2013年2月28日 木曜日

Yahoo!プロモーション広告 プロフェッショナル認定試験1000点で合格

本日、社内でYahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験を受けに行きました。技術部の美人スタッフ(そう書くようにとの指示は受けておりません)が1000点で合格という素晴らしい成績を出しました。正解率が100%ではないのになぜ満点なのかという疑問がありますが、実は1200点満点で1000点以上はすべて1000点になるのではということで落ち着きました。今回はその他に1名合格で、合わせて2名がリスティング広告のプロフェッショナルとなりました。

Yahoo!リスティング広告は、新たな変化が起きている時期でもありますので、日々最新の技術を磨いて、お客様のアカウントを運用していきたいと思います。

2013年2月27日 水曜日

SEO代理店様が100社突破致しました。

SEOサービスをはじめてから間もなく代理店様からSEOのご依頼を頂きました。あまり積極的に代理店様の募集はしておりませんでしたが、ここ2.3か月で急増し、今月100社を超えました。今月は特に、たくさんの案件紹介ありがとうございます。

弊社が選ばれている理由を考えますと、やはり価格と上位化率という点だと感じています。但し、これから改善しなくてはいけない部分としましては、営業サポートとレポートの強化だと感じております。費用対効果は高いけど、営業しずらいという状況をなんとか改善して、代理店様にとって動きやすい環境づくりをしていきたいと思っております。

低価格の理由は、また改めて記事にしたいと思っておりますが、弊社の見積りの出し方が、上位化しにくい、競合が多いといったものではなく、お客様がSEOに費用をかけて、採算が合うかどうかというところを重視して算出している点です。もちろんサイトによって、コンバージョン率の違いなどがあり、サイトの改善をご提案することもありますので、すべてのお客様で効果を合わせるといったことではありません。

以前、ある方から本当の「技術」とは誰にでも簡単に使えるようにすること、というお話を聞きました。マニュアル化できないものは技術ではないということです。SEOの技術は特殊なセンスが必要とされる職人のような業務、といった当時の自分の認識が変わりました。確かに飛行機の作り方や、全国チェーンのラーメン店の味、建築の技術などは、一部の人にしかできないものではないですね。

お客様のサイトはそれぞれ異なり、対策方法も各社異なりますが、より低価格で、より品質の高いサービスを提供する為に「技術」を高めていきたいと思います。

2013年2月23日 土曜日

rel=”prev”とrel=”next”の使い方、間違っていませんか?

rel=”prev”とrel=”next”は、複数のページにまたがるコンテンツを検索エンジンに対して正しく伝える方法です。例えば、1ページ目「今日は」、2ページ目「晩御飯に」、3ページ「ラーメンを」4ページ目「食べました」こういったコンテンツがあった場合、検索結果に優先すべきページは1ページ目です。通常何も設定しなくても、Googleは関連性の高いページを優先しますが、処理がうまくいっていないと感じるようであれば、rel=”prev”とrel=”next”を使用してみるのも良いかもしれません。

「今日は晩御飯にラーメンを食べました」
このような、すべて掲載されたページ(View-allページ)があればベストです。1~4ページそれぞれから、View-allページに対してcanonicalの設定をすることができます。canonicalは、指定先に指定するコンテンツが含まれていない場合は使用できませんので、1ページ目から2ページ目へ指定するようなことはできません。また、rel=”prev”とrel=”next”は、canonicalのような機能とは別ものですので、両方とも宣言するといった使い方も可能です。

こういった機能があるrel=”prev”とrel=”next”ですが、使い方を間違っているサイトをよく見かけます。トップページによくある質問や、問い合わせページなどを指定しまっているサイトや、指定先のURLが指定ページと同一のサイト、まったく別のドメインを指定しているといったような使い方です。こういうミスをした時に、検索順位に影響を与えるのかどうかが気になる所ですが、調べてみた所、どうやら実装方法が間違っている場合には無視するようです。実際に誤った使い方をしているサイトを25サイトほどチェックしてみましたが、順位に影響を与える様子はありませんでした。

ウェブマスター向けの機能がどんどん追加されており、運営者にとっては、大変うれしいことですが、理解不足のまま使用してしまうと、今回のように影響を与えるものでなければ良いのですが、強力な指定を間違ってしまった場合、サイトの検索順位に大きな影響を与えてしまう可能性があります。要注意事項を下記にまとめます。

