本日も、晴練雨読さんの方で、YとGの検索順位変動の異常値ウォッチャが反応しているようで、Googleの順位が安定しない日々が続きます。
そんな順位変動で気になることを発見しました、、まあ、気付いている人もいるでしょうが。
例えば、Googleで「看護師 資格」と検索すると、検索結果は、
こんな感じです。そして、「看護師 専門学校」と検索すると、
こんな感じに表示されます。ここで気付いたのは、専門学校の検索結果1ページ内で、看護師の専門学校であれば、「資格も取れる」とかという文章を使っていたり、タイトルに「資格」と入れたキーワードが上位表示していても、おかしくはなさそうなんですが、上の画像の「看護師の資格ガイド」以外で、「資格」というキーワードを使っているサイトページが少ないんですよね。
逆に、「看護師 資格」の場合だと、看護師の資格も取れる専門学校のサイトが上位表示されていても、おかしくなさそうな感じですが、実際は、看護師国家試験の国家資格の情報などを載せているサイトページが上位表示されているのが多かったです。
つまりどうゆうことかというと、「専門学校」と「資格」はしっかりと区別されてきているということです。ユーザー側の立場から立って考えてみると、「看護師 専門学校」と検索するユーザーは、専門学校のことを特に知りたいので、検索結果ページで「資格も取れる」という情報を載せてしまうと、専門学校を探している、または知りたいユーザーにとってはあまり必要とされないのではないので、専門学校の情報だけを載せているページを上位表示させていないと検索結果ページでユーザーが離脱してしまう可能性が高くなってしまう。
今回は、看護師の「専門学校」、「資格」の検索結果を例に挙げてみましたが、他のキーワードでも、「これはしっかりと日本語の認識がされているなあ~」と考えさせられるワードっていうのはありました。
なので、サイト運営者は、何をしなければいけないのかというと、それは、サイトのテーマをしっかりと絞ることです。まあ、弊社のクライアントさんでも1ページに対して、5キーワードとかで上位表示させて欲しいっていう要望はあるんですけど、今はけっこうそれが厳しくなってきているのかなと考えてます。キーワードが増えるということは、その増えた分のキーワードに対して最適化させないといけないので、タイトルタグにキーワードを入れたり、メタディスクリプションにキーワードを含ませたりしないといけないが、どんどんページに対するテーマが一体何なのか分かりにくくなってしまい、それは逆にGoogle検索で最適化しているとは言えない状態になってくるわけです。
だから、「貴方がこのページで本当にユーザーに伝えたいこと」をもう1度よく考えて、サイトのページを制作することをオススメします。増やし過ぎて最終的に「結局なんだったけ?」なるよりは、シンプルなままの方が、私だったら好きだし、Googleもそれを望んでいたりするかもしれません。
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