グーグルページランクは検索順位に直接影響を与えないが理解は必要

なぜ今さらページランクの説明かというと、ページランクは順位決定にはそれほど意味がないと語られていますが、まったく無視してよいものではなく、検索エンジンで上位表示を達成しようとしている方であれば、どういうものなのかを知っておく必要はあると思ったからです。
 
ページランクとは、ウェブページの重要度を決めるアルゴリズムで、Googleの検索結果で使われている土台となるアルゴリズムです。このページランクを簡単に説明してみても、ややこしい数式やら数値が絶対必要になるので、図解にすればまだわかりやすいのですが、ペイントぐらいしか使わない自分からすると余計にわかりにくい結果となってしまう為、別の例えで説明してみたいと思います。
 
ページランクとはいわゆる『年齢』のようなもので、PR0は「0歳~10歳」PR1は「11歳~20歳」というイメージを持ってみてください。下記のような人物がいたとします。この3人はそれぞれの人生の中でゲームに関わってきました。この人物はどういう人ですかと聞かれた時にそれぞれ下記のような意見が集まりました。
 
①13歳 男 趣味はゲームで知識量は豊富。ページランクは『1』
 
②26歳 女 化粧品会社の会社員でたまにゲームをする。ページランクは『2』
 
③46歳 男 ゲーム会社の社長。ページランクは『4』
 
この中でゲームについて訊ねられた時、一番詳しい人は誰でしょうか。
おそらく③の男性です。次に①、②と続きます。①と③の人物は同じようにゲームについての知識を付けてきましたが、『年齢』という部分で経験と知識の差を付けられたということです。
 
『年齢』が高くても、すべての人が例えば「美容」「医療」「賃貸」に詳しい訳ではありません。但し、得られた知識量は若い人と比べると多いはずです。また専門家として一筋でやってきた人もいれば、様々な業種を経験してきた人もいると思います。
 
ページランクはこのように高ければ高い程、検索順位に対して明確な答えを持っているサイトとは言えませんが、専門的な知識を増やせば自然と増えていくものです。ページランクは数字自体がリアルタイムで更新されるものではありませんし、数字自体が直接検索順位に影響を与えるものではありませんが、意味のあるものだという理解は必要です。
 


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