2012年1月24日 火曜日

貴方が「と~ってもSEOが好きだ!」と虜になる3つの方法

私はSEOを仕事にしてますが、SEOを仕事ではなく趣味でやっている人もまったくいないわけではありません。

 

そんな、SEOを趣味でやっている人は、続けられる(続けている)理由が何かしらあるものです。

 

ま、SEOを仕事にしていても、続けている理由は家族のためにやっているとか生活のためにやっているとかいろいろとあるでしょうが、やはり一番は「SEOが好き」だからではないでしょうか。

 

SEOが好きでないと、最終的にはWEBページを検索エンジンにおいて最適化してしまうのを諦めてしまったり、放置してしまう可能性があります。

 

あれ?そうじゃないですか?

 

そこで、最適化を諦めてしまったりせずに、SEOが好きだとなってもらい、これからも辛いより楽しく毎日SEOをやっていこうとなるようにするためにはどのようにすれば良いのでしょうか?

 

1.「SEO」をテーマとした飲み会に参加してみる

 

ま、「SEO」をテーマとしている飲み会と書いてますが、「じゃあ、SEOの知識がないと参加できないのか?」と思っている方もいるかと存じますが、そうゆうわけではありません。

 

SEOの知識があれば、より深い話(濃い話)ができますが、SEOの知識がない人でも参加しても問題ないです。飲み会に参加している人はSEOに精通している方もいるので、そんな方にガンガン質問攻めしてSEOの知識を身につけることもできると思います。質問された相手もそれはそれで良い経験となります。

 

ちなみに、私が連続で出場している大阪SEO飲み会は以下のような感じで、「SEO」の話題もありつつワイワイガヤガヤやっています。

 

~第4回目の大阪SEO飲み会~

 

大阪SEO飲み会02

 

大阪SEO飲み会04

 

大阪SEO飲み会01

 

余談ですが、この写真を見た京都のホームページ制作チーム「WEBライダー」代表の松尾茂起さん曰く、この飲み会は「カオスなSEO飲み会」らしいです。

 

見た目ほど、カオスではなかったような、、、記憶がありますw

 

~第5回目の大阪SEO飲み会~

 

大阪SEO飲み会03

 

撮影者:大阪のコワーキングスペース「Osakan Space」を運営する株式会社 EC studio スペース代表 大崎 弘子さん

 

この写真を見てもらえば分かることですが、参加している人はほとんどが笑っています、これはもはや楽しい証といっても過言ではないでしょう。(いや、過言なのか、、)

 

私の知る限り、泣いている人はほとんどいな、、、、かったですw

 

こうゆう楽しいことがあれば、SEOが好きになり「あ~、また明日からも頑張って行こうか!」となるはずです、多分。

 

定期的にこの大阪SEO飲み会は開催されているので、気になる方は飲み会の幹事であるフリープラスの木村さんをフォローすれば、大阪SEO飲み会の情報をゲットできます。

 

また、女子率の方も会を重ねるごとに、上がってきている?ので、SEOに興味のある女性の方でも気軽に参加できます。

 

しかしながら、これは大阪SEO飲み会なので、「沖縄や北海道の方などで参加したい場合はどうすれば良いのか?」ということになってきますが、そんな場合はこれを読んでくれている、周りをSEOの虜にさせようとする貴方が幹事(主催者)です。

 

そして、こうゆう会が、全国で開かれるようになれば、今までのSEOのイメージというのもだいぶ変わってくるんじゃないでしょうかと、私は考えています。

 

2.深い部分を知るためにSEO本を購入してみる

 

私は、数年前に「SEO」というものを知ったわけですが、最初の頃は「SEOはWEBページを検索エンジン上で最適化させること」といった、表面的なことだけだったんですが、深い部分を知るうちに、気付いたら、どっぷりとハマっていて、それが今では「SEOが好き」になりました。

 

つまり、深い部分を知れば、人それぞれ性格はありますが、「SEOは○○だけじゃない」ということに気付いて、さらにいろんなことを知りたいと思えるようになっていくことで、好きになると私は考えています(私の場合がそうでした)。

 