マルウェア
Googleセーフブラウジング診断ページで100サイト程チェックしてみると、あやしい動きをしているサイトが複数見つかります。そういった意図がなくとも、システムの重要なアップデートを怠って被害に合うケースもありますし、悪意のある攻撃を受けてしまうことも少なくありません。定期的にチェックを行うようにしましょう。マルウェアに感染した場合、検索順位に大きな影響を与えます。

robots.txt
他のサイトを参考にせず、robots.txtで検索エンジンのクローラーを弾く記述が書けますか?あまり自信がない方は、一度robots.txtを見直すことをおすすめします。無料レンタルブログのサービスでrobots.txtの記述に誤りがあり、ほとんどのページがインデックスされないといったケースがありました。その他にもrobots.txtの間違いはよく見かけます。/を入れるか入れないかで致命的なダメージを受ける可能性があります。

noindexメタタグ
こちらのタグは、間違って設定しているサイトはあまりないですが、ゼロではありません。head上部にindex、head下部にnoindexと2つのタグを入れており、インデックス削除されているサイトがありました。このように誤りを発見しにくいケースもありますので、注意するようにしましょう。

canonical正規化ミス
こちらも致命的な影響はないかと思いますが、かなり多い事例となります。canonicalで正規化ミスをしている場合です。wwwありに正規化しているのにもかかわらず、wwwなしでcanonicalをしてしまっているサイトは、一度メインのURLを決めなおした方が良いかもしれません。

悪意のないクローキング
携帯振り分けに関するクローキングペナルティに関しては以前の記事を参考にしてください。その他にも、ユーザーにはフラッシュサイトを表示させ、検索エンジンにはHTMLサイトを表示させる例や、ユーザーには広告を見せて、検索エンジンには広告を見せない例、ユーザーには会員登録の画面を見せて、検索エンジンにはログイン後の画面、など考えればきりがないですが、問題ないような気がするクローキング方法です。検索エンジンをだます意図がなかったとしても、ユーザーが見るソースと検索エンジンが見るソースは絶対に変えてはいけません。変えても問題ないケースはモバイル端末の振り分けと国・言語による振り分けのみとなります。

2013年2月19日 火曜日

Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)リターゲティング広告

Yahoo!インタレストマッチがYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)へと進化しました。様々な広告メニューが用意されることになりますが、その中でもリターゲティング広告も開始されるということで、個人的には注目しています。

リターゲティング広告は、Googleではリマーケティング広告という名称です。名前がややこしいですが、一度サイトに訪れたユーザーに対して、再度アプローチするということは変わらないです。オーソドックスな使用方法としては、「サイトに訪れたユーザーから問い合わせに繋がったユーザーを引く」というリストに対して広告を打つケースが多いと思います。

リマーケティングを細分化すれば、さらに内容の濃い使い方も可能です。例えば、項目数の多い会員登録フォームから離脱してしまったユーザーに対して、簡素なフォームのLPで訴求する。全国対応のサイトで、特定の地域を選択したユーザーに対して、そのエリアの広告文とLPを見せる。ユーザーと取引先を区別する為に取引先ページを閲覧したユーザーを除外または専用リストを作る。1度購入したユーザーに対して会員キャンペーンや会員特典を与えてリピートにつなげる、など。

考えていくと、リターゲティングでは足したり引いたりすることで様々なリストを作ることができ、それぞれに対して検証と改善を行っていくことが可能です。また、あまり連続して見せたくない場合には、フリークエンシーキャップの設定というものを行うことによって、表示させる最大数を調整することができます。

質の高いリマーケティングリストを作成する方法
リスト数が少なくリピーター限定の手法となりますが、会員登録をした場合、ユーザーの年齢や性別などの情報が入力されると思います。会員登録完了画面で選択した項目に合わせて、20代男性のリスト、30代女性のリストなどのリマーケティングタグを読み込ませ、広告を配信すれば、それぞれの属性にあった広告文や訴求ページを設定することができます。

ちなみに通常のディスプレイ広告にも男女の選択や年齢の選択もできますが、完璧なものではなく、ボリュームが通常よりも低くなってしまいます。会員登録の情報も確かな情報でなければそれまでですが、かなり精度の高いものになるのではないでしょうか。

