2013年2月17日 日曜日

ベリサイントラストシールはロングテールSEOとなるのか

タイムリーな話ではないですが、少し前にベリサインが、SSLを導入することによって、ロングテールSEO効果が期待できる、ということをアピールしたことが話題になりました。そんなものはSEOにはならないという声が多かったように記憶していますが、自分もそれはないなと、あまり調べることなく効果がないだろうと感じていました。ですが、条件反射で回答をするのもいけませんので、本当に効果があるのか、ないのかを考えてみたいと思います。

ベリサインのサイトはこちらです。
https://www.verisign.co.jp/welcome/lp/trustseal/lp_trial/index.html

SSLとは
SSLは情報を暗号化することで、個人情報を読み取られることなく、安全に情報の送受信をすることができるということで有名です。主にメールフォームや会員登録フォーム、クレジットカード情報を入力する際はSSLを使われています。

またそれ以外にもサイト全体がSSLになっているサイトもあります。これはサイト運営者の身元を確認することができるので、フィッシング詐欺などの対策にも使われます。フィッシング詐欺のサイトにもSSLを導入していた場合やURLも似たような場合には、わざわざユーザーがURLを覚えておく必要があるか気になるところですが、それは今回の話とは関係ないので触れません。

このような機能が主なメリットですが、それ以外にもメリットとなる機能があるようなので、一つ一つ考えていきます。

1.情報の送受信による暗号化
情報の送受信を行う上で暗号化されているということはユーザーにとって安心感に繋がります。SSLを導入していないサイトに比べて安心して個人情報の入力をすることができると思います。これ自体に検索エンジンの順位を上昇させる効果はありませんが、もしかすると、SSLが導入していないとリンクを張りたくないという人がいる可能性があります。あまり多くはないような気がしますが、まったくないということも言えないと思いますので、間接的にはSEOの効果に繋がる可能性があります。

2.運営者の身元確認
こちらも送受信と同様に直接的には身元が確認できるからといって検索エンジンの順位に影響を与えることはありません。ですが、本人確認の取れたコンテンツが順位に影響を与える可能性があるということで、今後SSLによる身元確認も大きな影響をあたるものになる可能性があります。また送受信の例と同様、サイト運営者の身元が確認できないとリンクを張りたくないというユーザーが少なからずいる可能性があります。

3.シールインサーチ機能
今回ランディングページで一番のSEO効果をアピールしているポイントとなります。一部の検索サイト(goo、OCN、BIGLOBE、Excite)、一部のセキュリティソフトを導入しているユーザーに対して、検索結果とあわせてマークを表示するというものです。対象となるユーザー数が気になる部分とはなりますが、全ページに適用されるということで、確かに表示されていると安心感にもつながり、ユーザーのクリック率は高くなる可能性があります。ですが、これはSEOというよりもSEMといった方がしっくりくると思います。

4.マルウェアスキャン
ウェブサイトを監視し検知時に通知するというもの。Googleのウェブマスター向けガイドラインにも「サイトがハッキングされていないかどうかを監視し、ハッキングされたコンテンツを見つけたときはすぐに削除する」ということが推奨されています。確かにウェブサイトがそういった被害にあってしまうことは、検索順位の下落につながります。あまり多いケースではないと思いますが、こういった配慮をする必要があるのかもしれません。直接的にSEO効果があるかという点ではありません。

まとめ
クリック率やアクセスが増加する可能性としては少しはあるのかなあという印象です。ロングテールSEOに効果があるかという点を考えた場合には、ロングテールとあえて付ける必要はないと思いますが、即効性があるものではないと思います。ですが、SSLを導入することがユーザーの安心感につながり、リンクを張ってくれるユーザーが増える可能性は少なからずあると思います。重要な点は費用対効果ですが、大規模でトラフィックの大きなコンテンツを運営しているサイトであれば、メリットはさらに高いもになる可能性がありますが、結構な費用がかかりますので、小規模サイトには厳しい選択になるかもしれません。

 

2013年2月6日 水曜日

タイトルタグ最適化でアクセスアップする手順

タイトルタグ変更はSEOに影響を与えることがある、と言われることがあります。注意しなければならないケースを除き、タイトルタグを変更することは可能です。また合わせてウェブページ内を変更することも可能です。ですが、できるだけサイト開設時にバシっと一発で決めておくことをオススメ致します。