そんな「SEOは○○だけじゃない」ってことを知るために、ネットに転がっている情報を見たりしている人もいますが、これは本当にSEOで正確な情報なのかというものがあったりするので、もしよりSEOを好きになるためには正確な情報を掴んでおいた方が良いと思いますので「SEO本」を購入してみるのもいいでしょう。

 

そんな「SEO本」でオススメしたいのが、第5回目の大阪SEO飲みでお会いした京都のホームページ制作チーム「WEBライダー」代表の松尾茂起さんが書かれた「WordPressで加速させる!ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアル」です。

 

WordPressで加速させる!ソーシャルメディア時代の[新]SEO戦略マニュアルの画像01

 

私も拝読させて頂きましたが、前半(CHAPTER1~4)の方は、図解付きでSEOの基礎的なことはもちろん深い部分のことについても書かれているので、初心者はもちろんのこと、SEOの知識をより深めたいという方にもピッタリではないかと思います。

 

そして、SEOの上級者向けにはアユダンテ株式会社さんの「SEOを強化する技術」を読まれるといいじゃないでしょうか。

 

 3.SEO仲間を作ってみる。

 

私もたびたび気付かされることがあるんですが、一緒にSEOをやっている仲間の存在というのは大事です。

 

同じSEOをやっている者同士の仲間なので、議論したり刺激し合えるのが、貴方をと~ってもSEOが好きにさせるものだと、私は考えています。

 

別に、貴方の身の回りにSEO仲間がいなくても、Twitter,Facebook,Google+上で、絡んでくれる人を多く作っていけば、だんだんと「SEOが好きだ」となっていくでしょう。

 

 

最後になりますが、今回の使用した写真の使用許可を承諾して頂いた皆様方、誠にどうもありがとうございました。

 

 ※今回の記事は、あくまで私の見解・感想ですので、それを踏まえて読んでください※

2012年1月17日 火曜日

SEOはページ数を増やせばいいというものではない?

日々SEO調査を行っているんですが最近「とある」ワードでとても興味深いサイトが上位表示しているのを発見しました。

 

 

このGoogleの検索結果なんですが、赤枠の1位に表示されているサイトがあるんですが、実はこれサイトのページ数が1ページのみです。

 

「site:」で検索してみても、

 

Googleで調査ドメインを「site:」検索01

 

直接サイトを確認した時と同様に、Googleに1ページのみがインデックスされている状態であることが確認できました。

 

なぜ1ページのみで上位表示しているのかを考えた時に、もしかしたら競合が少なく簡単なワードだから、上位表示できてるじゃないのかなと思ったのですが、「Google AdWordsキーワードツール」で調べてみると、

 

GoogleAdWordsキーワードツールでの調査01

 

競合性の高いワードであることが確認できました。これは「Google AdWordsキーワードツール」での結果ですが、自然検索でも競合が存在している可能性は高いと考えられます。

 

 

では、実際他の競合サイトはどのような状態になっているかを、まずこのワードの検索結果で1位以下のサイトを、「site:」で調べてみると、

 

Googleでの「site:」検索01

 

このようになっており、1位のサイトとは違いページ数も最低でも40ページほどは存在しているということが分かります。

 

次に、OSE(Open Site Explorer)で調べると、1位が以下のようになっており、

 

 

次に2位が、

 

「OSE」の検索結果02

 

そして3位が、

 

「OSE」の調査結果03

 

さらに4位が、

 

「OSE」の検索結果04

 

全てを載せるとわけにはいかないので最後に5位が、

 

「OSE」の検索結果05

 

このようになっております。

 

この結果から分かることは、OSEの結果にはなりますが(また、検索結果によっても異なりますが)、ページオーソリティが高く、サイトのページ数が多くあっても、ページオーソリティが低く、ページ数が1ページのみのサイトが上位にランクされることもできる。また、単にページ数を増やせば、上位表示できるものでないということが言えると思います。

 

そして、なぜ今回調査したサイトが1位に表示されているのかの1つの要因ではないかと考えられることが、入力したキーワードと関連性が高く、ユーザーのニーズに合っているサイトであることです。

 

それはなぜかというと、調査した検索結果を見てみると、

 

