今、巷のSEOブログなどにおいて、「日本語ドメインは効果はある」ということが書かれていたりするんですけど、実は「レーシック」、「賃貸」、「不動産」、「クレジットカード」等のビックワードの10位以内を調べてみると、日本語ドメインが上位表示していることが、9月9日現在では、確認することができないんですよね。
他のそこそこ難しいワードなどでは、以前からチラホラと日本語ドメインを使用したサイトが上がってきているということは気付いていたんですが、単に日本語ドメインを取得すれば、上がるかと言えばそうではないと考えています。だから私はそこに対しては特に意識していないんですよね。確かに日本語ドメインを使えば、例えば「青汁」と検索すると、
現在のところ、1位に表示されているサイトのように、検索結果のドメインの表示のところで、「青汁」という文字を強調した形にはなりますが、それだけで、このサイトは、関連性が高く検索するキーワードに対して、もっとも一致させるとは判断することは、検索エンジンはしないと思っています。ただ、検索するキーワードに対してのサイトでの一致度を高めることはできる可能性があります。
また、この先、もしSEOで「絶対的に日本語ドメインは効くんだ!」という風になってしまうと、それを悪用しようと考える人は当然出てくるので、検索エンジンが日本語ドメインに対して規制しようとして、順位を下げてくる可能性もなくはないので、そうゆう危険性があるということを認識しておいてください。
しかしながら、日本語ドメインを正しく使えば、
1.検索結果のドメインを表示させる部分に、日本語名でブランドなどを出させることも可能であり、検索するユーザーに対してアプローチできる機会が増える。
2.名前を覚えてもらいやすい日本語ドメインの場合は、名刺などに使えば、ドメインを知ったユーザーが検索する場合に、入力の手間なくサイトに訪れることができるかも。
と、まあ~、いろいろと便利な部分もあります。ですが、日本語ドメインっていうのは、Wikipediaのページから抜粋させてもらうと、
2010年3月1日時点において、汎用「.jp」トップレベルドメインの約75万件の内、約13万件が日本語ドメイン名である
まだまだ少ないんっすよね。まあ、実際に私も、ローマ字の.netとか.comとかを検索結果で見る機会が多いです。今回紹介した「SEOで日本語ドメインが効果あるかもしれない」ってことで、利用する人が増えるかもしれませんが、使うのであれば、「日本語ドメインを使用する目的は何なのか?」をきっちりと明確にして、正しく使っていきましょう。
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