2014年4月9日 水曜日

Google(検索エンジン)に意味のあるメタタグ、意味のないメタタグ

metaタグのキーワード属性にはキーワードを入れる。これはHTMLを扱う方であれば当然実行していることで、設定しておいて損することはなにもありません。

<meta name=”Keywords” content=”seo,seo対策,検索エンジン最適化” />

このようなタグです。ただ、Googleではサポートしていないので、SEOという部分だけ見ると、設定しているからといってプラスになることはありません。

Keywords属性以外にもAuthor、Copyright、Generator、Pragm、Cache-Controlなど、Googleでサポートしていないものは、無視されます。

Googleがサポートしているメタタグ
メタタグは、サイトの情報を検索エンジンに提供するうえで非常に便利です。メタタグを使用して、あらゆる種類のクライアントに情報を提供できます。各システムでは、サポートするメタタグのみを処理し、残りは無視されます。
https://support.google.com/webmasters/answer/79812?hl=ja

メタタグ以外でも誤った設定方法をしているページに対してGoogleは無視することがよくあります。

rel=canonical 属性に関する 5 つのよくある間違い
扱っている内容は類似しているけれども文章自体はさほど似ていないという場合は、canonical指定をしても検索エンジンで無視される可能性があります。
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2013/05/5-common-mistakes-with-relcanonical.html

サイトに異常が起こった際に、検索エンジンに影響を受けるもの、まったく影響を受けないものを把握しておくことで、問題解決するスピードが早くなります。ただし、検索エンジンにまったく効果がなくても実用的なメタタグも存在しますので、サイトの使用目的にあった使い方をする必要があります。

2013年12月9日 月曜日

実践SEOマニュアル118個

SEOには間接的な効果と直接的な効果があります。ユーザーを意識したWEBサイトを作ることによって信頼が得られ、外部リンクの獲得につなげることができます。

目次
①内的要因:コンテンツ(11)
②内的要因:HTML(7)
③内的要因:クローラビリティ(18)クローラーの巡回しやすさ
④内的要因:ユーザビリティ(22)ユーザーの使いやすさ
⑤内部要因:アクセシビリティ(10)サイトの利用しやすさ
⑥内的要因:ファインダビリティ(7)サイトの見つけやすさ
⑦内的要因:マーケティング基本(6)
⑧内的要因:マーケティング応用(10)
⑨内的要因:WEBサイトの品質(15)ペナルティ対策
⑩外的要因:リンクビルディング(12)リンク構築

①コンテンツ
1.質の低い、薄い内容のページがないか
低品質なサイトの掲載順位を下げ、良質なサイトに適切な評価を与えるPandaアップデートが実装され、Googleウェブマスター向け公式ブログには、低品質なコンテンツがサイトの一部しか存在しない場合でも、掲載順位に影響を与えることがあると明記されています。

2.十分なボリュームがあるコンテンツであるか
ページにテキストや画像など、コンテンツが豊富に用意されていれば、ユーザーを満足させる確率が高くなります。ユーザーの目的や悩みを解決することができれば、ページへリンクが張られる可能性が高くなり、WEBページの掲載順位も高くなります。

3.対象のキーワードで検索したユーザーが、求めているページ内容か 
検索ユーザーが検索したキーワードとサイトが一致していなければ、ユーザーを満足させることができません。ユーザーの求める内容を提供することができれば、ユーザー、検索エンジン、サイト運営者の3者にとってメリットがあります。

4.ユーザーが求めるすべてのコンテンツを用意しているか 
検索クエリの中には、範囲が広すぎて抽象的なキーワードも多く存在します。ユーザーの意図が複数存在するクエリに関しては、多種多様なコンテンツを用意して、目的の異なるユーザーに対しても対応できるようにする必要があります。

5.対象ページは対象キーワードが含む関連性のある内容か 
特定のキーワードで検索したユーザーは、そのキーワードをサイトに訪れた後も探しています。対象ページにキーワードを使用したコンテンツを用意することで、離脱を防ぎ、検索エンジンからの評価を得ることができます。
(さらに…)

2013年10月22日 火曜日

サイト内のリンクは、内部リンクか外部リンクか示していますか

サイトの中でユーザーの想像から離れた動きがあると、ストレスを感じさせてしまう可能性があります。ボタンをクリックしたのにリンクではなかった、実はマウスオーバー処理がされていた。一度訪れたページに再度訪れてしまった。ユーザーが嫌がる項目として、様々な可能性が考えられると思いますが、今回は内部のリンクと外部へのリンクの話です。