 

関連する検索キーワードに表示されているキーワードで、1位のサイトのタイトルタグ・内部コンテンツ等と最もマッチすると考えられるが表示されており、検索したきたユーザーにとってニーズのあるサイトになっていることが考えられ、Googleの共同創設者ラリー・ペイジ氏が言っている、

 

ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返す

 

ということに当てはまっている可能性があるからです。

 

ただ、OSEで調査した時にこの被リンクを覗いてみるとほとんどがサテライトサイトにブログを使用したものになっており、このサテライトで使用している文章が「とある」サイトからそのままコピーしてきているということが分かりました。

 

「allintext:」の検索結果01

 

上記のように、「allintext:」を使用してサテライトで使用されている文章をGoogleで検索すると、このような感じで、オリジナルが表示されていることが確認できます。

 

そして、このようなサテライトブログからアンカーテキスト分散されていることも、OSEを見ると分かりました。さらに言うと、これは今効果があるじゃないかと言われているオールドドメインを使用してはいないということも分かりました。

 

いろいろとOSEを見ていくと分かることがあるんですが、ま、あんまり深いところを突っ込んでいくと、ディスりっぽくなってしまうので、これ以上言いません。

 

今回の内容はディスるために書いたのではなくて、サイトのページ数を単に増やせばいいというものでもないし、サイトが1ページでも上位表示できているのは興味深いってことをお伝えしたかったわけなんですよね。もし気になる方は、本日1月17日の夜から開催予定の第5回大阪SEO飲み会にてでもお話できたらします。

 

※今回の記事は、あくまでも私の見解なので、それを踏まえて読んでください※

 

2012年1月12日 木曜日

検索結果からのCTR(クリック率)もSEOに影響か?

海外WEB戦略戦術ブログさんで、「SEOmoz発表、2011年のGoogle上位表示はここが大事だった」という記事を読んでました。

 

そして、この記事の中で、ちょっと気になることが書かれており、それは何かというと、

 

検索結果からのCTRも見ている模様

 

ということです。そしてこれがもしかしたら影響しているんじゃないかっていう現象を本日確認しました。

 

それが「ヘルタースケルター」というキーワードで、このキーワードは1月11日に沢尻エリカさんが主演することで話題となり、Googleで「ヘルタースケルター」と検索するユーザーが増えていると考えました。

 

実際に、

 

Google急上昇ワード

 

1月11日付けのGoogleでの「今日の急上昇ワード」の上位にランクされていることを確認しました。

 

この急上昇ワードにランクされる直前ぐらいまでの「ヘルタースケルター」というキーワードのGoogleの検索結果が、

 

Google「ヘルタースケルター」の検索結果01

 

上記のようなもので、1位にアマゾンの「ヘルタースケルター(漫画)」のページが存在していることが分かりますが、急上昇ワードにランクされていた後の訪れているユーザーが多くなっていると考えられる検索結果を見てみると、

 

Google「ヘルタースケルター」の検索結果02

 

上のように、1位に表示されていたアマゾンの「ヘルタースケルター(漫画)」のページが3位になっていることが確認でき、「ヘルタースケルター (漫画) – Wikipedia」のページが1位になっています。

 

これは、もしかすると沢尻エリカさんが主演することで話題となり、沢尻エリカさん自体は知っているものの「ヘルタースケルター」というものが、「どういったものなのか?」という情報を探しているユーザーがGoogleで「ヘルタースケルター」というキーワードを入力し、「ヘルタースケルター」という商品を購入できるサービス系のウェブページよりも、「ヘルタースケルター」をいうものがどうゆうものかという情報を載せているWikipediaのページをクリックするユーザーが増えたために、検索結果からのCTRが高まり、結果的にWikipediaのページの方が上位に表示されるということが起こってしまったのではないかと考えました。

 

さらに、ここで面白いのが、Twitter上でアマゾンの商品ページと、Wikipediaのページで1月11日付けにどのようにツイートを見てみると、

 

twitterのツイート01

 

twitterでのツイート02

 

このように、アマゾンの商品ページの方が圧倒的にツイートされているのが分かるにも関わらず、1位から3位に順位が下がっている。

 