タイトルタグを作るコツはこちら

要注意の場合ですが、上位化されたばかりの時期には、あまり変更すべきではありません。ここで変更することによってなぜ影響を与えるのかと言うと、SEOスパムでよく行う手口と似るからだと予想します。上位化しやすいサイトでSEOを行い、上位化した後にコンバージョン最適化したサイトをアップするということは多く行われています。ただし、自分の今までの経験では、そういった挙動を行った場合、すぐに順位を落としてしまうケースがほとんどです。そういった動きと間違われてしまう可能性がありますので、上位化後に大幅な変更を行うことに良い影響を与えることは少ないです。

ただし、ウェブページは、タイトルタグも含めて常に改善を行っていかかないといけません。ですので、クリック率が悪ければ、ユーザーがクリックしやすい文言に変更することも必要ですし、直帰率が高いようであれば、コンテンツの拡充が必要となるケースがあります。今回は検索エンジンからの流入キーワードによって、タイトルタグを改善する方法をご説明します。

ウェブマスターツールをご利用の方であれば、すでにご存じの方もいるかと思いますが、ダッシュボードにあるトラフィック→検索クエリから、どのような検索ワードでウェブページに訪れている人がいるのかというデータを見ることができます。まず、上位のページを見てみることにします。表示回数順にウェブページのURLが並んでいます。修正する優先順位の基準として、表示回数の多いものから見ていくようにしましょう。表示回数が多いということは、改善した時の影響が大きいということになります。

ここで見るべき数字は平均掲載順位も考慮しながら考えることになりますが、CTR(クリック率)です。他の数字と比較して低いようであれば、まだまだ改善することができるということです。改善する為には必要な情報があります。そのURLがどういったキーワードでアクセスされているかということです。それは、URLをクリックすることで見ることができます。いくつかキーワードが出てきたと思いますが、ユーザーはこういったキーワードでアクセスしているということがわかります。キーワードを見渡した時のユーザーの目的は、今のタイトルタグによって解決できる情報でしょうか。そうでないならば、適切なタイトルタグに変更するようにしましょう。

また、データは期間を設定して表示することができるので、変更前のクリック率を記録しておいて、変更後改善されているのかいないのかを見ながら、修正していくようにしましょう。上位20ページ変更するだけでも、大幅な改善ができます。

2013年2月1日 金曜日

文字列へのこだわり、文字列への情熱

※完全に個人的なこだわりによる内容となっております。
 
帰宅の電車で中吊り広告を見ていると、ある広告が目につきました。それは下記のようなキャッチコピーです。
 
「バレンタイン チョコレート コレクション」
※実際の文章とは異なります。
 
この文言を見たときに洗練されていない…。
と感じました。一番の理由は強弱がないことです。すべてカタカナで構成されており、各文字列の長さも同じ為、目につきにくいのではと思いました。ホームページのタイトルタグで説明するとクリック率が低い文章ということです。じゃあ自分ならどういう文章にするかを考えてみました。
 
「聖バレンタイン チョココレ祭2013」
 
100%満足できるコピーではないですが、まあ70点といったところです。まず「聖」という文字、この1文だけを見たときのイメージは「キリスト教、聖者」のような印象を受けるかと思います。そもそもバレンタインデーとはローマ帝国の聖ウァレンティヌスに関する記念日ということがわかりました。バレンタインという文字をより強調する為にカタカナではない漢字を使いました。
 
次にチョココレ祭ですが、「チョコレートコレクション」という文字が長く、すべてカタカナなので使いづらいですね。なにか文字を足した場合にはさらに長くなってしまい、全体的なバランスが非常に悪い状況になってしまいます。今回の広告のターゲットは10代から20代の若い女性がターゲットというざっくりしたイメージを持つことができると思います。ですので、チョココレと目新しい文字に変更したとしても、理解してもらえるのではと省略しました。
 
イベント的な文字がコレクションでは、少し弱い印象を持ちましたので「祭」という文字でにぎやかなイベントであるという印象を付けました。この状態で全体を見渡してみました。
 
