グーグルアドワーズと自然検索の関連性は同一のものを使用している

最近リスティング広告を触っているのですが、SEOで使われる関連性とアドワーズの関連性が同一のものを使用している可能性が高い、と思った現象があったので記事にしたいと思います。

SEOでは関連性という言葉がよく出てきます。ですが、SEOという言葉に対して、一番関連性のある言葉を知ることができるでしょうか。SEO対策?検索エンジン最適化?次に関連性のある言葉は?

アドワーズを運用している時に、300ぐらいあるグループの内、一つのグループの広告が停止していました。理由は、他のグループで広告が表示されている為とのこと。

これは、「家具 通販」の部分一致で入札価格が300円、「家具 通販 激安」の部分一致で入札価格が50円の場合、「家具 通販 激安」が弱い為、「家具 通販」の方で広告がでていますよ。ということです。

フレーズ一致や部分一致ならば考えられる現象ですが、今回は完全一致です。例ですが、「A 通販」「B 通販」とそれぞれ異なる言葉で入札しているのにもかかわらず、「B 通販」の広告がストップしてしまったということです。

試しに「A 通販」と検索をかけてみると、「B」に関連する広告が太字でずらずらっと出てきます。もちろん「A」に関する広告も太字でありました。確かに、意味はよく似ていると思いましたし、関連性もありそうなキーワードですが、同一のものと扱うのはどうかなあというキーワードです。

Googleアドワーズでは、この「A」「B」を同一、または非常に関連性の高いものだと認識しているようです。また、その現象は自然検索でも同一でした。「A」の検索結果には、まったく「A」と含まれていない「B」関連のサイトが含まれていました。

あくまで一つの一例であり、その他のキーワードも調査してみる必要がありますが、関連性が高いキーワードをGoogleキーワードツールの関連性順にソートすることで、そのキーワードに関連性が高いのかどうなのかということを知ることができます。

検索エンジンのインデックスから他人の.htaccessを見る方法

robots.txtは誰でも閲覧することができますが、.htaccessは外部から見ることができません。まれに直接アクセスした時に見れるようになってしまっているセキュリティに問題のあるサイトを見かけることがありますが、基本的には見れません。ふと、他のサイトがどういう書き方をしているのか気になったので、なんとか見る方法を考えてみました。前提として検索エンジンにインデックスされているファイルに対して、キーワードを検索してアクセスするという方法で探してみたいと思います。

方法①
filetype:bak inurl:htaccess
filetype:old inurl:htaccess
filetype:txt inurl:htaccess
bakファイルとoldファイルにはバックアップデータが保存されている可能性が高いので、以前のデータとなりますが、インデックスされている可能性があります。txtファイルはミスや同じくバックアップなどの理由によってアクセスできる可能性があります。

方法②
inurl:_htaccess -inurl:html -inurl:php
過去のファイルを残して、最新のデータをアップロードする時、ドットを別の文字列に変更をして新しいファイルに変更をするというケースがあると思います。表示確認後に削除すれば問題ありませんが、そのままになっている可能性があります。

方法③
filetype:htaccess
filetypeコマンドは、本来のファイルを検索するものではないので、実はどのような拡張子にも対応しています。filetype:himitsuのような使い方も可能です。この方法でkako.htaccessのようなファイルを発見できる可能性があります。

方法④
intitle:index.of htaccess
これはセキュリティー面であまりよくない状態のサイトに対するものですので、あまりおすすめできませんが、こういった検索方法でも発見できる可能性があります。

他にもっと見つけやすい検索方法はありますが、Googleの利用規約に違反する検索クエリで検索をかけた場合、下記のような表示になり、IPアドレスまで保存されてしまいます。本来見れないファイルですので、さらに掘り下げてしまう方は自己責任でお願い致します。

SEOツール「JONATA SPIDER’s」

社内ツールにJONATA SPIDER’sというものがあります。Mozscape APIをベースに作られたツールで、元々はお客様のサイト状況を調べる為に利用していましたが、今では1日に20万件のドメインデータを集めて調べています。