そして、翌日の1月12日、再度「ヘルタースケルター」の検索結果を確認してみると、変わらずWikipediaのページが1位に表示されてました。

 

また、

 

Google「ヘルタースケルター」の検索結果03

 

映画の「ヘルタースケルター」公式サイトが、11日は2ページ目に表示されていたのですが、12日には1ページ目に表示されるようになっていることを確認。

 

TwitterでサイトのURLで検索してみると、いろんな人からツイートされていましたが、ウェブ戦略専門情報ブログさんでも書かれていることですが、Shareをたくさんされているからといって、上位表示されるわけでもなく、他のリンク要因が影響していることも考えられます。

 

さらに、今回の「検索結果からのCTRも見ている」というのは、米国Google(パンダアップデート導入後)でのことであり、日本ではなく、「ヘルタースケルター」の件も微妙に順位が上がったりしたり、下がったわけなので、なんとも言えないところもあるんですが、SEOmozが発表したということは、「検索結果からのCTRも見ている」と少なからず考えていたりするわけで、見ている可能性もあるんじゃないかと思った。

 

最後に、このブログ記事を読んでいるみなさんに、アンケートを実施します。

 

検索結果からのCTR(クリック率)はSEOに影響しているか?

 

当てはまる項目をクリックして、「Vote!」を押せば投票できます。

 

投票結果は、「View Results」をクリックすれば見れます。

 

多くのご参加お待ちしております。

 

※この記事は、私の見解ですのであくまで参考として読んでください。

 

2012年1月6日 金曜日

メタディスクリプションタグから見る、今の内部の重要性

「GoogleのSEOでは、内部コンテンツがより評価されている。」

 

最近では、こんな話をよく聞くが、「なぜ、評価されているのか」と聞かれると「うーん」となってしまうことがある。

 

けれども、Googleの検索結果を見ると、「これが評価されている可能性が高い」という根拠のようなものになるのではないかと考える部分を見つけた。

 

それは例えば、Googleで「コスプレ」と検索した場合に、

 

Google「コスプレ」検索結果01

 

9ページ目のほどに、「GataketCosplayParkBP2」というコスプレ撮影スタジオのサイトが存在するのだが、この検索結果を見る限りでは、メタディスクリプションタグではなく、ページの内部に設置してある「コスプレ」というキーワードを表示させていることが分かり、このサイトはメタディスクリプションタグが設置していないために、ページ内部に設置しているキーワードを表示させているのではないかと考えたのですが、このサイトのソースを確認してみると、

 

サイトのソース確認01

 

上記で分かる通り、ちゃんとメタディスクリプションタグが設置されており、そのタグの中に「コスプレ」というキーワードが含まれているにも関わらず、ページの内部情報を読み取り、「コスプレ」というキーワードを表示させている。

 

本来であれば、「コスプレ」と検索すると、

 

Google「コスプレ」検索結果02

 

この3つのサイト(サイトで設置しているメタディスクリプションタグが表示されていることは確認済み)のようにスニペットが表示されるはずである。

 

しかし、「GataketCosplayParkBP2」というコスプレ撮影スタジオのサイトに関しては、設置されているメタディスクリプションタグが表示されずに、内部情報が表示されている。これはもしかしたら、Googleが内部コンテンツというものを重要視しているために、ページ内部の情報を収集することで、そこにどのようなことが記述されているのかをしっかりと確認して評価しているのではないかと考えました。

 

他にも、Googleで「パスタ」と検索した場合に、

 

Google「パスタ」検索結果01

 

5ページ目に「洋麺屋五右衛門オフィシャルサイト」というサイトが存在するだが、これもメタディスクリプションタグを確認すると、

 

メタディスクリプションタグ01

 

上記のようにちゃんと設置されていることが確認できる。これは、Googleがページ内部の情報を収集することで、そこにどのようなことが記述されているを確認している可能性が高いといえるが、この「パスタ」と「コスプレ」のサイトに関しては、タイトルタグにメインキーワードを含ませていないので、もしかしたら本来はタイトルタグがしっかりと見られており、設置していないものはページの内部情報を優先して収集していることも考えられるが、Googleの「パスタ」という検索結果を見ると、

