Googleアナリティクスのデータを利用して内部リンクの改善を行う

Googleアナリティクスは無料で使用できる高機能なアクセス解析として、多くのウェブマスターに利用されております。但し、取得できるデータが多く、多機能である為、アクセス解析を見てどういう改善方法を行ってよいかわからないということもあるかと思います。アナリティクスのデータを見て、簡単に内部リンクの調整を行う方法をご説明したいと思います。
 
「標準レポート」の「コンテンツ」に「ページ解析」というものがあります。これは、サイトのレイアウトやテキストを見ながら、ユーザーの行動を視覚的に見ることができる機能となります。データはある程度溜まってから改善していくことをオススメ致します。
 
各内部リンクにパーセンテージが表示されているかと思います。これは、サイトに訪れたユーザーのクリック率となります。どのリンクがユーザーにクリックされやすいのかがわかりますので、データを見ながらサイトの改善を行うことができます。
 
1.SEOのはじめ方 7.8%
2.デザインの仕方 5.2%
3.コンテンツの作り方 9.8%
 
サイドメニューがこのようなデータであったとします。「コンテンツの作り方」のページがユーザーに人気のあるページであることがわかりますので、一番上部に配置しておくことが良いということになります。単純にテキストがわかりずらいものになっていたり、飛び先のページと一致しない場合はテキストを変更するだけでも数値は異なりますのでご注意ください。
 
こういったサイト内の修正をすることで、少しづつではありますがユーザーの滞在時間を高めることができ、最終的なコンバージョンにも結び付きやすくなります。
 
キャッチコピーや画像を変更するだけでデータの偏りは発生します。ユーザーはあまりみないだろうと思っていたページが実は多く見られていたということはが結構ありますので。一度視覚的にどういったコンテンツがサイト内でクリックされているのかを調べてみましょう。


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