内部のリンクなのか、外部へのリンクなのかはブラウザの左下を見れば、ドメインの違いはわかりますが、毎回チェックしないといけないのは、ユーザーにストレスを与えてしまいます。どういう見せ方が一番スマートであるのか、大手のサイトを調査してみました。ポイントはブラウザの左下に表示されるURLを見ずにどちらのリンクか判断できるかです。

まずはヤフーニュースを見てみました。

link01

”公約違反との指摘も”以下2行は東京新聞、TBS系(JNN)と書かれています。当然外部へ飛ぶリンクだと思いきや、Yahoo!ニュース内の記事に飛びます。一方で”クリスマス前に妥協目指す”以下の2行のリンクはいずれも外部へ直接飛ぶようになっています。非常にわかりずらいですね。

次にGoogleのヘルプです。

link02

”schema.org”に関しては(英語)と添えられているので、外部へのリンクかどうかは判断できませんが、英語のサイトであることはわかります。こちらは外部サイトへのリンクでした。次に”動画サイトマップ”ですが、こちらはGoogleサイト内、次に”動画アークアップのテスト”ですが、こちらは通常のGoogleサイト内と思いきや、ポップアップ表示+動画でした。上部に動画があったので、まったく想像できませんでした。

次はwikipediaです。

link03

こちらは非常にわかりやすく、アイコン付で”脚注”4行と”外部リンク”という項目の3行がすべて外部へのリンクです。wikipediaのこの部分が外部リンクでそれ以外はサイト内のリンクということを認識している人は多いのではないかと思います。この形はどのページでも変わらないからです。

サイトの一部分を見て、判断しているだけですが、一番わかりやすい構成になっているのがwikipediaでした。多様な情報の見せ方ができていないと言えばそうですが、シンプルでユーザーにやさしい構成なのではないかと感じました。

2013年10月21日 月曜日

過去にトラフィックを集めた自動生成コンテンツの現在

楽天、アマゾン、YoutubeなどのAPIが登場した当初、いろんなAPIサイトが立ち上がりました。スクレイピングサイトも増え、自動生成されるコンテンツは、工夫次第で検索エンジンから多くのトラフィックを獲得することに成功しました。パンダアップデート以降のトラフィック状況が気になったのでalexaで調べてみました。

補足:あくまでalexaの情報を参考にしており、また検索エンジン以外のトラフィック要因もあると思います。正確な数字はわかりませんので、参考程度にしてください。

動画検索サイト①
traffic1
複数の動画共有サイトを横断検索できるサイト。膨大なインデックス数によって多くのトラフィックを集めていました。一度リカバリーしたものの、復活には至らず。

動画検索サイト②
traffic2
同じく複数の動画共有サイトをまとめて検索できるサイト。サイトを見たところ、やっつけの重複対策は見られましたが、根本的な解決には至っていない。

2ちゃんねるヘッドライン収集サイト①
traffic3
ページすべてを収集していない。ユーザビリティの追究と無駄なインデックスを求めていない設計がアクセス維持の要因か。

2ちゃんねるログ収集サイト②
traffic4
全ページ収集でミラー。アクセスが急落。

下記はAPIやスクレイピングサイトなどではなく独自のCGMサイトです。インデックスが急増するコンテンツの成功事例として紹介します。

CGMサイト①
traffic5
すべてのコンテンツが独自のコンテンツでテキストベース。コンテンツの質は、低い・高いはあるものの、多くのアクセスを確保している。

CGMサイト②
traffic6
すべてのコンテンツが独自だが、先ほどのコンテンツと異なり、画像ベース。コンテンツの内容も検索エンジンから集めずらいのか急落もある。

自動生成サイトの生き残る道としては、やはり、価値のないページはインデックスさせないということだと思います。独自の見せ方があり、公式サイトをみるよりも使いやすいといったメリットがあり、なおかつインデックスさせることに意味のあるコンテンツを公開すべきかと思いました。ぱっと思いついた対策ですが、例えばすべてのページに一旦canonicalで本サイトを指定しておき、一定のリンクがそのページについた時点でcanonicalを外す設定をしておくと、そのページに対してコメントや独自のコンテンツが増えたことによる評価があるのかもしれませんので、canonicalを外す意味がでます。そうすることで、リンクを受けた価値の高い可能性のある記事のみをインデックスさせることができます。