 

Google「パスタ」検索結果02

 

1ページ目に「ジョリーパスタ – パスタ専門店 –」というパスタの専門店のサイトが表示されており、これはタイトルタグにメインキーワードを含ませたものとなっています。そして、メタディスクリプションを見てみると、

 

メタディスクリプションタグ02

 

上記のように、記述されていることが確認できる。

 

さらに、メタディスクリプションタグに関していろいろと調べていると、Googleで「ラーメン」という検索結果において、

 

Google「ラーメン」検索結果01

 

ラーメン通信販売 マルサカラーメン」というサイトが表示されているだが、このメタディスクリプションタグを覗いてみると、

 

メタディスクリプションタグ03

 

設置しているが、検索結果で表示されているものと比較すると、これは無視されている可能性が高いだがサイト内部に、

 

スタミナジャン麺などの販売。奈良県田原本町。

 

と完全にマッチする文章が含まれておらず、ひょっとしたら過去にサイト上で使用した文章が表示されている可能性もあるのではないかと、「Internet Archive: Wayback Machine」で調査してみると、上と同じ文章を使用している形跡は見受けられなかった。

 

また、同じ「ラーメン」という検索結果で、

 

Google「ラーメン」検索結果02

 

宇部ラーメン情報局」というサイトが表示されており、これはメタディスクリプションタグが設置されていない。本来、タグを設置していない状態であれば、

 

Google「ラーメン」検索結果03

(メタディスクリプションタグ未設置確認済み)

 

このように表示されるはずだけれども、「宇部ラーメン情報局」では赤枠のようなスニペットが表示されています。

 

ただ、これもページ上には、これと完全一致する文章は「Internet Archive」を見る限りでも存在せず、「食べ歩き」となっているが、サイト上で「食べ歩き」という言葉を使用している形跡もなく、可能性としてはGoogleがサイトの情報を読み取り、内部のコンテンツがどのようなものであるかを判断して表示させていることが考えられる。

 

また、赤枠のようなスニペットが表示される条件としては、「ようこそ蔵とラーメンの街 喜多方へ | 喜多方観光協会」のページが存在していたのが2007年10月頃で、「宇部ラーメン情報局」が2001年2月頃と古いことが確認できたので、Googleでインデックスされてからの期間が長いものが対象となるのではないかと推測できる。

 

そして、「ラーメン通信販売 マルサカラーメン」というのも、本来ならタイトルタグから分かるように、「ラーメン通信販売」や「ラーメン通販」といったものを押しているのであれば、それに合わせたようなスニペットが表示されても可笑しくないのではないかなと思ったが、サイト上をよく見るとメインのコンテンツ部分において、このお店自慢?の「スタミナジャン麺」という商品がサイトに訪れたユーザーからすると、押している商品なのではないかと考えられなくもないので、それと同じようなことをGoogleは判断して、スニペットで「スタミナジャン麺など」と表示させているのだという可能性もゼロではない。

 

つまり、現在はメタディスクリプションタグよりも、内部コンテンツの方が特にGoogleが評価しているのではないかということも言えるのではないだろうか。

 

今回このような調査を行ってみると、やはり目的とするキーワードの検索結果で上位表示させる場合に、サイトの内部においてどのようなコンテンツにするか(置くか)ということはとても重要なものとなってきているのではないかということが分かる。

 

最後に、今回のことは先月の大阪SEO飲み会にて、お酒もけっこう飲んでいたのですが私の記憶が正しければkgganさんとお話させて頂いたことが、元ネタとなっています。(間違ってたらすみません、、汗)

 

※追記※

 

ラーメン通信販売 マルサカラーメン」というサイトのメタディスクリプションタグで記述されてある文章とは違う文章をGoogleのスニペットで表示されており、自動で生成しているようなことを書きましたが、SPAM-SEOさんの「ディスクリプションがどうのこうのいう記事があったので」という記事で、

 

例のスニペッドは懐かしのdmozの登録文です。

 

と書かれており、「あっ!そうか」ということで確かめるためにGoogleで「allintext:ラーメンサイトのスニペット」で検索してみると、

 

allintextの検索結果01

 

