SEOの悩みはベストではなくベターを選択することで解決する。

お客様には常日頃からよくSEOの質問を頂きます。ドメインは古い方がいいですか、新しい方がいいですか。というような質問です。お客様がイエスかノーかを期待して質問をされるのですが、そう簡単なものではなく、曖昧な回答になってしまうことがしばしばあります。

理由として、わからないということではなく、目的によって、またサイトの内容によって選択肢が変わってしまうからです。例えば先ほどのドメインの例で説明しますと、一般的な回答をするのであれば、”どちらでも構わない”です。ただ、使用方法によっては古いドメインの方が良い場合もあります。

ブラックハットでバリバリ外部リンクを貼って対策していきたいという場合であれば、反応が良いのはやはり古いドメインの方です。ただリスクが前提となります。

やらないよりやった方がいい、やるよりやらない方がいいという決断場面がいくつかあり、各選択肢を通過した上で次の決断に進むことになります。見込みの売上と継続性を考えながら、投資するコストを算出し、戦略を決定していくことになります。

SEOはベストを追究すると、行き詰ってしまうことが多々あります。もちろん中にはベストを選択できるケースもありますが、ベターを選ばないといけないというケースの方が多いのではないでしょうか。

検索エンジンを意識しながら作業を実行すると、どうしてもそういった思考になりがちです。一度ユーザー目線、検索エンジン目線になってみて、どちらの決断が喜ばれるのかを考えて実行してみることをお勧め致します。


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