被リンクは検索エンジンの順位を大きく左右するものです。以前は簡単にYahoo!でバックリンクを調べることができましたが、今ではウェブマスターツールにて提供されているものを確認することが一番信頼性のある方法ですが、競合他社の状況などを知ることができません。

そこで登場したのがOSEやahrefs、Majestic SEOのようなバックリンクチェッカーです。それぞれの収集方法で参考とする数値などが異なりますが、バックリンクの状況を知る上では必要なツールです。

回数の制限があるし、使うのが面倒という方の為に、一番初期のJONATA SPIDER’sを公開します。現在のJONATA SPIDER’sは完全に社内用として作られていますので、残念ながら公開することができません。Mozscape APIを使用して簡単な項目を抜き出しているだけですが、複数のURLをまとめてチェックしたいという方にオススメです。デザインは…。
http://blog.mf-seo.com/mozscape_api.php

Googleの手動によるスパム対応データ(2012年4月版)

Googleの手動スパム対応データです。2012年4月の月間データとなります。
http://www.google.com/intl/ja/insidesearch/howsearchworks/fighting-spam.html

純粋なスパム
131,247

レガシー(未分類)
0

ハッキングされたサイト
21,181

サイトからの不自然なリンク
10,781

自動的に生成されたコンテンツと無限のスペース
255

クローキングまたは不正なリダイレクト
1

付加価値がほとんどまたはまったくない、実質のないコンテンツ
8,998

サイトへの不自然なリンク
17,904

パークドメイン
0

ユーザー生成スパム
1,240

隠しテキストまたはキーワードの乱用
217

スパム性のあるホストと動的DNSプロバイダ
15

ウェブマスターツールの警告メッセージ
408,068

SEOスパムで一番多い例がワードサラダ系コンテンツのようです。圧倒的に多い事例となりますが、簡単に作成できることが原因でしょうか。ウェブマスターツールの警告メッセージが急増していますので、被リンク系のスパムがもう少し多いと思っていましたが、増加しているものの、そこまで多いとは感じませんでした。

また、あくまで手動による対応ということですので、アルゴリズムによる対応の方が圧倒的に多いとは思いますが、手動対応が増加している部分に関しては、逆に考えると現時点ではアルゴリズムでは対応しずらい部分という可能性もあります。ワードサラダ系は減少していますので、アルゴリズムによる対応が進んだということでしょうか。

【4コマ】SEOを始めるドン

昔ダンスダンスレボリューションをやらせると人だかりができるという素晴らしいスタッフがいました。

SEO問い合わせデータ、リスティング広告の都道府県別状況

弊社では、約半年程前からリスティング広告での集客を行っております。開始から2月末までのデータをYahoo!サーチデータの一部となりますが公開致します。キーワードやその他のデータに関してはまた改めてご報告したいと思います。今回は改善の指標として都道府県別のデータを使用します。レポート機能で地域別レポートから作成したデータを元にしております。

■CPAが優秀(金のなる木)

都道府県 コスト CV数 CPA
石川県 27.3% 53.7% 44.4%
新潟県 61.0% 118.1% 45.1%
北海道 176.4% 332.9% 46.3%
佐賀県 11.5% 21.5% 46.9%
京都府 74.7% 118.1% 55.2%
沖縄県 55.2% 85.9% 56.1%
熊本県 63.1% 96.6% 57.0%
兵庫県 216.5% 311.4% 60.7%
栃木県 30.9% 43.0% 62.8%
千葉県 204.3% 279.2% 63.9%



※数値は平均値に対するパーセンテージとなります。

まずはCPAが優秀な都道府県です。地方に関しては、ボリュームが少ない分、ちょっとしたデータの偏りで、ずば抜けた数値が出てしまう可能性があります。ある程度CV数も多いエリアを発掘することができれば改善がしやすいのが特徴です。