「聖バレンタイン チョココレ祭」
 
文字列は左右対称に近い状態になっていると、見栄えが悪くバランスが悪いと感じております。あくまでバランスだけでの例ですが、例えば下記のような状態です。
 
×「チョコレートのことなら|チョコレート専門工場」
 
○「チョコレート|甘いチョコレートのことなら専門工場」
 
今回の場合は漢字1文字が端に存在するという部分と、文字数がほとんど同じでカタカナを使用しているというところで、このままだとバランスが悪いと思いました。
 
「聖バレンタイン チョココレ祭2013」
 
2013という文字を最後につけることで、新しさを伝えることと、バランスを保つことができました。100%納得できるキャッチコピーを作るにはまだ時間がほしいところですが、最初のキャッチよりもよくなったので満足です。

結局のところ、WEB以外の広告に携わったことがありませんので、戦略や属性、効果なども不明です。また、自分の判断でのバランスですので、例外もあったり、様々なのですが、以下は個人的な文字列の好き嫌いとなります。
 
個人的に嫌いな文字列
「ウォーターサーバー」
「レンタルサーバー」
「賃貸」
「日本神戸医療専門学校」※架空です
 
個人的に好きな文字列
「フレッツ光」
「デザイン住宅」
「マーケティング」
「公式ホームページ」
 

2013年1月28日 月曜日

直帰率と訪問別ページビューが大幅に改善されました

1/1~1/27までのデータと改善したばかりの1/28の現在の比較ですので、まだデータとしては信頼できる値ではないかもしれませんが、アナリティクスを見ている限りでは大幅な変動であった為報告させていただきます。
 
当ブログの直帰率と訪問別ページビューは通常のサイトと比べて良くはありませんでした。ブログは、どうしても対象の記事のみ閲覧するユーザーが多いので、仕方がないとは思っていましたが、改善させる方法を考えて試してみました。
 
まずカテゴリの細分化ですが、こちらは手間の割にあまり大きな効果はありませんでした。件数を掲載することでクリック率が上昇するということを聞いたことがあるので、いずれ表示させるようにしたいと思います。
 
次に行った対策が今回の変更ですが、フッターに別の記事へのリンクを掲載することです。ユーザーに対して便利であると思った記事や、他の記事よりもアクセス数が多かった記事を設置することにしました。すでに情報が古くなってしまった記事は選んでおりません。
 
数値は以下となります。
 
訪問別ページビュー
1.43→2.35
 
直帰率
81.59%→61.38%
 
今後ジャンルごとにおすすめ記事を分けたり、定期的に更新することで、さらに改善させていきたいと思います。また、行った改善による情報は随時共有させて頂きます。

2013年1月25日 金曜日

有名サイト、昔と今のタイトルタグを比較

Wayback Machineでは、過去のWEBサイトを見ることができます。有名サイトがどういう意図を持って内部対策を行っているのかを調べる為に、タイトルタグの移り変わりを調べてみることにしました。シンプルなタイトルタグを一貫しているところもあれば、試行錯誤を重ねながら変更しているサイトもありました。最終的には洗練されたタイトルタグになっている傾向がありましたが、やはり昔はキーワードを詰め込んでいた例も見られます。平均的には2.3年に1度ぐらい変更しているサイトが多かったです。ユーザーの会員数や客層、サイトのコンセプトも時間と共に変化するので、それぐらいのペースで見直す方がいいのかもしれませんね。

1.YouTube
昔:YouTube – Broadcast Yourself.

今:YouTube

2.Amazon
昔:Amazon.co.jp 通販サイト 本、DVD、CD、エレクトロニクス、家電、おもちゃ&ホビー、ホーム&キッチン、ゲーム、ソフトウェア、洋書、スポーツ&アウトドア、ヘルス&ビューティー、時計ほか

今:Amazon.co.jp: 通販 – ファッション、家電から食品まで【無料配送】

3.楽天市場
昔:楽天市場/インターネットで楽々ショッピング

今:【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ

4.2ちゃんねる
昔:■2ちゃんねる.