2013年10月15日 火曜日

GoogleブックスでSEOを勉強する

SEO関連のキーワードで検索していたら、自然検索にgoogleブックスの情報が出ていました。ちょっと読んでみたいと思った本を集めました。

Search Engine Optimization 非常識なSEOの常識
books.google.co.jp/books?isbn=4797352302

即実践! SEO対策
books.google.co.jp/books?isbn=4774140023

自社に最適なSEO事業者の選び方
books.google.co.jp/books?id=i9GgQCYO4O0C

2013年10月9日 水曜日

SNS、ブログ連携コンテンツによる重複の問題

ツイッター、フェイスブック、mixi、google+など、ソーシャルメディアの普及によって、複数のSNSアカウントを所有している個人や企業が増えています。数が増えると管理が大変ですが、しっかり作りこまないとうまくいかないのでやっかいです。

あまり手間をかけたくないけど、SNSのアカウントは更新していきたいという場合には、コンテンツを連携させる方法があります。例えば、フェイスブックで投稿した内容を自動でツイッターにも投稿するという方法です。これで1投稿ですべてのSNSを更新することができます。

ただし、SEO的な視点で考えると、重複の問題が出てきます。ツイッターだからだとか、公式の機能だから、などは関係ありません。検索エンジンから見ると、類似したコンテンツとなる可能性があります。ライブドアブログに投稿したら、FC2ブログにも同時に投稿されるのと同じです。

twitterは入力できる文字数が少ないのでタイムセール用、フェイスブックは画像が見やすいので新製品告知用など、SNSの特徴を理解した上で、目的別に分けて作成することが必要です。

但し、あくまでSEOを考えたケースですので、検索経由のアクセスを求めていない場合は全然問題ありません。

2013年9月30日 月曜日

ECサイトの商品ページを上位化させるには

ECサイトの商品詳細ページに対する評価はかなり低いと言えます。書籍名+通販などで検索してみると、アマゾンや一部のサイト以外は、低品質なブログにすら負けていることがあります。記事数が1-3ページ程度の数時間で作ったようなアフィリエイトブログにです。

なぜこういうことになってしまうかというと、テキストが公式の商品説明と同一で、重複コンテンツとなっているからです。オリジナルは公式のテキストだと判断し、それ以外のコンテンツの評価が下げられているからです。

通販ショップの運営者の方は、そういった現状を把握されている方も多いです。現状は商品数が多くて対応することができないという状況です。ただし、重複と判断されて評価が低い場合に、オリジナルコンテンツを作成する以外に解決する道はありません。逆に言えば、あまり対応できていないサイトが多いからこそ、上位表示が簡単ということも言えます。

ECサイトの場合、運営者側でコンテンツを用意するのは非常に困難です。例えばDVDショップの場合、すべての作品を見ることはできないからです。そういった状態でコンテンツを作成したとしても、せいぜいリライトで、誤りの情報を載せてしまうと信用を失うリスクもあります。

上位化を達成しているサイトには共通点があります。それは口コミ(レビュー)機能です。口コミであれば、より多くの商品にも対応することができ、運営者が見えていなかった部分もテキスト情報として掲載することができるからです。色やサイズなど、製品情報として差別化しずらい部分でも、レビューであれば独自性のあるテキストが可能となるかもしれません。「画像で見るよりも色が鮮やかだった」「リンク先のテレビと同じサイズのテレビ台なのでセットで買うとオススメ」などです。

レビュー機能にも一つ問題があります。中小のECサイトで商品数が多い場合、そもそも購入者が少ない為、購入したユーザーでなおかつレビューをしてくれるユーザーとなると、かなり限られた数になってしまいます。

質という点では低いものとなってしまいますが、対応策として、購入前レビュー、購入後レビューという2つを用意して、購入していない人にもレビューを書いてもらう方法も考えられます。購入前と購入後、合わせて書いてもらうことでポイントなどを多く付与するという特典があれば、ユーザーにとってもメリットのあるモチベーションとなります。

特に力を入れているサイトは、口コミランキングなどのコンテンツもあり、より参考になった口コミに対してポイントを付与するということも行っています。レビューは、コンバージョンを高める役割もあり、検索エンジンで上位化することもできます。

2013年9月26日 木曜日

コンバージョン率の高いキーワード、指名検索を取りこぼしていませんか

指名検索は、一般のキーワードに比べて、ずば抜けてコンバージョン率が高い傾向にあります。その製品やサービス、会社名のことをある程度知った上で検索しているので、当然と言えば当然なのかもしれません。

指名検索キーワードは見込み客獲得の為には、非常に優秀なキーワードです。但し、お客様は、製品やサービス、会社名を間違えて入力していたり、スペルを間違ってしまったりすることがあります。正式な名前を憶えてなくて、検索して探したけれども見つからない。これは非常にもったいないです。

弊社のコーポレートサイトに訪れてくるユーザーの検索キーワードの中から、指名検索のデータを集計してみました。各キーワードで上位化しているキーワードもあれば、2.3ページ目に表示されるキーワードもあります。また、あくまでアクセス解析で計測されたキーワードのみですので、実際に上位化できておらず、取りこぼしていることもあると思います。