2013年2月18日 月曜日

アトリビューション分析でSEO対策の貢献度を測定する

SEO対策はインターネット広告です。広告であるならば、効果測定を行う必要がありますが、SEO対策はなぜか費用対効果をあまり考えない方が多いです。というよりも測定しずらいということですが、バナー広告やメルマガ広告であれば、KPI(目標値)はCPA(顧客獲得単価)いくらであるかがシビアに求められることになりますが、SEO対策のKPIはキーワードに対する順位となることが多いです。SEOは、その他の広告と比べて費用対効果が高いものの、ボリュームが少なくなりがちという特徴があります。

通常インプレッションやクリック数、期間保証やコンバージョン(成約)などが広告費を支払う基準となりますが、SEO対策の場合は順位や、施策による固定費用ということで、その他のWEB広告とは大きな違いがあります。ですので、広告といっても、SEOが好きな人はSEOばかり行う傾向があるように思います。また、その他の広告を主軸でプロモーションしている広告担当者は、当月に広告費が発生した効果が、数か月後になってしまっては、効果があったのかどうか、かなり先の話となってしまう為、他の広告と切り離して考えなくてはいけないので、SEOは後回しとなることが多いように感じます。

ですが、SEOも含めたメディアミックスが行われた場合には、SEOの貢献度を分析する必要があります。その他広告からSEOをはじめる場合にはあまり問題ないかと思いますが、SEOからその他広告もはじめるといった場合にはしっかりと覚えておくべき項目です。それではアトリビューション分析の説明ですが、コンバージョンに至るまでの間接的な効果を解析してみましょう。

例えば、9回裏ツーアウト3-0で負けている場面で、1番イチローがセンター前ヒットを打ち、その後盗塁、2番松井稼がノーストライク3ボールというところで代打川相がセーフティバント、3番金本が四球で出塁、4番松井がサヨナラ満塁ホームランを打った場合、誰が一番の貢献者かということです。もちろん一番の貢献者は松井です。最終的な勝負を決定付けたと言えます。では、それ以外の選手はまったく意味がなかったのかというとそうではありません。もしかすると、こういった場面では、必ずといって川相が関わっているというデータが出る可能性もあります。

広告の話に戻しますが、SEO対策ではセールストークの一つの中に、ブランディングという言葉が使われることもあるかと思いますが、ではそのブランディングの効果はどの程度あるのかというところまで測定する必要があります。但し、アトリビューション分析(間接効果)はそんなに簡単なものではなく、どのポジションを重要視するのかという部分で、様々な議論がされているところです。

ファーストクリック重視
一番初めの広告を重要視する方法、先ほどの例で言えばイチロー。ソーシャルの分野では、特に最初の広告がその後の口コミを決定付けるということで注目を集めている。

ラストクリック重視
最後の一歩手前のアシスト。先ほどの例で言えば金本。様々な広告媒体がある中で、特にコンバージョンの一歩手前を評価することが必要かどうか疑問視されているが、松井以外で一番記憶に残る可能性が高いという事実はある。

クリックスルー重視
クリックされた広告はすべて評価しましょうという評価基準。先ほどの例で言えば、松井稼以外全員(打席結果をクリックとした場合)。実際に広告と広告先WEBページまでを見ているので、広告主が伝えたいことは伝わっていると言える。

ビュースルー重視
広告を見た人をすべて評価しましょうという評価基準。先ほどの例で言えば全員(観客に見られたことをビュースルーとするならば)。実際に成果に対して少しでも影響を与えている箇所を評価することができる。

Googleアナリティクスでは、マルチチャネル機能で、コンバージョン経路を確認することができます。以下のような形です。

また、メディアごとの分析以外にも、参照元URLごと、ページ内URLごと、キーワードごとなどによって分析することができますので、様々な視点で貢献度の高い箇所はどこに偏っているのかを調べることによって、優先して改善すべき点を把握することができます。

2013年2月17日 日曜日

ベリサイントラストシールはロングテールSEOとなるのか

タイムリーな話ではないですが、少し前にベリサインが、SSLを導入することによって、ロングテールSEO効果が期待できる、ということをアピールしたことが話題になりました。そんなものはSEOにはならないという声が多かったように記憶していますが、自分もそれはないなと、あまり調べることなく効果がないだろうと感じていました。ですが、条件反射で回答をするのもいけませんので、本当に効果があるのか、ないのかを考えてみたいと思います。

ベリサインのサイトはこちらです。
https://www.verisign.co.jp/welcome/lp/trustseal/lp_trial/index.html

SSLとは
SSLは情報を暗号化することで、個人情報を読み取られることなく、安全に情報の送受信をすることができるということで有名です。主にメールフォームや会員登録フォーム、クレジットカード情報を入力する際はSSLを使われています。