京都、兵庫あたりのCV数が平均値を上回っている原因としまして、弊社が大阪にある為、関東圏よりもCPAが優秀である傾向にあるのかと思いましたが、北海道や千葉県などのデータも高いことから、地域によるCPAの差は、それほどないのかもしれません。一番素晴らしいエリアは北海道ですね。十分なCV数を確保した上でCPAも優秀です。続いて兵庫県と千葉県というようにリスティング広告を改善していく必要がありそうです。

PPM分析で表現すると「金のなる木」ですね。

■成約数ボリュームが優秀(花形)

都道府県 コスト CV数 CPA
東京都 1172.0% 977.2% 104.7%
大阪府 890.2% 880.5% 88.3%
北海道 176.4% 332.9% 46.3%
兵庫県 216.5% 311.4% 60.7%
千葉県 204.3% 279.2% 63.9%
愛知県 221.5% 214.8% 90.1%
福岡県 156.5% 193.3% 70.7%
神奈川県 268.1% 182.6% 128.3%
埼玉県 158.4% 161.1% 85.9%
新潟県 61.0% 118.1% 45.1%



※数値は平均値に対するパーセンテージとなります。

成約ボリュームの多いエリアは、特にCPAに関してはマメに目を向ける必要があります。あっという間に予算がなくなっていまう可能性があるので要注意です。当然のごとく東京のボリュームが多いのですが、競合が多いと予想されるにもかかわらず、CPAは平均をやや上回る形で維持できております。大阪が東京に近い数字を出している原因としましては、弊社は大阪ですので、訪問率が当然高くなります。管理画面だけの数字で判断しているわけではなく、受注率も加味しての割り振りがある為です。

PPM分析で表現すると「花形」ですね。

■CPAが悪い(問題児)

都道府県 コスト CV数 CPA
青森県 46.5% 10.7% 378.6%
群馬県 36.9% 10.7% 299.9%
長野県 34.5% 10.7% 280.4%
広島県 55.6% 21.5% 226.0%
徳島県 18.3% 10.7% 149.1%
富山県 17.9% 10.7% 145.8%
香川県 17.8% 10.7% 144.6%
滋賀県 34.2% 21.5% 139.2%
鹿児島県 32.7% 21.5% 132.8%
岡山県 48.9% 32.2% 132.7%



※数値は平均値に対するパーセンテージとなります。

CPAが悪いエリアはまだまだ改善可能です。例えば、平均値の300%になってしまっている場合、クリック単価を1/3にすれば、計算上で100%になるということです。ボリュームが少なくなる為、そもそも表示がされなかったり、クリック単価の調整もそう簡単にはいきませんので、マメに見る必要がありますが、CVが発生している限り見込みはあるということです。

PPM分析で表現すると「問題児」ですね。

■成約数ボリュームが悪い(負け犬)

都道府県 コスト CV数 CPA
奈良県 37.1% 0 0
宮崎県 22.4% 0 0
大分県 17.7% 0 0
福島県 16.0% 0 0
山口県 15.9% 0 0
山形県 14.3% 0 0
山梨県 12.9% 0 0
鳥取県 10.0% 0 0
高知県 8.3% 0 0
島根県 7.0% 0 0



※数値は平均値に対するパーセンテージとなります。

CVが発生していないエリアの改善は非常に難しいですね。これだけの情報だとなんとも動きづらいですが、SEOをしない地域なんてものはないので、見込み客はいると判断すると、CPA平均の3倍程度まではしばらく様子をみてみようと思います。CVが発生していないエリアはそもそものボリュームが少ない可能性がありますので、コストを見ながら撤退か改善かを検討するようにします。

PPM分析で表現すると「負け犬」ですね。
※ちなみに自分の実家が奈良にあるということで、贔屓に奈良県の予算を減らすことなく、今まで目をつぶって放置している状況でしたが、潔く、引き下がろうと思います。

Yahoo!プロモーション広告 プロフェッショナル認定試験1000点で合格

本日、社内でYahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験を受けに行きました。技術部の美人スタッフ(そう書くようにとの指示は受けておりません)が1000点で合格という素晴らしい成績を出しました。正解率が100%ではないのになぜ満点なのかという疑問がありますが、実は1200点満点で1000点以上はすべて1000点になるのではということで落ち着きました。今回はその他に1名合格で、合わせて2名がリスティング広告のプロフェッショナルとなりました。

