2013年1月24日 木曜日

ソーシャルメディアを活用した”ソーシャルSEO”の可能性

※この記事はBloggerで公開しておりましたが、当ブログと統合しました。

成果報酬型SEOというサービスは、安価で費用対効果が高く、即効性もあり、人気を集めているサービスではありますが、ここ最近ではパンダアップデートやペンギンアップデートのようなスパム検出アルゴリズムによって上位化に苦戦している例が多くあります。

まだまだGoogleのアルゴリズムをかいくぐり、ビッグキーワードで上位化させることは可能ではありますが、利益を出しずらい状況になっていく可能性は高いと感じています。

ソーシャルメディアマーケティングは、瞬間的に話題を集め、多くのユーザーに認知させることができますが、一時的なものになっている例もあります。SEOと融合することで、大きなトラフィックとその後検索からの継続したトラフィックを獲得できる可能性があります。

1.ソーシャルSEOが必要な理由
成果報酬型SEOには先ほどあげたようなメリットはありますが、大きなデメリットとして、価格競争が起きている現状があげられると思います。上位化は難しい、原価は高くなっていく状況で、検索キーワードボリューム以上に業界が大きく成長することはありません。別の大きな流入先の発掘と、質の高い付加価値サービスを提供する必要があります。

ただし、ソーシャルSEOにも次のようなデメリットがあります。
・SEOの専門家であり、ソーシャル&コンテンツの専門家が必要
・業種業態によって作る内容が異なり、ルーティン作業が難しい。
・ユーザーが自発的に動く為、効果予測が難しい。
・人員の大きな配置転換が必要となる。SEO技術者から企画・デザイナーへ。

既存のサービスに捉われず、新しい可能性を目指して、成果型SEOサービスを提供する業者がソーシャルSEOへ移行する為の方法を考えてみたいと思います。

2.リンクを貼る動機を考える
【非営利】ソーシャルSEO
・対象のページを誰かに教えてあげたい。
おもしろいもの、楽しいもの、怒りを覚えるもの、悲しいものなど自分の気持ちが動き、共有して誰かに伝えたい。

【営利】成果報酬型SEOやインハウスSEO
・対象のページに貼るメリットがある
相互リンクや広告、または自作自演リンクやリンクネットワークなど。

ソーシャルメディアを活用したSEOには非営利ユーザーの心を動かす必要があります。

3.どういったコンテンツが動機付けになるのか
・漫画を使った親しみやすいコンテンツ
・オリジナル動画で動きのある商品・サービス紹介
・おもしろツールで話題を集める
・便利ツールでユーザーに役立つシステム
・プロのノウハウで情報提供をする
・業界の最新ニュースを配信する
・炎上マーケティングは危険ですが使い方次第?

4.業務の流れ
・目的目標…クライアントと共通したKPIを持つ
・市場調査…同業種での実例や効果を調べる
・企画立案…企画ネタ、導線やプロモーション方法、ターゲットのデバイスなど
・SEO戦略…どういったキーワードを狙うのか、下層ページのロングテールワードまで
・HP制作…ランディングページを作成
・効果測定…アクセス解析でどういった効果をもらしたのか
・HP改善…自然検索からCVに結びつきやすいページ&ワードの最適化

5.どういった料金体系が考えられるのか
・つぶやき、いいね、ブックマーク回数で課金※やらせやスパムなどが不透明
・アクセス保証※効果測定ツールや期間などの調整が必要かも
・順位成果報酬型※成果報酬型に比べて金額的にかなり高額になる可能性がある
・企画単位※成果がなくても広告費を支払わなくてはいけない

既存の成果報酬型SEO業者は何百、何千といったクライアントを抱えているケースが多くあります。そこまでの数をさばける理由としましては、成果報酬型というわかりやすい料金体系になっており、細かいコミュニケーションを必要とせずともビジネスとして成り立っているからです。

業者とクライアントが完全に納得いくようなサービス&料金体系は成果報酬型と比べると劣る為、クライアント数を減らし、一部の広告費を捻出できるユーザーにしか満足させられないというのも残念です。自分にとっては今後の課題となりそうですが、ソーシャルSEOには未来があると感じています。

2011年12月19日 月曜日

SEOでの「いいね!」について考えてみる。

SEOを行って、サイトを上位表示させる上で、どんなコンテンツがユーザーが好んでくれたり、評価してくれるのかって難しいところだと思います。

 

実際、私も日々このSEOブログで記事を投稿しているんですが、本当に評価してくれたり、ユーザーが好んでくれているのかっていうの判断するのは難しいです。

 

そこで、指標になるのが「いいね!」ボタンとかGoogle+1などではないかと考えています。

 

ただ、フェイスブックの「いいね!」ボタンの数は、Googleの検索順位決定に影響しないとGoogleのMatt Cutts氏が言っています。

 