今:2ちゃんねる掲示板へようこそ

5.Ameba
昔:人気ブログを作って、賞金ゲット アメーバブログ Ameba Blog(登録無料)

今:Ameba (アメーバ)|無料ブログ・コミュニティ&ゲーム SNS

6.価格.com
昔:¥パソコン価格情報¥

昔:¥価格.com¥

昔:価格.com : 賢者の買物 〜価格比較&くちコミ〜

今:価格.com – 「買ってよかった」をすべてのひとに。

7.ぐるなび
昔:ぐるなび ホームページ

昔:ぐるなび グルメ情報検索サイト

昔:歓送迎会・宴会・パーティのお店探しグルメ情報検索サイトぐるなび

今:ぐるなび-宴会・グルメ情報検索サイト

8.エンジャパン
昔:エンジャパンの転職サイト [en]社会人の転職情報

今:転職はエンジャパンの転職サイト [en]社会人の転職情報

9.HOME’S
昔:不動産物件情報システム「HOME’S」

昔:不動産屋さんとあなたを結ぶ 不動産ポータルHOME’S

昔:不動産・住宅情報サイト HOME’S

昔:不動産・賃貸・住宅情報(マンション・一戸建て)ならHOME’S

今:不動産・賃貸・住宅情報(マンション・一戸建て)ならHOME’S【ホームズ】

10.食べログ
昔:グルメのクチコミサイト/レストラン/おとりよせ[食べログ.com]

昔:グルメ/ランキング/クチコミ(口コミ)[食べログ.com]

昔:[食べログ] ランキングと口コミで探せるグルメサイト

今:グルメ・レストランガイド [食べログ]

11.ZOZOTOWN
昔:ZOZOTOWN[ゾゾタウン]-想像と創造の行き交う街

昔:想像と創造のオンラインリゾート – ZOZORESORT

昔:日本最大級のファッション通販サイト – ZOZOTOWN

今:ファッション通販ZOZOTOWN・冬セール開催中!【全品送料無料】

12.TSUTAYA
昔:Welcom to Virtual-tsutaya Homepage

昔:TSUTAYA online

昔:TSUTAYA online / オンラインショッピング、レンタル、DVD、CD、ゲーム、公開映画など情報満載!

今:ツタヤオンライン/TSUTAYA online-半額クーポン、レンタル情報 etc.

13.DoCoMo
昔:NTT-DoCoMo PAGE

昔:NTT DoCoMo Net

昔:DoCoMo Net

今:NTTドコモ ホーム

14.クックパッド
昔:cookpad.com – 無料!簡単!料理レシピを載せるならクックパッド!

昔:COOKPAD みんなのレシピが8万品! 毎日の料理を楽しみに

昔:[クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが10万品!

今:レシピ検索No.1/料理レシピ載せるなら クックパッド

15.じゃらん
昔:国内の宿/ホテル予約−イサイズじゃらん

今:宿・ホテル予約 – じゃらんnet

16.アットコスメ
昔:@cosme.net

昔:化粧品のことなら!みんなのクチコミサイト アットコスメ

昔:化粧品のことなら! みんなのクチコミサイト@cosme(アットコスメ)におまかせ!

今:日本最大のコスメ・美容の総合サイト@cosme(アットコスメ)にようこそ!

17.ウィメンズパーク
昔:ようこそベネッセウィメンズパークへ

昔:女性・妊娠出産育児・料理のクチコミ ベネッセウィメンズパ〜ク

昔:妊娠・出産・育児・女性・料理・住宅・お金・地域の口コミ|ベネッセウィメンズパーク

今:妊娠・出産・育児の悩みや料理の口コミ満載−ウィメンズパーク

18.シマンテックストア
昔:シマンテックストア

昔:ウイルス対策 | セキュリティソフトのノートン〜シマンテックストア

昔:スパイウェア・ウイルス対策 | セキュリティソフト : シマンテックストア

今:ウイルス対策のノートンセキュリティソフト | シマンテックストア

19.Vector
昔:Vector

昔:Vector:ソフトウェア・ライブラリ&PCショップ

今:Vector: ソフトライブラリ&PCショップ – 国内最大級の フリーソフト ダウンロードサイト

20.さだまさし
昔:MASASHI SADA HOME PAGE

昔:さだまさし

昔:Masashi Sada

昔:さだまさしオフィシャルサイト

昔:URL変更のお知らせ

昔:さだまさしオフィシャルサイト♪

今:さだまさしオフィシャルサイト
 

2013年1月24日 木曜日

Googleアナリティクスのデータを利用して内部リンクの改善を行う

Googleアナリティクスは無料で使用できる高機能なアクセス解析として、多くのウェブマスターに利用されております。但し、取得できるデータが多く、多機能である為、アクセス解析を見てどういう改善方法を行ってよいかわからないということもあるかと思います。アナリティクスのデータを見て、簡単に内部リンクの調整を行う方法をご説明したいと思います。
 