Yahoo!リスティング広告は、新たな変化が起きている時期でもありますので、日々最新の技術を磨いて、お客様のアカウントを運用していきたいと思います。

SEO代理店様が100社突破致しました。

SEOサービスをはじめてから間もなく代理店様からSEOのご依頼を頂きました。あまり積極的に代理店様の募集はしておりませんでしたが、ここ2.3か月で急増し、今月100社を超えました。今月は特に、たくさんの案件紹介ありがとうございます。

弊社が選ばれている理由を考えますと、やはり価格と上位化率という点だと感じています。但し、これから改善しなくてはいけない部分としましては、営業サポートとレポートの強化だと感じております。費用対効果は高いけど、営業しずらいという状況をなんとか改善して、代理店様にとって動きやすい環境づくりをしていきたいと思っております。

低価格の理由は、また改めて記事にしたいと思っておりますが、弊社の見積りの出し方が、上位化しにくい、競合が多いといったものではなく、お客様がSEOに費用をかけて、採算が合うかどうかというところを重視して算出している点です。もちろんサイトによって、コンバージョン率の違いなどがあり、サイトの改善をご提案することもありますので、すべてのお客様で効果を合わせるといったことではありません。

以前、ある方から本当の「技術」とは誰にでも簡単に使えるようにすること、というお話を聞きました。マニュアル化できないものは技術ではないということです。SEOの技術は特殊なセンスが必要とされる職人のような業務、といった当時の自分の認識が変わりました。確かに飛行機の作り方や、全国チェーンのラーメン店の味、建築の技術などは、一部の人にしかできないものではないですね。

お客様のサイトはそれぞれ異なり、対策方法も各社異なりますが、より低価格で、より品質の高いサービスを提供する為に「技術」を高めていきたいと思います。

rel=”prev”とrel=”next”の使い方、間違っていませんか?

rel=”prev”とrel=”next”は、複数のページにまたがるコンテンツを検索エンジンに対して正しく伝える方法です。例えば、1ページ目「今日は」、2ページ目「晩御飯に」、3ページ「ラーメンを」4ページ目「食べました」こういったコンテンツがあった場合、検索結果に優先すべきページは1ページ目です。通常何も設定しなくても、Googleは関連性の高いページを優先しますが、処理がうまくいっていないと感じるようであれば、rel=”prev”とrel=”next”を使用してみるのも良いかもしれません。

「今日は晩御飯にラーメンを食べました」
このような、すべて掲載されたページ(View-allページ)があればベストです。1~4ページそれぞれから、View-allページに対してcanonicalの設定をすることができます。canonicalは、指定先に指定するコンテンツが含まれていない場合は使用できませんので、1ページ目から2ページ目へ指定するようなことはできません。また、rel=”prev”とrel=”next”は、canonicalのような機能とは別ものですので、両方とも宣言するといった使い方も可能です。

こういった機能があるrel=”prev”とrel=”next”ですが、使い方を間違っているサイトをよく見かけます。トップページによくある質問や、問い合わせページなどを指定しまっているサイトや、指定先のURLが指定ページと同一のサイト、まったく別のドメインを指定しているといったような使い方です。こういうミスをした時に、検索順位に影響を与えるのかどうかが気になる所ですが、調べてみた所、どうやら実装方法が間違っている場合には無視するようです。実際に誤った使い方をしているサイトを25サイトほどチェックしてみましたが、順位に影響を与える様子はありませんでした。

ウェブマスター向けの機能がどんどん追加されており、運営者にとっては、大変うれしいことですが、理解不足のまま使用してしまうと、今回のように影響を与えるものでなければ良いのですが、強力な指定を間違ってしまった場合、サイトの検索順位に大きな影響を与えてしまう可能性があります。要注意事項を下記にまとめます。

