謎のベールに包まれていると噂になっている?毎度お馴染みのメディアフェイスのSEO技術担当者の小林です。
このSEOブログなんですが、GoogleAnalyticsを設置しているので、どんな人が来ているか見れるわけですが、最近SEOの情報を探すのにお世話になっている晴練雨読さんにブログの記事が載るようになってアクセスも増えてます。他にもAnalyticsを見ているとTwitterで、
SEOをやっている人たちがいろいろと呟いてくれているようで、とてもこのブログを書いている私とすれば嬉しい限りです。ますますプレッシャー+良い情報を提供できればという気持ちで気合いが入ります。
ということで、早速今回のタイトルにもなっている「サブドメインのリダイレクト」について語っていきます。海外SEO情報ブログの鈴木謙一氏も「使ってはいけない」と言ってますが、今のGoogleで上位表示サイトを見ているとチラホラ使っちゃってる人もいるようですね。ここで「サブドメインのリダイレクトって何?」って思っている人たちのために改めてご紹介すると、例えば「aa.com」というドメインを取得して、まずサブドメインを作ります。「redirect.aa.com」みたいな感じで、そしてそのサブドメインにアクセスすると、301リダイレクトを設定して、検索エンジンで上位表示したいサイトへジャンプするようにしておくというものです。そして、このサブドメインでウェブサイトにリンクを張っていくと、検索エンジンのクローラーが巡回した時に、このサブドメインを発見して、301リダイレクトの設定をしているために、サイトが移転していると認識して、上位表示したいサイトに評価が移り、順位が上がるという仕組みです。
ただし、ここで注意してほしいのが、301リダイレクトをすると、リダイレクト前のサイトの評価がパシのSEOブログさんも書かれているようにリンク評価の80%ほどを引き継ぐと言われており、全ての評価がリダイレクト先のURLに移るわけではないということです。しかしながら、評価は減るがリダイレクト前のサイトでぺナルティを受けていたとしても、それを301リダイレクトすると、リダイレクト先のサイトにはぺナルティを引き継がないというメリットがあります。このことに目をつけてサブドメインを使ってリダイレクトをしている人もいます。
ですが、今のGoogleにおいて、このサブドメインを使ったリダイレクトさせて評価を移すやり方も効果がなくなってきているとWEB in the morningさんも「リダイレクトリンク駄目かも」という記事を書いており、私もそれは実感はしていきています。恐らくGoogleにおいて、何らかの処置をしてきているとは思いますが、リダイレクト先にぺナルティを与えるといことにしてしまうと、一般ユーザーに影響を与えてしまう、また検索結果での上位サイトの順位を落とせてしまう恐れがあるので、効果を半減させて、その効果も手動でやっているのではと噂されてますが、実際のことどう対処しているのかは現在も不明です。
このサブドメインでのリダイレクト効果が薄くなってきたと書きましたが、私は最近Yahoo!さんのサイトをいろいろ調べてて面白いことを発見しました。
上のリンクは、頻繁に利用しているOpen Site ExplorerやYahoo!のバックリンクなどから辿ったなかの1つのウェブサイトから見つけたものなのですが、これのソースを見てみると、
通常であれば、Yahoo!ショッピングのURLは「http://shopping.yahoo.co.jp/」となりますが、上記の場合は「http://www.yahoo.co.jp/r/c1」となっています。
そして、「http://www.yahoo.co.jp/r/c1」にアクセスすると、301リダイレクトで「http://shopping.yahoo.co.jp/」にジャンプするようになっているので、これはサブディレクトリになってますが、今日私が説明したサブドメインのリダイレクトと一緒で、301リダイレクトを使用してYahoo!ショッピングのサイトに評価を移しているものと考えられます。
実は、Yahoo!さんも隠れてやっていた(知らずにやっている?)んだ、、今も効果あるのはか微妙ですけど。でも、Yahoo!さんがやっているからと言って、良い子のみなさんはくれぐれも使用しないようにした方が良いです。
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