全体の母数の集め方として、「クロス」「cross」「walk」が含まれるキーワードとしました。また、明らかに弊社を探していないであろうキーワードは除外しています。クロスウォーク、株式会社クロスウォークが最も一致したキーワードだと思いますが、その割合はというと、61.6%でした。

また、キーワード「クロスウォーク」では、商業施設である堂島クロスウォークが1位、弊社コーポレートサイトが2位という結果になっており、目的が明確であれば2位でもクリックして頂ける可能性はありますが、取りこぼす可能性は0ではなく、少なからず1位である場合よりも高くなってしまうと思います。

キーワード一覧はすべてではないですが、下記に掲載しております。全体的な印象としては、「ウォ」という字がローマ字表記で打ちづらいという点と、スペルが覚えずらいという欠点がありました。

今後の対策として、社名を変えるということは簡単にできませんので、新たなサービス名を作る場合には覚えやすい名前にすることと、間違いキーワードを入力した場合にも本サイトが表示されるようにする工夫が大事だと感じました。

 
■社名でそのまま
クロスウォーク
株式会社クロスウォーク

■社名間違い
株式会社プロウォーク
seoプロウォーク

■複合キーワードseo
クロスウォーク seo

■英語表記
株式会社crosswalk

■英語表記、複合キーワードseo
crosswalk seo

■省略
クロス seo

■(株)表記
(株)クロスウォーク
株クロスウォーク
株式クロスウォーク
株)クロスウォーク

■英語表記、間違い
crosswalks seo
crosswork seo

■入力間違い
クロスウオーク
クロスヲーク
クロスウォ-ク
クロスウオ-ク
クロスゥォーク
クロスヲーク 株式会社

2013年9月24日 火曜日

インデックスされない&削除(一部削除)された場合の対応方法

インデックスされていないということは、順位付け以前の問題で、検索エンジンからアクセスされることがありません。何らかの問題が生じていることは明らかですが、原因として考えられる項目が多い為、現在の状況を把握した上で解決方法を実行していくことになります。まず、大きく2つのパターンに分かれます。そもそもインデックスされない、次にインデックスされていたけど、削除されてしまった。2つのパターン別にどのような確認作業を行うべきかをまとめてみたいと思います。

■そもそもインデックスされないケース
①クローラーがページをまだ見つけていない
検索エンジンは、クローラーと呼ばれるプログラムによって、インターネット上のデータを集めています。はじめて公開されたウェブページは、主にリンクをヒントに辿っていきますが、どこからもリンクされていないページは検索エンジンが発見しずらい状況になっています。すでにインデックスされているトップページなどからリンクを貼ってあげることで、見つかりやすくなり、検索エンジンにインデックスされる可能性も高くなります。リンクを貼る以外にも解決方法はありますが、一番手っ取り早くて安定してクロールされます。

②以前のドメイン所有者によるスパム
あなたがはじめてドメインを契約したとしても、そのドメインは以前誰かに使われていた可能性があります。その所有者がスパム行為を行い、検索エンジンに削除されたようであれば、検索エンジンにインデックスされない状況になっている可能性があります。この場合は、まず、ウェブマスターツールに登録して、状況を確認してみましょう。通知が来ているようであれば、ペナルティ解除の施策を行う必要があるかもしれません。過去のサイト状況はこちらで確認

③robots.txtでクローラーを制御している
ウェブマスターは、検索エンジンのクローラーに対して、情報を与えたり、命令したりすることができます。検索エンジンは、ウェブサイトに訪れる前に、まずrobots.txtというファイルを見に来ます。ウェブマスターは、トップページのindex.htmlと同じ階層に設置することで、クローラーに対して、クロールしてはいけないページやインデックスしてはいけないページ、サイトマップのURL場所など、様々な情報を与えることができます。ここでインデックスしてはいけないという指定をしていれば、検索エンジンはインデックスしてくれませんので注意が必要です。

④.htaccessでクローラーを制御している
.htaccessという強制力の強いファイルを設置することができます。このファイルは、通常モバイル端末はモバイル専用サイトへ、引っ越ししたファイルを新しいURLへ移動させるためなどにも使われますが、URLにアクセスさせないということもできますので、検索エンジンのクローラーが対象のURLに辿り着けていない可能性があります。その場合ももちろんインデックスされることはありません。.htaccessに関しては、専門的な知識が必要ですが、robots.txtに関しては、導入しやすく、*があるなしでインデックスされない指定になってしまう可能性があります。実際に間違った指定をしている例を見ることがあります。