マルウェア
Googleセーフブラウジング診断ページで100サイト程チェックしてみると、あやしい動きをしているサイトが複数見つかります。そういった意図がなくとも、システムの重要なアップデートを怠って被害に合うケースもありますし、悪意のある攻撃を受けてしまうことも少なくありません。定期的にチェックを行うようにしましょう。マルウェアに感染した場合、検索順位に大きな影響を与えます。

robots.txt
他のサイトを参考にせず、robots.txtで検索エンジンのクローラーを弾く記述が書けますか?あまり自信がない方は、一度robots.txtを見直すことをおすすめします。無料レンタルブログのサービスでrobots.txtの記述に誤りがあり、ほとんどのページがインデックスされないといったケースがありました。その他にもrobots.txtの間違いはよく見かけます。/を入れるか入れないかで致命的なダメージを受ける可能性があります。

noindexメタタグ
こちらのタグは、間違って設定しているサイトはあまりないですが、ゼロではありません。head上部にindex、head下部にnoindexと2つのタグを入れており、インデックス削除されているサイトがありました。このように誤りを発見しにくいケースもありますので、注意するようにしましょう。

canonical正規化ミス
こちらも致命的な影響はないかと思いますが、かなり多い事例となります。canonicalで正規化ミスをしている場合です。wwwありに正規化しているのにもかかわらず、wwwなしでcanonicalをしてしまっているサイトは、一度メインのURLを決めなおした方が良いかもしれません。

悪意のないクローキング
携帯振り分けに関するクローキングペナルティに関しては以前の記事を参考にしてください。その他にも、ユーザーにはフラッシュサイトを表示させ、検索エンジンにはHTMLサイトを表示させる例や、ユーザーには広告を見せて、検索エンジンには広告を見せない例、ユーザーには会員登録の画面を見せて、検索エンジンにはログイン後の画面、など考えればきりがないですが、問題ないような気がするクローキング方法です。検索エンジンをだます意図がなかったとしても、ユーザーが見るソースと検索エンジンが見るソースは絶対に変えてはいけません。変えても問題ないケースはモバイル端末の振り分けと国・言語による振り分けのみとなります。

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)リターゲティング広告

Yahoo!インタレストマッチがYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)へと進化しました。様々な広告メニューが用意されることになりますが、その中でもリターゲティング広告も開始されるということで、個人的には注目しています。

リターゲティング広告は、Googleではリマーケティング広告という名称です。名前がややこしいですが、一度サイトに訪れたユーザーに対して、再度アプローチするということは変わらないです。オーソドックスな使用方法としては、「サイトに訪れたユーザーから問い合わせに繋がったユーザーを引く」というリストに対して広告を打つケースが多いと思います。

リマーケティングを細分化すれば、さらに内容の濃い使い方も可能です。例えば、項目数の多い会員登録フォームから離脱してしまったユーザーに対して、簡素なフォームのLPで訴求する。全国対応のサイトで、特定の地域を選択したユーザーに対して、そのエリアの広告文とLPを見せる。ユーザーと取引先を区別する為に取引先ページを閲覧したユーザーを除外または専用リストを作る。1度購入したユーザーに対して会員キャンペーンや会員特典を与えてリピートにつなげる、など。

考えていくと、リターゲティングでは足したり引いたりすることで様々なリストを作ることができ、それぞれに対して検証と改善を行っていくことが可能です。また、あまり連続して見せたくない場合には、フリークエンシーキャップの設定というものを行うことによって、表示させる最大数を調整することができます。

質の高いリマーケティングリストを作成する方法
リスト数が少なくリピーター限定の手法となりますが、会員登録をした場合、ユーザーの年齢や性別などの情報が入力されると思います。会員登録完了画面で選択した項目に合わせて、20代男性のリスト、30代女性のリストなどのリマーケティングタグを読み込ませ、広告を配信すれば、それぞれの属性にあった広告文や訴求ページを設定することができます。

ちなみに通常のディスプレイ広告にも男女の選択や年齢の選択もできますが、完璧なものではなく、ボリュームが通常よりも低くなってしまいます。会員登録の情報も確かな情報でなければそれまでですが、かなり精度の高いものになるのではないでしょうか。