またそれ以外にもサイト全体がSSLになっているサイトもあります。これはサイト運営者の身元を確認することができるので、フィッシング詐欺などの対策にも使われます。フィッシング詐欺のサイトにもSSLを導入していた場合やURLも似たような場合には、わざわざユーザーがURLを覚えておく必要があるか気になるところですが、それは今回の話とは関係ないので触れません。

このような機能が主なメリットですが、それ以外にもメリットとなる機能があるようなので、一つ一つ考えていきます。

1.情報の送受信による暗号化
情報の送受信を行う上で暗号化されているということはユーザーにとって安心感に繋がります。SSLを導入していないサイトに比べて安心して個人情報の入力をすることができると思います。これ自体に検索エンジンの順位を上昇させる効果はありませんが、もしかすると、SSLが導入していないとリンクを張りたくないという人がいる可能性があります。あまり多くはないような気がしますが、まったくないということも言えないと思いますので、間接的にはSEOの効果に繋がる可能性があります。

2.運営者の身元確認
こちらも送受信と同様に直接的には身元が確認できるからといって検索エンジンの順位に影響を与えることはありません。ですが、本人確認の取れたコンテンツが順位に影響を与える可能性があるということで、今後SSLによる身元確認も大きな影響をあたるものになる可能性があります。また送受信の例と同様、サイト運営者の身元が確認できないとリンクを張りたくないというユーザーが少なからずいる可能性があります。

3.シールインサーチ機能
今回ランディングページで一番のSEO効果をアピールしているポイントとなります。一部の検索サイト(goo、OCN、BIGLOBE、Excite)、一部のセキュリティソフトを導入しているユーザーに対して、検索結果とあわせてマークを表示するというものです。対象となるユーザー数が気になる部分とはなりますが、全ページに適用されるということで、確かに表示されていると安心感にもつながり、ユーザーのクリック率は高くなる可能性があります。ですが、これはSEOというよりもSEMといった方がしっくりくると思います。

4.マルウェアスキャン
ウェブサイトを監視し検知時に通知するというもの。Googleのウェブマスター向けガイドラインにも「サイトがハッキングされていないかどうかを監視し、ハッキングされたコンテンツを見つけたときはすぐに削除する」ということが推奨されています。確かにウェブサイトがそういった被害にあってしまうことは、検索順位の下落につながります。あまり多いケースではないと思いますが、こういった配慮をする必要があるのかもしれません。直接的にSEO効果があるかという点ではありません。

まとめ
クリック率やアクセスが増加する可能性としては少しはあるのかなあという印象です。ロングテールSEOに効果があるかという点を考えた場合には、ロングテールとあえて付ける必要はないと思いますが、即効性があるものではないと思います。ですが、SSLを導入することがユーザーの安心感につながり、リンクを張ってくれるユーザーが増える可能性は少なからずあると思います。重要な点は費用対効果ですが、大規模でトラフィックの大きなコンテンツを運営しているサイトであれば、メリットはさらに高いもになる可能性がありますが、結構な費用がかかりますので、小規模サイトには厳しい選択になるかもしれません。

 

2013年2月16日 土曜日

【4コマ】wifi利用方法~音楽編~

アナログ人間の自分にとっては難しい。

wifi

2013年2月16日 土曜日

ブログはユーザーに過去記事を掘り起してもらうことが必要

ブログは開設時にテーマや目的を決めておかないと、後々のメンテナンスが非常に面倒なことになります。カテゴリは記事が増えると、さらに細分化しなければいけません。カテゴリに該当しないジャンルの記事を投稿する時にも新しいカテゴリを追加する必要が出てくる可能性があります。

なぜ、こういったことをするかというと、新しい最新の記事だけでなく、過去の有益な記事などにもユーザーを誘導したいからです。ブログは特に過去の記事が見られることが少ないと思います。検索機能によって、ある程度の補助はできますが、ユーザーの知識の範囲内でしか表示させることができません。

すでに古い情報になってしまっているコンテンツをあえて見つけやすくする必要はありませんが、今でも通用する記事は、掘り起こしてユーザーに見つけてもらう必要があります。素晴らしいコンテンツであるけれど、検索からしかアクセスが期待できないようでは非常に勿体ないと思います。

目標はすべての記事をみてもらうこと。ですが、中々過去の記事まで掘り起こして見るユーザーはいません。なぜなら探しにくいからです。今後人気を集めた記事などはどんどん掘り起こして、多くのユーザーに見て頂けるようにリニューアルしていきたいと思います。

