文字列へのこだわり、文字列への情熱

※完全に個人的なこだわりによる内容となっております。
 
帰宅の電車で中吊り広告を見ていると、ある広告が目につきました。それは下記のようなキャッチコピーです。
 
「バレンタイン チョコレート コレクション」
※実際の文章とは異なります。
 
この文言を見たときに洗練されていない…。
と感じました。一番の理由は強弱がないことです。すべてカタカナで構成されており、各文字列の長さも同じ為、目につきにくいのではと思いました。ホームページのタイトルタグで説明するとクリック率が低い文章ということです。じゃあ自分ならどういう文章にするかを考えてみました。
 
「聖バレンタイン チョココレ祭2013」
 
100%満足できるコピーではないですが、まあ70点といったところです。まず「聖」という文字、この1文だけを見たときのイメージは「キリスト教、聖者」のような印象を受けるかと思います。そもそもバレンタインデーとはローマ帝国の聖ウァレンティヌスに関する記念日ということがわかりました。バレンタインという文字をより強調する為にカタカナではない漢字を使いました。
 
次にチョココレ祭ですが、「チョコレートコレクション」という文字が長く、すべてカタカナなので使いづらいですね。なにか文字を足した場合にはさらに長くなってしまい、全体的なバランスが非常に悪い状況になってしまいます。今回の広告のターゲットは10代から20代の若い女性がターゲットというざっくりしたイメージを持つことができると思います。ですので、チョココレと目新しい文字に変更したとしても、理解してもらえるのではと省略しました。
 
イベント的な文字がコレクションでは、少し弱い印象を持ちましたので「祭」という文字でにぎやかなイベントであるという印象を付けました。この状態で全体を見渡してみました。
 
「聖バレンタイン チョココレ祭」
 
文字列は左右対称に近い状態になっていると、見栄えが悪くバランスが悪いと感じております。あくまでバランスだけでの例ですが、例えば下記のような状態です。
 
×「チョコレートのことなら|チョコレート専門工場」
 
○「チョコレート|甘いチョコレートのことなら専門工場」
 
今回の場合は漢字1文字が端に存在するという部分と、文字数がほとんど同じでカタカナを使用しているというところで、このままだとバランスが悪いと思いました。
 
「聖バレンタイン チョココレ祭2013」
 
2013という文字を最後につけることで、新しさを伝えることと、バランスを保つことができました。100%納得できるキャッチコピーを作るにはまだ時間がほしいところですが、最初のキャッチよりもよくなったので満足です。

結局のところ、WEB以外の広告に携わったことがありませんので、戦略や属性、効果なども不明です。また、自分の判断でのバランスですので、例外もあったり、様々なのですが、以下は個人的な文字列の好き嫌いとなります。
 
個人的に嫌いな文字列
「ウォーターサーバー」
「レンタルサーバー」
「賃貸」
「日本神戸医療専門学校」※架空です
 
個人的に好きな文字列
「フレッツ光」
「デザイン住宅」
「マーケティング」
「公式ホームページ」
 


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