストに対して広告を打つケースが多いと思います。

リマーケティングを細分化すれば、さらに内容の濃い使い方も可能です。例えば、項目数の多い会員登録フォームから離脱してしまったユーザーに対して、簡素なフォームのLPで訴求する。全国対応のサイトで、特定の地域を選択したユーザーに対して、そのエリアの広告文とLPを見せる。ユーザーと取引先を区別する為に取引先ページを閲覧したユーザーを除外または専用リストを作る。1度購入したユーザーに対して会員キャンペーンや会員特典を与えてリピートにつなげる、など。

考えていくと、リターゲティングでは足したり引いたりすることで様々なリストを作ることができ、それぞれに対して検証と改善を行っていくことが可能です。また、あまり連続して見せたくない場合には、フリークエンシーキャップの設定というものを行うことによって、表示させる最大数を調整することができます。

質の高いリマーケティングリストを作成する方法
リスト数が少なくリピーター限定の手法となりますが、会員登録をした場合、ユーザーの年齢や性別などの情報が入力されると思います。会員登録完了画面で選択した項目に合わせて、20代男性のリスト、30代女性のリストなどのリマーケティングタグを読み込ませ、広告を配信すれば、それぞれの属性にあった広告文や訴求ページを設定することができます。

ちなみに通常のディスプレイ広告にも男女の選択や年齢の選択もできますが、完璧なものではなく、ボリュームが通常よりも低くなってしまいます。会員登録の情報も確かな情報でなければそれまでですが、かなり精度の高いものになるのではないでしょうか。


他の記事も読んでみませんか
【内部対策】:タイトルタグだけで上位化させる最高峰のSEO対策”9″つの戦術
【内部対策】:悪意のない、サイト内重複コンテンツでペナルティ”6”事例
【CRO】 :サイトに訪れたユーザーを逃さない、直帰率を改善する”11″の方法
【ツール】 :プロのSEO技術者なら知っている、使えるツール&サイト56選!
【戦 略】 :最高のキーワード選定は上位化率をアップさせSEOを成功へ導く
【内部対策】:Googleの形態素解析アルゴリズムを分析して内部SEOに活用する
【仮 定】 :関連性の高いサイトからのリンクが危険な理由
【内部対策】:【内部対策】低品質なページを改善して検索順位上げる方法
【調 査】 :有名サイト、昔と今のタイトルタグを比較
【仮 定】 :認知度やニーズの変化による検索ランキングの変化