下記は変更によって改善されたアクセス解析のデータです。

【測定期間】
2012年12月1日~16日
2013年2月1日~16日

【変更箇所】
・記事下に直帰率・滞在時間の優秀な記事を設置
・カテゴリを細分化、件数表示
・全記事表示サイトマップ設置
・人気記事を右上に画像付で設置※2/16に実行

【平均ページ滞在時間】
00:02:50

00:10:49
7:59アップ

【直帰率】
81.64%

76.12%
5.52%アップ

【リピート率】
12.55%

29.66%
17.11%アップ

【ページビュー数】
1.60
2.41
0.81アップ

2013年2月16日 土曜日

悪意のないクローキングに注意、携帯振り分けでの重要ポイント

Googleのクローラーとユーザーで異なるコンテンツを表示させることはクローキングといい、検索エンジンスパムと認識されてしまう可能性があります。SEO目的でクローキングを行う人は随分少なくなった印象受けますが、デバイスの振分時に、無意識のうちに設定してしまう可能性がありますので注意が必要です。

PC端末から携帯サイトへアクセスした場合、PCページにリダイレクト。携帯端末からPCサイトへアクセスした場合に携帯ページにリダイレクト。これは何もおかしいところはありません。

問題はGoogleボットに対しての振り分けです。クローラーは、ウェブ検索用のGooglebotとモバイル検索用のGooglebot-Mobileとがあります。PCから閲覧した場合には「当サイトは携帯端末専用となっております」と中身のコンテンツが見れない状態になっていて、Googlebotがアクセスした時にはモバイルサイトを見せてしまっている場合があります。

この場合、ウェブ検索用のGooglebotがモバイルサイトをインデックスしてしまいますが、人間には閲覧できるサイトではありませんので、クローキングとなってしまいます。PCユーザーに対してソースを見られたくない、表示させたくないというサイトはあると思いますが、調べてみると、こういったクローキングとなってしまい、うまく検索エンジンに認識されていないケースがありました。

運営者には悪意はなくとも、振り分けはクローラーに対して強制ですので、注意する必要があります。知らない内にペナルティを受けてしまっている可能性があります。

2013年2月16日 土曜日

画像検索でも重複画像は禁止、ファイル名はわかりやすく設定する

画像検索で上位化するという需要はウェブ検索よりも多くありませんが、検索内容によっては画像一覧から対象のページを発見し、情報を集めるといったことも少なくありません。画像検索で上位表示を達成する為に必要な要素と注意点をまとめます。

1.ファイル名はわかりやすくする
0001.jpgのような画像はどういう内容の画像かわかりませんが、dog.jpgとなっていれば、それが犬の画像だということを知ることができます。管理面を考えると、2014-11-05.jpgのような設定をする場合もあると思いますが、画像からの流入が少しでも考えられるのであれば、画像内容をファイル名に使用するようにしてください。

2.altタグを詳しく設定する
代替テキストを設定することで、画像の内容を検索エンジンに伝えることができます。画像検索に出しても意味のない画像、サイトコンテンツと関係のない画像に対しては特に設定する必要はありません。また、単語のみで使用するのではなく、なるべくシンプルな1文でわかりやすい文章にする必要があります。キーワードの詰め込みはスパムになりますので、もちろん禁止です。

3.重複画像の禁止
ウェブ検索では、重複コンテンツにならないようにすることは常識ですが、画像検索においても同様です。どこかのサイトから画像を持ってきた場合、それは重複画像と判断されてしまいます。オリジナルの画像を用意することで、画像検索からのアクセスを集めることができます。素材を使用する場合などは、オリジナルの加工をすることで解決できるかもしれません。

4.画像周辺にテキストを記述する
画像にaltタグを設定しただけで安心してはいけません。例えばaltタグに「京都にある、けいはんな記念公園」と設定していた場合、ユーザーは視覚的に公園であることは認識できますが、それがどこの地域にある公園で何という名前の公園かは判断できない可能性があります。視覚的にも情報を与えることで、リンクが張られる時のアンカーテキストも適切なものとなる可能性があります。

5.高品質な画像を使用する
ウェブ検索と同様優れた画像を使うことで、上位に表示されやすくなります。独自性があり、高画質の画像はユーザーがリンクを張りたくなるような画像です。画像検索時にも高品質な画像はクリックされやすくなり、さらにユーザーを呼び込むことができます。