「標準レポート」の「コンテンツ」に「ページ解析」というものがあります。これは、サイトのレイアウトやテキストを見ながら、ユーザーの行動を視覚的に見ることができる機能となります。データはある程度溜まってから改善していくことをオススメ致します。
 
各内部リンクにパーセンテージが表示されているかと思います。これは、サイトに訪れたユーザーのクリック率となります。どのリンクがユーザーにクリックされやすいのかがわかりますので、データを見ながらサイトの改善を行うことができます。
 
1.SEOのはじめ方 7.8%
2.デザインの仕方 5.2%
3.コンテンツの作り方 9.8%
 
サイドメニューがこのようなデータであったとします。「コンテンツの作り方」のページがユーザーに人気のあるページであることがわかりますので、一番上部に配置しておくことが良いということになります。単純にテキストがわかりずらいものになっていたり、飛び先のページと一致しない場合はテキストを変更するだけでも数値は異なりますのでご注意ください。
 
こういったサイト内の修正をすることで、少しづつではありますがユーザーの滞在時間を高めることができ、最終的なコンバージョンにも結び付きやすくなります。
 
キャッチコピーや画像を変更するだけでデータの偏りは発生します。ユーザーはあまりみないだろうと思っていたページが実は多く見られていたということはが結構ありますので。一度視覚的にどういったコンテンツがサイト内でクリックされているのかを調べてみましょう。

2013年1月24日 木曜日

ロングテールSEOに効果的なカテゴリ分けで強みと弱みを把握する

とりあえずテキストを増やせば増やすほど細かくアクセスが集めることができますが、最初の段階で目標をしっかりとイメージことで頭打ちもなくなり、施策内容も明確となります。同じような記事を増やしても、ロングテールSEOは成功しずらい可能性があります。最初の段階である程度の設計が非常に重要となります。
 
ブログの場合、記事を更新する度にページが増えていきますので、なかなか最初の段階で決め打ちすることは難しいですが、できれば記事数が増えればそれに伴ってカテゴリも細分化していく方がユーザーにとっても親切ですね。1000記事とかある方は大変ですが…。
 
例①
WEB(75)
このようなカテゴリをクリックする人はあまりいません。
 
例②
デザイン(16)
プログラム(8)
SEO(23)
リスティング(8)
アクセス解析(3)

このようなカテゴリであれば、興味のあるジャンルはクリックします。

さらにサイトの強み、弱みも併せて知ることができます。SEOはサイトのテーマに近いなるべくボリュームの多いキーワードで上位化することが重要です。例②の場合で、アクセス解析からの流入数が少なかったとします。掲載した記事は下記の3つです。
 
・アクセス解析を比較してみました。
・携帯で使えるアクセス解析
・アクセス解析講座
 
この記事の中に含まれていないキーワードで記事を書くことにします。キーワードツールでアクセス解析の関連キーワードを調べてみると、「無料」というキーワードがからむキーワードが多く、ボリュームもそこそこでした。ということは、次に書くべき記事は、
 
・無料で使えるアクセス解析を集めました。
 
こういった記事を書くことで、無料を求めているユーザーを集めることができます。カテゴリを細分化することで、ユーザーのニーズを掘り起こすことができます。
 
記事数が多くなればなるほど、同じような記事ができてしまう可能性があります。そういったページはできるだけ1つのページにまとめておく方がユーザーにとって有益です。…といいながらこのブログ自体がなっていないので、今から時間をかけてカテゴリ分けに励みます。
※ブログ以外のサイトでも同じです。
 

2013年1月24日 木曜日

タイトルタグだけで上位化させる最高峰のSEO対策”9″つの戦術

※この記事はBloggerで公開しておりましたが、当ブログと統合しました。

■タイトルタグだけで上位化?