しかし、「いいね!」ボタンっていうのは、設置してあるウェブページで観覧したユーザーが良いと考えて、「いいね!」を押す可能性があるわけで、Googleはフェイスブックのデータにアクセスできないけれども、Googleはそういったユーザーが「いいね!」と押したページをGoogleの検索結果で「表示させたい」と考えているのではないかと私は思っています。

 

なぜかというと、Googleの検索結果の中でユーザーが良いもの(コンテンツ)探している可能性が高く、ある程度のユーザーに「いいね!」と押されているページが存在していると、やっぱりそこに探している
答えだったりが書かれている可能性があるからです。

 

そして、ある程度のユーザーに「いいね!」と押されているものっていうのは、ユーザーにどういったものが気にいられているのかの参考にはなるのではないかと考えています。

 

なので、「いいね!」と押されている多くの記事を読み、他ユーザーがどのようにしてユーザーにテーマをしているものを伝えているのかを理解することは、検索エンジンで自分の制作したページを最適化させるためのヒントに十分なりえるではないかと思っています。

 

だけれども、これはスパムしようと思えば、簡単にできてしまう恐れもあるので、表示させたいけれどもさせにくいというのが、Googleにあったりするんでしょうかね。もし仮に、Googleの検索順位決定に影響するとしてしまうと、うまいこと調整しないといけないところではあります。

 

そう考えると、Google検索内で「本当に良いコンテンツ」だったりを探す場合、1つの指標になってくるのが、Google+1となる可能性が高いと考えていますが、これも悪用されやすいものではあるのかなと感じています。

 

だから、今のところは、Googleが「良いコンテンツ」というものを探す場合に、内部のコンテンツの充実していることはもちろんのこと、オーソリティのあるサイトから張れることだったり、良いコンテンツからリンクされることなどを指標にして探しているんだろうなと思っています。

 

来年は、Googleが検索内で良いコンテンツを探すために、いろいろと対策だったり、指標を多く設けてきそうな予感がどこかでしています。

 

2011年9月23日 金曜日

SEOは、口コミも効果的に使うこと?

「どうすればSEOをもっと効果的に行っていけるのか?」を考えているんですが、「口コミ」ってものもSEOでの効果を上げるためには必要なことかなと思ったりしています。これは、SEOを行う対策ページを口コミをすることで、いろんなところでリンクを張られる可能性というのが高くなっていくからなんです。では、そんな口コミを広めるためにはどうしたらいいんでしょうか、今回はそこら辺に着目していきたいと思います。

 

1.口コミを広めるなら話題で誘う。

よく弊社のお客さんのサイトでも、「○○で話題とか口コミの○○」っていう文章を使ったり、気になるキャッチコピーなどを使用していることがあるんですが、やっぱりこうゆうのって、個人によって違いはあると思うんですけど、気になってしまうものだと思います。そして、そんな話題のものとかを見たら、他に人に知らせたくなる(教えてくなる)んですよね。人気の漫画でも多いんですが、「累計○○万部突破!」とかって具体的な数字を見せられると、「お~!」みたいな感じになってしまう人が多かったりします。だからと言って、本当に話題のものでないといけないし、嘘を書いちゃいけません。(いろんな所から怒られます!)

 

2.ソーシャルメディアをうまく使う。

口コミを広めるには、誰かに話題のものをアピールしたり、プロモーションを展開していかなければなりません。それが積み重なって、口コミは広がりやすくなっていくものだと考えています。まあ、一昔前だったら、新聞や折り込みチラシなどで広めたりしていたと思うんですけど、これらっていうのは、素早くプロモーションを行いたい場合に何かを不便だったりすると感じています。では、素早くしかも手軽にプロモーションを行いたい場合はどうすればよいのかというと、ソーシャルメディアをうまく使っていくことが重要です。TwitterやFacebook、Google+などは、何か宣伝したいものやサービスがある場合にすぐにお知らせしたり、プロモーションをかけることができるんですよね。しかも無料で利用できる部分があったりするのがソーシャルメディアの強いところではないかなと感じています。

 

3.物やサービスの良さにも影響してくる。

「火の無い所に煙は立たぬ」ということわざがあるように、この場合は「噂」ですが、口コミっていうのもの、広まるからには何らかの根拠があって広まっていくものだと思っています。物やサービスの良さや魅力がなければ、口コミっていうのは広まっていきにくいんですよね。だから、口コミを広める対象の物やサービスを改善や改良をさせることが必要になってくると考えています。結果的にそれがSEOを行っていく対策ページにおいての順位にも影響してくるものだと感じています。

 

ここでの、ポイントを押さえながらSEOを行っていくと、より効果のあるものになっていくと思うので、ガンガン実践していきましょう。