2013年1月30日 水曜日

GoogleはJavaScriptを読むことができるのか

ページャーやサイト内リンクでJavaScriptを使用している場合、リンク先の内部リンクを検索エンジンは判断するのでしょうか。これは、ケースバイケースです。認識することができるJavaScriptは存在しますが、認識できないJavaScriptもあります。ですので、SEOを意識した設計にするのであれば、JavaScriptでないと実現できないということは少ないと思いますので、できれば静的なリンクを表示させて下さい。
 
JavaScriptはseoと相性が悪いと言われますが、こういったリンクやテキストが関わる部分以外での使用は、特に問題ありません。また、Googleではiflameやflashも読むことができます。インデックスも問題なくされます。ですが、flashに関して、画像化(アウトライン化)されたテキストを読むことはできませんので注意が必要です。
 
seoと相性が悪いと言われてきた形式でも、googleは徐々にクロールできるようになりました。改善しなければSEOスパムの手段として取り入れられてしまう可能性があるからなのかもしれません。いずれにしても、まだ完壁といわれる状態ではありませんので、推奨された形式を使用することをオススメします。
 
ちなみに動画ファイルの中身はクロールできないようです。
 
Googleがインデックス登録できるファイル形式
http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=35287
 

2013年1月28日 月曜日

文字数が多ければ順位は上がるの『ウソ』

文字数は多い方がいい、順位が上がりやすい、と聞いたことはありますか。なぜ文字数が多い方が順位に影響を与えるのでしょう。文字数が順位に対して有利に働くのであれば、なぜSEOチェキのような文字数やページ数が少ないサイトがSEOというビッグキーワードで上位化しているのでしょうか。
 
例外は他にも多くあります。もちろんサイト内に対象キーワードが存在しない場合にテキストが必要なケースは存在しますが、文字が極端に少ないケースは省きます。
 
文字数が多いと順位が上がる。これは正しくありません。
 
順位に必要なことはリンクを獲得できる仕組みができているかどうかが重要となります。もちろん文字数が多い=コンテンツが充実していると考えれば、ユーザーを満足させられる可能性は高くなり、リンクを獲得できる確率も高くなります。ただし、文字数が多いことによる直接的な原因とはなりません。
 
とりあえず文字数は多い方が良いという考えは、無理やり文章を長くしてしまい、かえってユーザーが読みずらい文章になってしまいますので、当然リンクを受けずづらくなってしまいます。
 
Wikipediaが検索エンジンで上位表示を達成している為、文章が多いと有利なんだと錯覚してしまう方もいるかと思います。但し、コンテンツに無駄なものはなく、必要な情報だけを掲載しています。
 
SEOに効果がある。この言葉が出たときには『なぜ』かを考えないと、場合によっては逆効果となる恐れがあります。
 

2013年1月27日 日曜日

継続してブログを更新していたらアクセスが突然急激に伸びる原因

毎日ブログを更新していたら、数ヶ月間は全然アクセスがなかったけど、ある期間で突然急激にアクセスが増えてきた。なので毎日更新することが大事です。こういう記事を書いている方をよく見かけます。原因はなぜかわからないけど増えてきた。という状況です。
 
アクセスカウンターを掲載している方も多くいますので調べてみることにしました。何年も前から開設し、ほとんど毎日のように更新している方でもそれほどアクセスがないブログもありました。ただ毎日更新をすることは、アクセスが増える原因にはならないということです。
 
では、なぜ突然アクセスが伸びるのか
 
まず考えられるのが、多くのトラフィックを持つサイトに紹介された時や、特定の記事が評価され、ブックマークが急激に増えて流入数が増加する場合です。ただし、これは数少ない自分の経験から考えると、正しくありません。瞬間的に伸びるアクセスは対象の記事だけを見に来ているユーザーで、直帰率も高く、継続してリピーターとして残るユーザーは非常に少ないです。

では次に考えられるのが、記事を毎日更新することによってロングテールのアクセスが多くなってきたという考えです。細かいアクセスでも数百ページあれば、検索エンジンから多くのアクセスを獲得できるようになります。ただし、この考えも正しいとは思えません。もしそうであるならば、じわじわと増えてくるはずで、急激に増える原因とはならないと思います。
 
なにが原因で急激にアクセスが伸びるのでしょうか。流入先として考えられるのがやはり検索エンジンです。サイトの内容によって、検索エンジン以外の流入が多いサイトも多いかと思いますが、継続したアクセスということであれば、ほとんどのサイトで検索エンジンが大半を占めるのではないでしょうか。
 