そんなことができるの?と思った方、できないだろうという考えは一旦捨てましょう。重要なことは、それぐらい真剣にタイトルタグは考えないといけないということです。

タイトルタグは内部のSEO対策で最も重要な位置を占めます。みなさんはそのタイトルタグを考えるのにどれくらいの時間をかけましたか?

10分?1時間?3日?

それぞれ時間をかける度合いは異なると思いますが、タイトルタグはSEO対策以外にも上位化した際のクリック率にも大きな影響を与えます。もちろんコンバージョンにも大きな影響を与えます。

そんなタイトルタグを軽々しく決めることはもったいないです。どうせなら、魅せるタイトルタグ、一味違うタイトルタグを付けて競合との差をつけるものを用意しましょう。クリック率を1%から2%に引き上げるだけで、そのキーワードからの売上を2倍にすることができるかもしれません。そしてその効果はずっと継続します。

「タイトルタグにはキーワードを含めましょう」

SEOに携わったことのある方なら、一度はこの言葉を聞いたことがあると思います。タイトルタグは最も手軽で効果的な内部対策です。ただし、手軽ではあるものの、簡単ではありません。ただキーワードを含めるだけのタイトルタグはもう当たり前の時代になりました。

■全体像

では早速、タイトルタグ対策を行う上で目的を理解します。検索エンジンから見た、SEOタイトルタグは何のためにあるのか、それは、検索エンジンを利用するユーザーが得たい情報を見つける上で、対象ページの情報をわかりやすく説明する為のものです。また、検索エンジンがそのページの内容を理解する為のものです。

必要なことは以下となります。

・検索クエリに関連したタイトル(クリック率に影響)
・ページ内容に関連したタイトル(コンバージョン率に影響)

これらの特徴は実はリスティング広告にとっても非常に重要な要素で、クリック率が低い広告やページ内容に関連しない広告は、掲載順位が低くなってしまうのです。

これがなぜSEOに関係しているかというと、検索エンジンはユーザーが検索した検索キーワードに対して、適切な検索結果を表示させることが目的だからです。

クリック率が低いタイトルより、クリック率が高いページを。ページ内容と一致しないページよりも一致するページにしておくことに間違いはないということです。この2点を意識した上で以下のような点を意識してタイトルタグを決めてみて下さい。

■戦術①.全角30文字以内で記述する
全角何文字というのは、この記事を書いている時点の内容で、また、検索エンジンの状況によっては変化する場合もあります。現在は30文字以内で記述するようにしてみてください。検索結果に表示されるタイトルタグには文字制限があります。制限を超えてしまったタイトルタグは、途中で切れてしまいます。せっかく素晴らしいタイトルタグを決めても、ユーザーに見えない状態になっていては意味がありません。

■戦術②.メリットを与えるキーワードを含める
タイトルタグにはユーザーにメリットを与えるように言葉を含めるようにしてください。ユーザーは自分にメリットのある単語を見つけようとしています。

ショピングサイトであれば「激安、送料無料、クレジット払い可」など
情報サイトは、「簡単、図解、用語」など

例をあげてみましたが、ユーザーがメリットだと考える語句は検索キーワードによっても大きく異なります。キーワードを入力したユーザーが何を求めているかを考えてメリットを記述するようにしましょう。

■戦術③.タイトルタグは限界まで長く
ただ長ければ良いという訳ではなく、長ければ前項のメリットを多く含めるようにできるということです。激安という価格に関するキーワードが刺さるユーザーもいれば、クレジット払い可など支払いに関するキーワードに刺さるユーザーもいます。ポイントはユーザーのニーズを考え、それぞれ異なる内容のキーワードを含めた方が良いということです。激安と格安を含めても、両方料金に関するキーワードなので、あまり意味がないかもしれません。

■戦術④.検索キーワードを含める
ユーザーが検索したキーワードを含めると、キーワード部分が太字で表示されます。もちろん通常の表示よりも目立つものとなりますので、クリックされやすくなります。さらにタイトルタグの最前にキーワードを含める方がSEO的に良いとよく言われますが、その部分だけを考えてキーワードを配置するのではなく、やはりタイトルの前の方がユーザーはまず注目しますので、クリック率にも大きな影響を与えるものだと考えるようにして下さい。