④ページの質が低い、コンテンツ不足
検索エンジンのクローラーは、多くのウェブページをクロールしますが、なるべく有益なページからクロールしたいと考えています。例えば、検索結果が見つかりませんでした。とだけ表示されるページは、なるべくインデックスしたくないのです。また、極端に階層が深いページであれば、与えられるページランクも低くなり、開設したばかりのサイトやページ数が膨大なサイトなど、なかなか下層ページまでインデックスしてくれないケースもあります。

⑤クローラーが認識しずらいコンテンツ
検索エンジンはジャバスクリプトもFLASHも読めるようになってきましたが、完全にすべてを認識できるようになったわけではありません。複雑なリンクの飛ばし方をしていた場合、うまくクロールできない可能性があります。基本的にはHTMLソース上にリンクタグが含まれていれば問題ありません。存在しない場合は静的なリンクを設置して、クローラーが辿り着きやすいようにしてあげる必要がります。

■インデックされていたけれど、消えてしまった場合
①ペナルティを受けた

検索エンジンは過剰なseoを嫌う為、場合によってはインデックス削除を行う可能性があります。但し、検索エンジンペナルティでインデックス削除されてしまう例は、クローキングやSEOポイズニングのようなかなり悪質なスパムに対するものが多い為、ほとんどの場合では問題ありません。ただし、WEBサイトがマルウェアなどに感染してしまっている場合は、インデックス削除の処置を取られてしまう可能性があります。

②対象ページへのリンクがなくなった
先ほど説明した通り、検索エンジンのクローラーは、リンクを参考にしてウェブページを収集します。新着情報としてサイトのトップページに掲載されていたけれど、さらに新しい情報が出てきたのでリンクを削除したケースがあれば、その対象ページへたどり着けるリンクがなくなってしまう為、検索エンジンはページを発見することができなくなってしまうかもしれません。

③クローラーがサイトにアクセスできない
先ほどのクローラー制御と内容は同じです。インデックスされていたということは、途中で書き換わった可能性があります。また、robots.txtを挿入していたとしても、被リンクが多い場合などは、検索エンジンに拾われてしまう場合もあります。

④クローラーが来たときにサーバーが重くてタイムアウト
サーバーやシステムによっては、アクセス増加に伴って、非常にレスポンスが遅くなってしまうサイトがあります。数日の間であれば、特に問題はありませんが、しばらく続いてしまった場合には、対象ページをインデックスから外してしまう可能性があります。但し、この場合はサイトのレスポンスの改善さえおこなえれば、元通りクロールされ、インデックスも復活することができます。

⑤ページが存在しない(404エラー)
ページが存在しなければ、自然にインデックスは消滅してしまいます。ドメインの更新忘れなどでアクセスできなくなってしまった場合も同様です。頻繁に起こる問題ではないと思いますが、ついつい忘れてしまった場合の損害はかなり大きいので、注意が必要です。

2013年9月16日 月曜日

内部対策と外部対策に対する比重説明は順位に対してではない

内部対策と外部対策の比率はどれぐらいですか?「3:7ぐらいですかね。最近では4:6ぐらいで内部の比重が高くなっている傾向にありますね。」というような会話を自分自身することがあるのですが、作業レベルでの比重ということでしたら、さほど遠くはないのですが、順位に対する検索エンジンの評価という部分だと認識されている場合には誤りがあります。

なぜなら、加点方式ではなく、ペナルティを加味した上位表示を無視してしまっているからです。それぞれの対策が別々のものではなく、SEOは総合的な状態を見て判断していくべきですので、項目の比率で表すことはできません。イメージを掴んで頂くために、対策状況と順位予測を下記に記します。

内部対策10点、外部対策10点=圏外
内部対策10点、外部対策50点=圏外或いは20位以内
内部対策10点、外部対策100点=圏外或いは10位以内
内部対策100点、外部対策10点=100位以内
内部対策100点、外部対策50点=20位以内
内部対策100点、外部対策100点=10位以内
※あくまで参考です。

内部対策が十分であれば、順位の安定にもつながります。外部対策に対して正当な評価を得られる可能性が高くなります。実際は内部対策や外部対策に100点はありませんが、問題となる箇所(ペナルティとなる要素)を改善することで100点に近づくことができます。

余談ですが、たまに他の方のseo本やブログを見てみると自分の意見と違うことが結構あります。これは自分と他人だけではなく、SEOで知名度が高い方、それぞれを比較しても大きく違うことがあります。

最終的には結果がすべてであり、検索エンジン側が推奨する方法以外の考え方は、話半分ぐらいの意識で理解しておいた方がいいのかもしれませんね。