ということはロングテールが一番近い考えですが、ロングテールのキーワードの順位が全体的に&急激に底上げされたと考えるのが一番妥当ではないでしょうか。順位を上昇させる原因はやはりリンクですが、毎日更新しても急激に伸びる人とそうでない人の基準はリンクを多く集める記事を書いているということです。
 
また、検索エンジンの評価がサイト全体で段階的であり、一定の基準を満たしているサイトが少ない為、その基準をクリアしたサイトがその他のページを抜き去り、急激にアクセスが増えるということが考えられると思います。
 

2013年1月27日 日曜日

普遍的でないコンテンツは質の低いコンテンツとなるのか

『Yahoo!の検索エンジンはYahoo! Search Technology (YST) という検索技術を使用しています。』こういった内容の記事が今検索結果として表示されてしまうことは、ユーザーにとって有益ではありません。すでに古くなっている情報だからです。
 
ニュースサイトでは、過去の記事が見れなくなっていることがよくあります。『お探しの記事は見つかりませんでした。』という内容です。SEOの知識がある人であれば、過去記事を残しておく方がアクセス増加に繋がると考えるかもしれませんが、続報が出たときに過去の古い内容の記事を見て、誤りであった場合に、クレームに繋がったり信用を失う可能性がある為だと思います。これはユーザーにとって非常に有益な行動であるといえます。
 
ブログであれば記事の日時が表示されているので、信憑性はユーザーの裁量に任せられることもできるかもしれません。日付のない通常のWEBサイトであれば過去の情報をメンテナンスすることは、必要であるかもしれません。場合によっては、記事を統合したり、削除することがベストな可能性もあります。
 
また、無料の情報を提供するだけのサイトであれば。大きな問題にはならないですが、料金やサービス内容などを掲載しているビジネスに関わるページであれば、当然会社の信用にもかかわり、大きな影響を与えることになります。
 
多くの記事を更新してロングテールのアクセスを獲得するという手法もユーザーとWEBサイト運営者にとって利益のあるコンバージョンを意識する必要があります。そうすることによって多くの自然リンクが集まり、検索エンジンが上位に表示させるページとなることができるのだと思います。
 

2013年1月24日 木曜日

SEOの市場規模がこれから拡大していく理由

※この記事はBloggerで公開しておりましたが、当ブログと統合しました。

・これからSEOの市場は伸びていくの?
今まで以上に伸びるかもしれない。

・今のSEO業界の市場規模はどう推移しているの?
緩やかに毎年伸び続けているけど、
インハウスはまずまず順調、
アウトソーシングは厳しいイメージ。

・なぜアウトソーシングは厳しいの?
費用対効果が悪いし、
スパムのような悪いニュースばかり

・なぜ費用対効果が悪いの?
サービスの品質に対して価格が高い

・価格を下げてみたらどう?
SEO業者の間では価格競争が起きている

・じゃあ費用対効果は良くなっていくんじゃないの?
今度は順位が上がらない

・なぜ順位が上がらないの?
アルゴリズムの変動、
リンク中心でペナルティを受けてる。

・ペナルティを受けないホワイトハットは?
まだまだ優れた業者は少なく、
効果が予測しずらい、それと難しい

・じゃあどうやって市場は拡大するの?
コンバージョン率をアップさせるような
支援サービスが増える。

・なぜコンバージョン率が大事なの?
ユーザー数はこれ以上大幅に増えることはないけど、
成約率はまだまだ向上できる。

・CVRを上げるとどうなる?
限られたユーザー数の中で、
使うお金が多くなる。

・使うお金が多くなるとどうなるの?
サイト運営者が潤う

・運営者が潤うとどうなるの
広告やSEOへのニーズが強まる

・ニーズが強まるとどうなるの
SEOの市場規模が拡大する

ウェブマスターツールとGoogleプレイスとGoogle+がうまく連携して、ビッグキーワードでも地方のユーザーには専用のタイトルタグ&ディスクリプションを用意してランディングページを個別に設定できたり、午前、午後、夜、深夜で順位が動いたり、日曜日は営業中のお店のみが表示される結果になったり、男性には男性専用サイトやページや広告が表示されたり、年齢ごとにWEBサイトの色合いを変更したり、スマホサイトも独自のクローラーによって、最適化されたページのみ表示されたり、そういったLPO機能ができれば、WEBの仕事がさらに忙しくなりますが、追究できる幅が広がり、SEOの未来が明るいような気がするんじゃないかなあと、女性専用車両に間違えて乗ってしまい、気まずかったので車両広告でも見ていたら、そこに髭剃りの広告を見つけた時に考えました。

