SEOヒント?「もしかして」から考えるGoogleのキーワード認識

最近もGoogleのSEOのヒントを探っていると、面白いことに気付いた。

 

私は趣味でよく漫画を読むのだが、そんな漫画の中で最近オススメなのが「進撃の巨人」である。

 

実はこれは「追撃の巨人」と間違われたりもする。その証拠にGoogleで「追撃の巨人」と検索すると、

 

「追撃の巨人」検索結果01

 

実際、私も先日進撃の巨人の6巻を購入したのだがTwitterのツイートで、

 

追撃の巨人6巻ゲットなう

https://twitter.com/#!/akseo_kobayashi/status/150426971371872256

 

とツイートしてしまった程だ。

 

これとよく似た例でいうと、「バガボンド」という漫画作品があるのだが、これも「バカボンド」と間違われたりする。

 

その証拠に、「追撃の巨人」と同じようにGoogleで検索すると、

 

「バカモンド」検索結果01

 

このような検索結果になり、確かに間違えている人がいることが確認できる。

 

そして、ここで着目してほしいのが、太くなっている青枠の「もしかして:バガボンド」というところです。

 

本来であれば、「追撃の巨人」の方にも表示されていても可笑しくはない。

 

なぜ、表示されていないのかを疑問に感じて、仮説を立てて調べてみることにした。

 

その仮説とは、「もしかしたら世の中に一番最初に出回り始めた頃から現在までの年月を経てGoogleが間違いをしっかりと認識して、表示しているのではないかということ」です。

 

そう考えると、 「進撃の巨人」は2009年10月頃から連載を開始しており、一方「バガボンド」は1998年から連載を開始しているため、「バガボンド」の方が最初に世の中に出回るのが早かったため、表示されているということになる。

 

では、「他の作品はどうか?」ということになるので、「正しく覚えよう!漫画家の名前・作品のタイトル」というウェブページに載っているものの中で調べてみた。

 

「ジゼル・アラン」と「シゼル・アラン」の場合、「シゼル・アラン(誤記)」と検索すると、

 

「シゼル・アラン」検索結果01

 

上記のようになっており、「もしかして」と表示されていることが分かる。

 

「ジゼル・アラン」は、連載が開始されたのが、2009年6月頃である。

 

次に「ばらかもん」と「ばからもん」の場合、「ばからもん(誤記)」と検索すると、

 

「ばからもん」検索結果01

 

上記のようになっており、「もしかして」は表示されていない。

 

「ばらかもん」は、連載が開始されたのが、2009年2月頃である。

 

さらに「プラネテス」と「プラテネス」の場合、「プラテネス(誤記)」と検索すると、

 

「プラネテス」検索結果01

 

上記のように表示されて、「もしかして」の表示はされていないことが確認できる。

 

「プラテネス」は、連載が開始されたのが、1999年である。

 

このように調べていくと、「進撃の巨人」の連載開始である2009年10月頃と近い年月の作品であっても表示されてないものがあるという結果になりました。

 

逆に1999年と古いものであっても、「もしかして」の表示がされていないケースも確認できました。

 

では、なぜ「もしかして」と表示されるものとされないものに分かれてしまうのかということになりますが、間違えやすい漫画のタイトルである「プラネテス」と「プラテネス」で、

 

「プラテネス」検索結果02

 

上記のような検索結果になるということが確認されているが、他のキーワードの赤枠の部分に注目してみて欲しい。

 

そして、この赤枠のキーワードで「プラテネスwiki」の検索結果を見てみると、

 

「プラテネスwiki」の検索結果01

 

1位に「プラネテス – Wikipedia」のページが表示されていることが分かる。

 

このような検索結果になってしまっているということは、実際に存在しない「プラテネス」という作品を、Gooleが「プラネテス」という作品は「プラテネス」でもあると認識してしまっている可能性があるから、「もしかして」と表示されるものとされないものに分かれてしまうことが考えられるのではないかと私は考えました。

 

また、「ばらかもん」と「ばからもん」の場合でも、他のキーワードで「ばからもんガンガン」と表示されており、その検索結果を見ると、1位に「ばらかもん – 漫画 – ガンガンONLINE -SQUARE ENIX-」というガンガンONLINEの公式サイトのページが表示されており、実際は「ばらかもん」であるが、Googleが「ばからもん」という作品が存在し、それが「ばらかもん」でもあると認識してしまっている可能性があるので十分に考えられることができるのではないでしょうか。

 

 

なお、今回考えたことは私の見解であり、参考程度に読んでください。

 


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