確かにdmozを利用して作成されたディレクトリ系のサイトの紹介文であることが分かりました。そして、これによりアンカーテキストの周囲の文章も、リンク先のサイトに影響を及ぼす可能性のあることが高いと考えられます。

 

しかし、ここで1つの謎が出てきました。

 

それは「宇部ラーメン情報局」のサイトのスニペットです。これをGoogleで同じように「allintext:」で検索してみても、

 

allintextでの検索結果02

 

完全に一致する文章は表示されていないんですが、dmozを検索すると、

 

dmoz検索01

 

サイトの方は登録されており、紹介文もスニペットで表示されているものと同じでした。(ちなみこのページのインデックスは削除されていました)他にも別サイトのリンク集にも同じ紹介文を掲載していることを確認しました。

 

これは私の見解であり、あくまで参考として読んでください、あと今回の「内部」とはbody部分のことを指してます。

 

2012年1月5日 木曜日

SEO調査~Googleキーワード認識(略語)~

SEOを行う時に、サテライトサイトを作って、上位表示させたいサイトに対して評価を渡す(リンク先の情報を認識させる)時に必要なものとして、アンカーテキストがある。

 

しかし、このアンカーテキストで、上位表示させたいキーワードを含ませずに、1位に表示されているウェブページが存在している。

 

その1位に表示されているキーワードは何で、どんなウェブページなのかというと、Googleで「スラダン」と検索してもらうと、

 

Google「スラダン」検索結果01

 

このような検索結果になっているのだが、1位になっているWikipediaの「SLAM DUNK」である。

 

このウェブページを見てもらえれば分かるが、「スラダン」というキーワードは1回も含まれておらず、さらに、

 

OSEの検索結果01

 

Open Site Explorer(無料版)で確認する限りは、「スラダン」というキーワードを含ませたアンカーテキストは張られていないことが確認できた。

 

では、なぜ「スラダン」という検索結果でWikipediaの「SLAM DUNK」というページが1位に表示されているのかということになり、そうするとある仮説が頭を中に浮かんだ。

 

その仮説とは、「スラダン」というキーワードをGoogleは「スラムダンク(SLAM DUNK)」として処理しているのではないかということ。

 

確かに「スラムダンク」を略して「スラダン」と呼んでいる人もおり、Googleの検索結果においても、

 

Google「スラダン」検索結果02

 

上記のように、「スラムダンク」に関するウェブページに対して「スラダン」とタイトルタグや本文に使用していることが確認できる。

 

さらに、「スラダン」と検索すると、

 

Google「スラダン」の検索結果03

 

「スラダン」が太文字になっていることも確認できるが、「スラムダンク」というキーワードも太文字になっていることが分かるので、「スラダン」を「スラムダンク」とGoogleが認識されている可能性が高い。

 

また、「僕は妹に恋をする」という漫画作品を「僕妹」と略語で呼んでいるユーザーもおり、この「僕妹」という検索結果においても、

 

Googleの「僕妹」の検索結果02

 

「僕妹」というキーワードは一切含まれておらず、さらにOpen Site Explorer(無料版)で確認する限りは、

 

OSEの調査結果02

 

「僕妹」というキーワードの含まれたアンカーテキストが張られている様子はない。

 

では、なぜアンカーテキストによるウェブページの情報認識もなしに、「スラダン」というキーワードでWikipediaの「SLAM DUNK」が1位や、「僕妹」でWikipediaの「僕は妹に恋をする」のページが1位になっているのかを考えてみると、これは私の見解だが、Googleが「スラダン」を「スラムダンク」、「僕妹」を「僕は妹に恋をする」と認識している可能性があるということは、「スラムダンク」、「僕は妹に恋をする」それぞれでユーザーにニーズのある最も一致するページを探してそれがWikipediaのページであると判断して、表示させていると考えられる。

 

今回調査したキーワードで、このようにまったく完全に一致するアンカーテキスト(「僕妹」、「スラダン」)が張られていないのは、興味深いものである。

 

これは、私の見解なのであくまで参考として読んでください。