2013年1月21日 月曜日

認知度やニーズの変化による検索ランキングの変化

ユーザーのニーズが時間によって変わり、検索ランキングもそれに併せて変化する場合、キーワードに対して上位化させる為にはどういったサイト作りが必要になるのか。これは、SEOというキーワードで、長く上位化していたwikipediaに取って代わり、有益なブログが上位に表示されている現状を考えました。
 
①認知度が低い
たとえば、話題になりはじめた新しいマーケティングサービス『ABC』というサービスがあった場合、googleが検索結果として出すべきは、「ABC 意味」「ABCって」「ABCとは」などのコンテンツを上位に表示させた方がユーザーにとっては有益です。
 
②認知度がそこそこ
認知度が次第に高まれば、「ABCの使い方」「ABCをはじめよう」「ABCガイド」のようなサイトが、サービスの内容は知っているけどどうやって使えばいいのかわからないというユーザーを満足させることができます。
 
③認知度が高い
さらにユーザーの認知が高まれば、「ABCツール」「自分でできるABC」「ABCの最新ニュース」などのサイトが考えられるかもしれません。サービスが廃れてきた場合には、また②や①の方へと移っていきます。
 
こういったユーザーの状況変化は、ジャンルによって変わりますので、ある程度把握できたとしても、それが検索結果に対してクリック率の低下やページビューの低下に繋がっているのかどうか、明確な数字を見ることができませんので、データを集めて検証していきたいと思います。
 
現状でSEOというキーワードで上位化しているサイトは、seoニュース、無料ツール、seo用語、がほとんどを占めています。以前まではwikipediaが上位にあり、SEOサービスを提供している会社が上位表示を達成していました。その理由はSEOの認知度が低く、また自分で行うということが難しい状況であった為と考えられないでしょうか。
 
今では多くのウェブマスターが自分自身で知識を付けて、自分で行うSEOが人気を集めている可能性があります。seoニュースや無料ツール、seo用語も表示させることで、自分自身でSEOを行うウェブマスターの為にとって有益な検索結果になっているのではと考えます。
 

2013年1月21日 月曜日

SEOにおける関連性の意味を考える

関連性とは一体どういう意味でしょうか。「コーヒー」は「紅茶」と関連性があるのでしょうか。「野球」と「サッカー」はどうでしょう。「あああ」という言葉の関連性あるテーマは?
 
関連性は、「ネット契約したい」「ネット解約したい」このように同じような言葉であってもユーザーの目的が全く違うこともあり、それを関連性があるのかということを判断するのが難しいことがあります。
 
Google がユーザーのためにしていること
Google のすべてのテクノロジーに共通する目標は、ユーザーができる限り簡単に、求めている情報を見つけられ、すべき作業を完了できるようにすることです。つまり、検索をさらに賢く高速にするということです。そうすれば、キーボードから「ジャガー」と入力されたときに、ユーザーが探しているのが動物の写真ではなく、自動車であることを理解できます。

http://www.google.co.jp/about/company/products/
 
・前後に検索されたキーワード
・一緒に検索される複合キーワード
・Googleアカウント情報
・クリック率
・外部リンクの関連性
 
こういった指標を参考に関連性を調べることになると思いますが、検索クエリには様々な種類のものがあり、新しく出現してくる同議のキーワードも生まれます。
 
「アシスト」という名前が日本で一番多い会社名だそうです。
・「株式会社アシスト」と検索があった場合、どの会社を探したいのか。
・「アシスト」と検索があった場合、会社名のことなのか。
・「アシスト」と検索があった場合、スポーツでゴールを助けるプレーのことなのか。
・「アシスト」と検索があった場合、電動自転車の名前なのか。
 
以上の検索結果でGoogleはユーザーの目的とはまったく異なるページを表示させています。検索結果に様々な種類の回答を表示させるのですが、ユーザーが求めている適切な検索結果を返すのは目標であり、現在は完全に対応できていません。
 
Googleでは、ページランクよりも関連性の方が重要だとしていますが、ページランクに替わる指標としてコンバージョン率、直帰率、クリック率をあげています。ウェブマスターにとって、関連性を高めてSEOをすることはまだまだ難しいということでしょうか。
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2011/08/pagerank.html