■戦術⑤.ブランド名を含める
社名や屋号を使うことによって、大手であれば信用を与えることが出来ますし、名前が通っていなかったとしても、今後その業界で有名になり、信用を得ることができるかもしれません。そうなれば、自然と指名検索での検索回数も多くなります。ただし、リピートしない商品やサービスの場合、効果は少ない可能性があります。

■戦術⑥.記号を使う
【】《》| – “・&/
タイトルタグに良く使われる記号はこんな所でしょうか。

ブランド名とメッセージをしっかりと分けたい場合や、特に訴求したいポイントに使用する場合など、タイトルタグ全体が締まるので非常に効果的です。但し、多用してしまうと、ごちゃごちゃして結局どれを一番目立たせたいのかわからなくなりますので、強弱をつける目的で使用してみて下さい。

■戦術⑦.コンバージョン率を意識する
タイトルタグに記号を使い、検索キーワードも含めて、ユーザーにメリットのあるタイトルタグを用意した。但し、注意しなければいけない点は、まだその時点では、最終的な目的がクリックをさせることになっているということです。一番重要な目的はクリックしてページに訪れたユーザーに対して、商品やサービスを提供することです。激安と入れてみたものの、高級品ばかりでは、ユーザーの目的と不一致します。飛び先のページとそのタイトルタグを見た時に違和感がないか確認してみましょう。

■戦術⑧.ユーザーの問題を解決する
ユーザーが検索するキーワードは、何かの目的があって検索されます。無料の情報を得たい人、商品を購入したい人、様々あると思いますが、まず貴方が上位化したいキーワードはどういったユーザー構成になっているかをイメージしましょう。例えば「SEO」というキーワードで検索をしたユーザーが求めるものは、

①無料のSEO情報がほしい
②成果報酬型SEOサービスを依頼したい
③固定型SEOサービスを依頼したい
④SEOコンサルタントを探している
⑤自分のホームページがどういう状態か調べたい
⑥seoのセミナー受講したい
⑦seoの代理店になって販売したい

Googleキーワードツールなどを使用して、関連するキーワードを眺めてみると、こういった目的の人がいるのだとイメージすることができます。この場合、SEOのセミナーを専門としている会社であれば、無料のSEO情報を提供したり、SEOツールを提供することで、ユーザーの問題を解決できる確率が高まります。SEOは関連性が重要なので、関連性のあるキーワードをタイトルタグに含める方がSEOに効果的と考えるよりも、そういったキーワードをタイトルタグに含めることで、クリック率やコンバージョン率を高めることができるのだと考えるようにしましょう。

■戦術⑨.データを集めて改善
自分で一生懸命考え、魅力あるタイトルタグができた!と思っても、そこで終わりではありません。

まだまだ上を目指すことを考えてみて下さい。最終的な判断を下すのはユーザーです。上級者になればなるほど、自信過剰となり、これがベストなんだと考えてしまうと思いますが、いくらでも改善の余地はあります。

時間・曜日・地域、またはブームや社会情勢によって、別の自社サイトと似通ったタイトルタグを含めたサイトが上位化してくることによって、様々な要因によってクリック率は変動します。データをしっかりと取り、根拠のある改善を行っていくようにしましょう。

2013年1月22日 火曜日

CTR(クリック率)改善施策、限られた文字数で多くのメリットを記述するコツ

SEOのタイトルタグ、ディスクリプションは限られた文字数しか表示させることができません。クリック率を上げる為には、その限られた文字数の中で最大限多くのメリットを記述する必要があります。
 
文字を省略する場合の参考例を考えてみました。下記以外にも短縮の例はたくさんあると思います。また、あまり過剰に使用しすぎると漢字ばかりになってしまったり、文章が読みずらくなってしまう可能性がありますので、全体のバランスを見ながら適切なタイトルタグとディスクリプションタグを設定するようにしましょう。
 
①助詞、助動詞を省略する
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②できる、使えるを「可」で表現する
その日に発送致します。

即日発送可
 
③高い、良いものを「高」「良」で表す
品質に自信があります。

高品質
 
④単語を接続する
簡単に検索でき、比較できます。

簡単検索&比較
 
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⑥記号を使って単語に変更
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